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子どもがお風呂をイヤがる! そんな時に試したい3つのこと

子どもがお風呂をイヤがる! そんな時に試したい3つのこと

皆さんこんにちは。子育てアドバイザーの河西ケイトです。先日、オンラインで子育て相談を受けている時に、あるお母さんから「子どもが怖がって湯船に入らない! どうしたらいいですか?」と相談を受けました。この悩みは、過去にもたくさんのお母さんたちから受けていますので、今回は「お風呂」についてお話しさせていただきます。

お風呂=必ず好きだとは限らない

私達が生活の中で必ず欠かすことができないものは、「食事」「睡眠」そして「お風呂」ですね。汗ばむ陽気も増え、大人以上に汗をかく子どもたちがお風呂に入らないで就寝してしまう……なんて考えられないですよね。

大人は、お風呂に入れば体がさっぱりすることがわかっていますが、子どもはお風呂に入るよりも「睡眠」の欲のほうが勝ってしまい、入りたがらない子が多くいます。また、大人でお風呂好きな方は多いですが、子どもでお風呂が好きな子って少ないですよね。それは、子どもの代謝が高いことが影響しているそうです。

そんな時は、思い切って湯船に浸かることは諦めて、シャワーだけで済ませてもいいのではないでしょうか? 大人は、湯船に浸からないとお風呂に入った気がしないかもしれませんが、子どもの気持ちを優先させてあげることが、お風呂をより嫌いにならないために大事なことだと思います。

色付きのお風呂にしていませんか?

さて、お風呂は好きだけど湯船に浸かるのが苦手と言う子が多くいます。お母さんたちに丁寧にヒアリングをしていくと、判明したのが「入浴剤」です。

大人からしたら、入浴剤=体に良いものとわかっているので入れると思います。しかし、皆さん想像してみてください。目の前に大きな水槽があります。水槽の中の水には色がついていて深さがわかりません。みなさんならどうしますか? 不安に感じる方も多くいるのではないでしょうか? 子どもは経験値の低さから、大人が不安に思う感情の何倍も不安に感じています。

「どうしても入浴剤を入れたい!」そんなときは、順番を考えましょう。子どもが湯船に入る前に入れてしまうのではなく、子どもが湯船に入ったら少しづつ、入浴剤を足していくのです。不安な気持ちを安心に変え、少しずつ色が変わる工程を見せて、より安心な気持ちで湯船につかれるようにしていくことが大切です。

トラウマを克服するために……

子どもは一度、トラウマに感じてしまうとそれを克服するのに時間がとてもかかります。保育園でも、水嫌いの子がプールに慣れるのに3年かかった……なんてことも。

大切なのは、子どもが何にトラウマになっているのかを探ることです。顔に水がかかるのが嫌なのであれば、かからない工夫をする。目にシャンプーが入って嫌いになったのであれば、シャンプーハットを使用したり、ゴーグルを付けてあげたりなど、大人が選択肢を増やして子どもに選ばせることで、少しずつですが子どもはトラウマを克服していきます。そして、年齢とともに経験値が上がれば自然と自分で解決ができるようになるのです。

また、第二章の方でもお伝えしましたが、無理やり湯船に浸からせなくても良いですし、私が子どもたちに実践しているのは、水が貯まる様子を一緒に観察をすることもあります。例えば、子どもと一緒に空の湯船に入り、水をひねってお湯がたまる様子を一緒に観察します。子どもが怖がる水位でストップし、子どもの思いを受け止めて、お風呂は安全な場所ということをインプットさせるのです。これを繰り返していけば、子どもは少しずつ「状況の理解」をしていきます。そしてこれこそが経験値を上げることにも繋がるのです。

今回は、お風呂についてお話させていただきました。私も小さいときはお風呂が大嫌いでしたが、湯船で母と飲むコーヒー牛乳が大好きでした(行儀が悪いかもしれませんが……)。こうした楽しみがあったから、嫌でも入っていたような気もします。水に対してトラウマを持ってしまうと、お風呂だけでなく、プールなどにも影響が出ていきます。ぜひ、お子さんが楽しんで入れるお風呂ライフを過ごせるようにしてくださいね。

河西 景翔

河西 景翔子育てアドバイザー

小学生の頃から保育士を目指し、中学から保育園でのボランティア活動を通して、日本音楽学校に入学し、保育士・幼稚園の資格を取得。平成14~26年まで、保育士・幼稚園教諭として現場で働く。現在は、セミナーを開催したり、ウェブマガジン・ブログを通し、子育てに悩むママに向けて、子育てに関する情報を発信。「子育て中のママと、共に悩みながら最良の道を切り開く」を念頭において、日々奮闘中。

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