神経質になりすぎ注意!新米ママが陥りやすい失敗や先輩ママの体験談を紹介
初めて子育てに臨む方は、誰でも不安を抱えています。心配なことが多すぎて、ついついピリピリしてしまうこともあるでしょう。
子どもの健康を気遣うことは大切ですが、あまり神経質になりすぎてしまうと、かえって子どもにとってもママ自身にとっても良くありません。
今回は、新米ママが神経質になりがちなポイントや先輩ママが後悔した経験などを紹介します。
新米ママは神経質になりがち!
新米ママは妊娠による肉体的疲労や今後の育児への不安で、心身ともに不安定な状態に陥りがちです。特に、子どもが直接口にするものに対しては、かなり神経質になってしまうことが多いでしょう。
新米ママは心身ともにデリケート
出産を終えたばかりの女性は、非常にデリケートです。身体だけでなく、精神的な面でもバランスを崩しやすくなっています。
精神のバランスを崩して「産後うつ」となってしまう女性は、全体の10〜15%ほど。産後うつを引き起こす原因としては、自分自身や子どもの健康への不安が挙げられます。
産後うつを発症しないためには、まず新米ママ自身が「自分は今とてもデリケートな状態にある」という自覚をもつことが必要でしょう。
子どもの口に入るものには、特に神経質に!
新米ママは、子どもの健康状態を心配するばかりに、口に入るものには特に神経質になってしまいます。しかし、「神経質になりすぎないで」と言われても、どのように気をつければ良いのかわかりませんよね。
ここでは、新米ママがどのような点で神経質になってしまうのかを先輩ママの体験談から紹介します。
哺乳瓶を毎回消毒
子どもの健康を気遣うとき、真っ先に心配するのが口に入れるもの。特に、哺乳瓶などは1日何度も使用するので、細心の注意を払いたいと考えるのが自然です。哺乳瓶や離乳食の器などを使う度に徹底的に消毒していた、というケースをよく目にします。
なかには哺乳瓶だけでなく、親戚などに新生児を抱かせるときには手指を消毒してもらっていたというママも。しかし、多くの方が「あそこまでする必要なかった」と、後々語っています。
食べ物を厳しく選びすぎてしまう
かなり慎重に、食べさせるものを選んでいたという方も多いようです。「どんなに忙しくても離乳食はかならず手作りしていた」という方や「1歳半まで調味料は絶対使わなかった」などという意見が見られます。
なかには、幼稚園の年長組になって初めて外食に連れて行ったという方もいらっしゃるようです。しかし、ただでさえ忙しい新米ママ。毎日離乳食を手作りするだけでも大変でしょう。「もっとレトルトなどに頼ればよかった」と後悔している方が多いのも頷けます。
神経質になりすぎて後悔した、先輩ママの話
では、神経質になりすぎてしまったことを、先輩ママたちは現在どのように感じているのでしょうか。先輩ママたちの後悔したポイントを紹介します。
もっとたくさん遊んであげれば良かった
「あれもこれも完璧にしなければ」という気持ちが強すぎて、時間にゆとりがなくなってしまったことを後悔している先輩ママの声も聞かれます。抱っこする、一緒に遊ぶなど、子どもと時間を共有できなかったことを後悔している方が多いのだそう。
子どもの成長は早いものです。幼稚園などに入ったら、ママよりも同年代の友達と遊びたがる子も少なくないでしょう。「一緒に遊んで!」と言ってくれる期間は短いので、少しぐらい家事が疎かになっても、今しかない時間を大切にしたいものです。
細かいところまで怒りすぎた
心にゆとりがなかったり、「しっかりとしつけなくては」という気持ちが強かったりして、細かいことで叱りすぎてしまったというケースも。また「あれもこれもやらなきゃ」という思いから、いつもイライラしてしまっていた方も大勢いるようです。
先輩ママたちは、もっと肩の力を抜いて子育てしたかったと感じているようです。 褒める回数よりも叱ることの方が多かったと後悔しないよう、ある程度は自然の流れに任せてみることも良いかもしれません。
無理矢理食べさせてしまった
先輩ママたちの間では、食事に関する後悔もいくつか挙がっています。特に「好き嫌いをなくそう」と思うばかりに、嫌いなものも子どもに無理矢理食べさせてしまったというケースが多いようです。
しかし、成長とともに自然に食べるようになる子も少なくないそう。 「嫌がっていたのに、無理強いしてしまった」という後悔を抱えないためには、あまり「〜しなければいけない」と考え込まず、気楽に構えることも必要なようです。
肩の力を抜いて!新米ママは神経質になりすぎちゃダメ!
神経質になりがちな新米ママへ向けて、気をつけるべきポイントや先輩ママが抱える後悔を紹介しました。育児書などに書かれていても、絶対にそうしなければいけないわけではありません。
「こうあるべき」と思い込まず、肩の力を抜いて子どもと接することも育児のコツなのかもしれませんよ。