幼児食で冷凍できるものは? メイン・おかず・スープ・おやつの冷凍幼児食
離乳食が終わる1歳頃から始まる幼児食。大人の分と子どもの分をわけて作らなければならないこの時期は、冷凍も活用して効率良くおいしい食事を作りましょう。
幼児食はいつから?
幼児食を始めるのは、前歯で食べ物を噛みきり、噛み潰せるようになった頃が目安です。幼児食は、離乳食から幼児食に移行し、大人の食事へ移行するための大切なステップです。
幼児食の期間は大人と子どもの食事をわけて作る必要がありますが、消化器官が未発達な子どもには幼児食を食べさせ、噛む力や味覚、食感など食べる楽しみも育てていきましょう。
温めるだけで食べられる冷凍幼児食【メインおかず】
忙しいママとパパには、冷凍して温めるだけで食べられる幼児食がおすすめです。時間がある時に作り置きし、食べる前に必ず加熱してから食べさせましょう。冷凍に向いているメインおかずには、以下のような幼児食があります。
- 豆腐ハンバーグ、鶏ハンバーグ
- チキンナゲット、はんぺんナゲット
- 牛肉と白菜の煮物、豚肉と玉ねぎの煮物
- カレールー
- 餃子
- ミートローフ
- ミートボール、鶏つくね、つみれ
- 野菜チヂミ
温めるだけで食べられる冷凍幼児食【パン・ごはん】
パンやごはんも冷凍し、温めるだけで食べられる幼児食です。おにぎりはわかめやじゃこ、青菜など子どもが好きな具材を混ぜておけば栄養バランスも良くなります。
- おにぎり
- 炊き込みごはん
- フレンチトースト
温めるだけで食べられる冷凍幼児食【おかず】
副菜などのおかずも冷凍しておけば、あと一品ほしい時にさっと出せるので便利ですよ。
- ひじきの煮物
- かぼちゃの煮物
- 卵焼き(片栗粉を水で溶いたものを加える)
温めるだけで食べられる冷凍幼児食【スープ・汁物】
温めてすぐに食べられるスープや汁物の幼児食は、乾燥しにくいため冷凍してもおいしく食べられます。冷凍できるスープや汁物の幼児食には、以下のようなメニューがあります。
- かぼちゃのポタージュ
- クリームシチュー
- ミネストローネ
- 豚汁
- コンソメスープ
温めるだけで食べられる冷凍幼児食【おやつ】
おやつも冷凍しておけば、すぐに食べさせられるので、忙しい時には助かります。
- スイートポテト
- おやき
- 蒸しパン
- パンケーキ
冷凍したものを使って作る幼児食
冷凍した幼児食は、温めてそのまま食べさせるだけでなく、別のメニューの具材などに活用することもできます。例えば、以下のようなメニューは汎用性が高いので冷凍保存におすすめです。
- ひじきの煮物→ハンバーグ、お焼き、まぜご飯、卵焼き、白和えなど
- 牛肉と白菜の煮物→うどん、牛丼、和風オムレツなど
- クリームソース→シチュー、クリームパスタ、グラタン、ドリアなど
- ミートソース→パスタ、グラタン、ドリアなど
- だし汁→味噌汁、スープ、茶碗蒸し、煮物など
味をしっかり煮つけるおかずなどは、ほかと組み合わせて味に変化をつけることができます。また、ソースやだし汁は様々なメニューに使えるので、作り置きして冷凍保存しておくのもおすすめです。
幼児食を冷凍するポイント
冷凍させた幼児食を解凍した時のおいしさを左右するのが「乾燥」です。冷凍する幼児食は、乾燥しづらい汁気の多いメニューを選びましょう。
また、固形のものはひとつひとつラップに包み、ジップロックなどに入れて冷凍します。冷凍させる幼児食は、空気に触れないようしっかり密閉させて保存すれば、解凍したときにおいしく食べられます。
幼児食を冷凍してみよう
幼児食は、全部まとめて作り置きして冷凍したり、副菜だけ、だしやソースだけなど一部を冷凍したりすることで一気に時短につながります。その分、子どもと触れ合う時間を作り、かけがえのないひとときを親子で一緒に過ごしましょう。