パンツタイプのおむつはいつから? トイレトレーニングやおむつ卒業のタイミングも解説
赤ちゃんの排泄に欠かせない「おむつ」。最初はテープタイプを使用する人が多いかと思いますが、どのタイミングでパンツタイプに移行したらいいかわからない人も多いのではないでしょうか? この記事では、テープからパンツタイプへの移行時期や、トイレトレーニング、そしておむつ卒業のタイミングについて解説します。
そろそろパンツタイプのおむつを履かせたい!
生まれてすぐの赤ちゃんは、テープで留めるタイプのおむつを使うのが一般的。しかし、赤ちゃんが成長するなかで、どんどんと着脱しにくくなったり、赤ちゃんがテープを取ってしまったりということが起こります。「そろそろパンツタイプに切り替えてもいいかも……」とは思いつつ、一体どのタイミングで切り替えるのが正解なのでしょうか?
テープからパンツに切り替えるタイミングって?
テープタイプからパンツタイプへの切り替え時期は、これといって定められていません。市販の紙おむつのパッケージを見るとお分かりいただけますが、おむつごとに「新生児用」とされていたり、S、M、Lなどのサイズ、適応体重などが書かれたりしています。ぴったりではないかもしれませんが、そちらを参考に選んでいる人が多いのではないでしょうか? 以下の3つのことが起きたときが、おむつを切り替える時期かもしれません。
1 赤ちゃんがよく動く
「おむつを替えようと赤ちゃんを寝転がらせると、足をよく動かすので履かせづらい」そんなことはありませんか? 赤ちゃんは成長とともに寝返りやはいはい、歩こうとして動きが多くなります。こうなるとじっと寝転んでいてくれることはないので、パンツタイプに切り替えるとラクです。
2 テープのズレや、赤ちゃんがテープを外すことがある
赤ちゃんが動くと、せっかくしっかりと留めたテープがズレてしまうことも。また、赤ちゃん自身がテープを触って取ってしまうこともあります。パンツタイプにすれば、テープが外れたり、赤ちゃんが外したりする心配がありません。
3 おなかの締め付けが気になる
おなか周りの締め付けが気になってきたら、パンツタイプに切り替えるとラクです。体型にあったサイズや形のおむつを使えば、赤ちゃんも快適に動き回ることができます。また、おしっこやうんちのモレを防ぐことにもつながりますよ。
おむつはいつ外れるの?
テープからパンツタイプのおむつに切り替わったら、今度は徐々にトイレトレーニングをしながら、おむつを外す準備をしましょう。
ある研究では、日中おむつが外れたときの平均月齢は21ヶ月、夜間の場合は25ヶ月頃とされています。ただし、2世代ほど前に比べると、おむつ外れの時期はだんだん遅くなっているとしている研究もあるそうです。親の気持ちとしては、「同じ月齢なのに……」と焦ってしまうかもしれませんが、赤ちゃんや時代によって、おむつが外れるタイミングは変わると考えていいかもしれません。
トイレトレーニングはいつから?
トイレトレーニングを月齢で区切って始める人がいます。それも間違いではありませんが、子供によって個人差が大きいので、それぞれのタイミングで始めるのがいいでしょう。トイレトレーニングは、
・おしっことおしっこまでの間隔が1時間半〜2時間以上開くこと
・自分の気持ちを伝えられること
・トイレまで歩ける、おまるや便座に座っていられる
などができるようになった頃に始めるとスムーズだと言われています。
また、おむつなしで過ごす時間を多くする育児法「おむつなし育児」を取り入れていた子供は、おむつをしながら育った子供に比べるとおむつを外す時期が早く、トイレトレーニングなしでトイレで排泄できるようになったという研究報告もあります。
参考:
・教えて!トイレトレーニング|NHK
・トイレトレーニングはいつから?時期・やり方・進め方などコツを教えます|こどもちゃれんじ|Benesse
おむつの疑問は先輩ママの体験談を参考にしよう!
おむつやトイレトレーニングについては、いろいろな研究や体験談がありますが、実際は赤ちゃんによるところが大きいのではないでしょうか? Hanakoママでは、おむつに関するママたちの体験談を紹介しています。赤ちゃんのおむつに関する悩みがあるママやパパは、ぜひ参考にしてみてください。