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車内は赤ちゃんにとって危険がいっぱい! 熱中症や車内放置が起きないための対策をしよう

車内は赤ちゃんにとって危険がいっぱい! 熱中症や車内放置が起きないための対策をしよう

家族とのお出かけや買い物にあると便利な車。必ず大人が付き添って乗るので、赤ちゃんや子どもに危険が及ぶことはないように思いますが、実際は車内で命を落とす危険に晒されることも。この記事では、車内で赤ちゃんに降りかかる危険や、そのための対策について解説します。

車内で赤ちゃんに起こる危険とは?

きちんとチャイルドシートに座らせたら、あとは安全運転で目的地へ。これで安全対策バッチリと思っていませんか? 実は車内には、ほかにもいくつか危険が潜んでいるんです。

季節関係なし! 熱中症の怖さ

熱中症は高温多湿、日射や風が弱いといった環境の中で起こります。めまいや湿疹、吐き気、痙攣などが主な症状です。赤ちゃんは体が小さく、体温調整機能が未熟なこと、自分で水分を要求できないことが理由で、大人よりも熱中症にかかりやすいとされています。外の気温が30度以下であっても、車内は40度後半〜50度以上になるという報告も。条件がそろえば夏以外でも起こりうるので、車内の環境に気をつける必要があります。

車内放置=虐待とみなされることも

我が子を車内に残して買い物へ行ったり、おうちへ入ったりしてしまう。「信じられない!」と思う人もいるかもしれませんが、実は車内に放置されて命を落とす赤ちゃんや子どもが意外に多くいます。

全日本遊技事業協同組合連合会の調べでは、平成27年〜令和元年までの間、子どもがパンチコホール駐車場で車内放置されていた件数はなんと346件あったとし、平成20年から11年の間には8人が亡くなったとしています。また、2020年には長女を小学校へ、2歳の次女を保育所へ送り届けるはずが、長女を小学校へ送り、保育所に寄り忘れて次女を車内放置し死亡させてしまう事件も起きているのです。

ないとは言い切れない。連れ去り

今の日本では考えられないかもしれませんが、連れ去りの危険がないわけではありません。強盗目的で車をピッキングしたら車内に赤ちゃんが! そのまま誘拐されるかもしれませんし、場合によっては車ごと盗んで連れ去ってしまう恐れもあります。

車内での危険を回避するためにできる4つのこと

赤ちゃんの車内での危険も、予防や対策をしておけば、そこまで心配はいりません。赤ちゃんを車に乗せるときに気をつけたいことをご紹介します。

出かける前に赤ちゃんの体調をチェック!

まずは、出かける前に赤ちゃんの体調をチェックしましょう。大人だって体調が優れないときに車に揺られたり、暑い車内にいたりすると具合が悪くなりますよね。空腹のときはまずお腹をいっぱいにしてあげましょう。疲れていたり、寝不足気味だったりというときも体調を崩しやすいので、お出かけが増えそうな時期は早寝早起きを意識するのもいいでしょう。

車内温度を快適に

一説では、快適な車内温度は約25度と言われています。暑い日はなるべくクーラーをつけて、日光が当たりすぎないように赤ちゃん側の窓にカーテンをつけたりするなど工夫をしましょう。

チャイルドシートを見える位置に置く

赤ちゃんを忘れて車内に放置してしまうことを防ぐために、赤ちゃんのチャイルドシートはパッと見てわかる位置に設置しましょう。こうすると、運転中に赤ちゃんが具合が悪くなったり、チャイルドシートのトラブルに巻き込まれたりしていても気付きやすく、早急に対処できます。車用のベビーカメラというものも存在するので、不安という人はそれを使うのもおすすめです。

便利グッズも活用

熱中症対策には、アイテムを取り入れると便利です。クーラーは大事だけど寒くないか心配という場合は、チャイルドシートカバーを使いましょう。調湿性や放熱性があるタイプのものなら、車内の温度に左右されず快適に過ごせます。もしものときのために保冷剤を持ち歩くのもおすすめです。

また、車内の温度を上げないように、赤ちゃん側の窓にサンシェイドを設置するのもいいでしょう。サンシェイドは、車を停めておくときにフロントガラスを含めたすべての窓にしておくと、車内の温度を上昇させない働きもあります。

車内はママの目があっても意外に危険!

車は、大人も乗っているので大丈夫と思われがちですが、それでも危険はつきものです。車での移動は特別なことではありませんが、今一度赤ちゃんや子どもにとって危険がないか確認しながら、運転するようにしましょう。

参照

乳児の熱中症について|こども相談室
自動車内の熱中症|一宮市
子どもの車内放置撲滅キャンペーン
「子供を忘れるなんて…でも…」車内に放置され女児死亡|NHK
【車のエアコンについての調査】30%の方が25度に設定。真夏でも車のエアコンを使わない方も

きく

きくライター

美、食、住に貪欲な、20代から40代の女性向けメディアで活動中の執筆屋。34歳でASD(自閉スペクトラム症)の診断を受け、自分の過去や特性を研究しながら、発達障害やその疑いに悩む人に向けた記事を執筆します。

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