遊びは4歳児に良い影響を与える?この時期におすすめな遊びをご紹介
知能と言語が発達し、日常的な会話はほとんどできるようになる4歳児。また、いろいろな事に興味を持ち始めるので行動範囲も広がる時期です。
そんな幼児期の発達には、心身ともに成長させてくれる「遊び」が欠かせません。そこで今回は、4歳児におすすめの遊びを紹介します。
4歳児における発達の特徴
4歳児になると知能と言語が発達しますが、まだまだ思い通りにいかないことも多いです。物事が思い通りに進まず悩む子もいますが、その悩みを乗り越えて自信をつける大事な時期なのです。
遊びが与える4歳児への影響
4歳児にとって遊びは自発性を向上したり独創性を育んだりするなど、心身ともに大きく成長できる大事な時間です。では、遊びはどのような良い影響を与えてくれるのか見ていきましょう。
独創性や柔軟性を育める
遊びは、子どもの独創性や柔軟性を育てることに良い影響を与えます。子どもは、大人が考えつかないような大胆な発想を思いつくことがありますよね。
これは、子どもの脳が柔軟だからです。厳しい制限は与えず自由に遊ばせることで、子どもの独創性や柔軟性をより一層高められます。
脳や体に影響を与える
遊びは脳や体など心身の発達にも大きな影響を与えます。外で思いっきり走るなど体を動かす遊びの場合は、体力の向上だけでなく瞬発力や判断力を育てることも可能です。
また、友達と一緒に遊べばコミュニケーション能力も高められます。生きていく上で重要な土台が作られるのです。
自発性を向上できる
たくさん遊ぶことで子どもの自主性を育てられるのも大きなポイントでしょう。なぜなら、幼児期の遊びは子ども本人の「やってみたい」「遊んでみたい」という自発的な気持ちがきっかけになるからです。
自発性が育まれば、主体性も身につくため幼児の自立も促せるでしょう。
4歳児の発達に役立つ3つの遊び
4歳児の発達に役立つ遊びには、ごっこ遊びや運動遊び、外遊びがあります。幼児期におけるこれらの遊びは、心身の発達にどのような影響を与えるのか見ていきましょう。
1.何かになりきる「ごっこ遊び」
ごっこ遊びとは、医者や花屋など空想する登場人物になりきって遊ぶことです。特別なルールがなく、自分たちで自由に物語を考えられるのがごっこ遊びの魅力。
とてもシンプルな遊びですが、物語を自分たちで考えて役になりきることで幼児の創造性や柔軟性が身につけられます。
2.集団行動が身につく「運動遊び」
体を動かすことが好きなら、鬼ごっこやボール蹴りなど運動遊びがおすすめ。体を動かすことで身体能力を鍛えられることはもちろん、ルールを守ることや集団行動を身につけられます。
社会性を育むうえでの重要な土台になるので、ひとり遊びだけでなく友達とも遊ぶようにすることが大切です。
3.脳を発達させる「外遊び」
脳を発達させたいなら、自然に思い切り触れられる外遊びを取り入れることがおすすめ。外に出て自然に触れれば視覚や触覚などの五感を刺激して脳を発達させることができます。
好奇心や想像力の向上にも役立つため、家の中だけでなく外で遊ぶ時間を定期的に作りましょう。
4歳児が楽しく遊べる環境を整えよう!
4歳児の心身を育てるには遊びが欠かせません。脳や体を発達させたり独創性や柔軟性を高めたりなど、さまざまな良い影響を与えてくれます。
子どもが「これで遊びたい!」と自発的な気持ちになってくれるように、楽しく遊べる環境をパパとママで整えてあげましょう!