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見た目ではわかりにくい「発達障害」子供に見られるサインとは?

見た目ではわかりにくい「発達障害」子供に見られるサインとは?

ダウン症や、身体的な障害など見た目でわかりやすい障害と、見た目ではわかりにくい障害があります。見た目でわかりにくい障害で子供に多いのは発達障害です。

発達障害は、現れる症状はさまざまで皆違います。幼少期に親が気づくことが多いですが、大人になるまで気付かないということもあります。今回は、発達障害についてその特性や、子供に見られるサインなどを解説します。

そもそも発達障害とは?

発達障害は、うまれつき、脳の発達の障害により、コミュニケーションや対人関係に問題を抱え、社会生活に困難が発生します。幼い頃に症状が現れることが多い障害です。

現れる症状や困りごとはさまざまで、行動面、認知面の特性によって主に3つの障害に分類されます。

自閉症スペクトラム障害(ASD)

人に対する関心が薄く、対人関係を調整することが苦手だったり、コミュニケーションの取り方に独特スタイルが見られたりします。こだわりの強さや、同じことを繰り返す反復行動が見られることも多いです。

バイバイと手を振るとき、手のひらを自分に向ける、相手の気持ちをくみ取ることができない、あやしても目が合わず反応が乏しいなどの行動が見られます。

注意欠陥・多動性障害(ADHD)

注意力が低く忘れ物が多い、集中力が維持できずにすぐに衝動的に動いてしまうといった症状が見られます。注意欠如の症状が強い場合もあれば、多動性、衝動性の症状が強い場合、両方の症状が現れる場合もあるのです。

指示は理解しているのに従うことが難しい、失くし物や忘れ物が多い、授業中に歩き回る、待つことができずに割り込んでしまうといった行動が見られます。幼児期では癇癪が強い、落ち着きがない、非常に活発といった行動が見られます。

2013年に刊行されたDSM-5で注意欠陥・多動性障害という名称から注意欠如・多動性障害という名称に変更されました。

学習障害(LD)

全般的に知的発達の遅れは見られないが、聞く、読む、話す、書く、計算するなどの行為が極端に苦手で困難を生じます。

ひらがなの音読が遅く、読み間違いが多い、バランスよく字を書くことができない、計算ができないなどの症状が見られます。

2013年に刊行されたDSM-5で学習障害という名称から限局性学習症/限局性学習障害という名称に変更されました。

子供が発達障害かも?と思ったら

自分の子供に発達障害の兆候が見られると心配になりますよね。発達障害かもと思ったら、早めに専門の機関に相談することをおすすめします。

医療機関でなくても地域の専門機関では、無料相談や、検査を受けられる場合があります。また、適切な支援や医療機関に繋げてもらうことができるのです。

相談センターなどに相談する

お住まいの地域によって専門の機関は異なりますが、

  • 地域の子育て支援センター
  • 児童相談所
  • 保健センター
  • 家庭児童相談室

などがあります。 

検査や診断を受ける

専門の医療機関では、検査や診断、治療を行います。子供の場合は児童精神科や小児科でも診療を行っている場合があります。

必要に応じて発達支援や療育を受けよう

子供の特性に気づいたら、早めに専門の機関に相談することをおすすめします。子供の特性に合わせた関わり方や、コミュニケーションの発達を促すことに繋がります。

子供の特性に合わせることで、できることを増やしたり、隠れている力を引き出したりし、将来の自立や社会参加にむけて支援を受けることができるのです。

監修者:林泉
経歴:
東京大学医学部保健学科卒業
東京大学大学院医学系研究科修士課程修了
ソウル大学看護学部精神看護学博士課程修了、看護学博士号取得

Hanakoママ

Hanakoママ編集部

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