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乳幼児に起こる突然死症候群とは?発生率を下げる方法をご紹介

乳幼児に起こる突然死症候群とは?発生率を下げる方法をご紹介

小さなお子さんを突然襲う、乳幼児突然死症候群。事故や窒息のような明確な理由もなく、突然赤ちゃんに死が訪れてしまいます。出産したばかりのママなら不安に感じる人も多いでしょう。そこで今回は、乳幼児突然死症候群とその対策についてご紹介します。

乳幼児突然死症候群(SIDS)とは

令和元年度において、1歳未満の赤ちゃんの死因の4位は乳幼児突然死症候群でした。乳幼児突然死症候群の概要や引き起こす原因を確認していきましょう。

赤ちゃんが睡眠中に突然死すること

乳幼児突然死症候群は、1歳以下の赤ちゃんが睡眠中に突然死亡することです。乳幼児突然死症候群は、「Sudden Infant Death Syndrome」の頭文字を取って「SIDS」とも呼ばれています。

厚生労働省によると日本では4,000人に1人の割合が起こっており、月齢で見ると生後2ヶ月から6ヶ月頃に起こることが多い病気です。

乳幼児突然死症候群で指摘される3つの要因

残念ながら、乳幼児突然死症候群が起こる原因は明確になっていません。ただ赤ちゃんが過ごす環境の中で3つの要因が指摘されています。

例えば、両親の喫煙です。喫煙しない両親に比べると4.7倍も乳幼児突然死症候群の発症率が高くなっています。また、赤ちゃんをうつ伏せに寝かせたり人工乳で育てたりなども乳幼児突然死症候群の発症要因として挙げられます。

乳幼児突然死症候群の発生率を下げる対策

赤ちゃんを突然襲う乳幼児突然死症候群は、ママにとっては不安に感じる病気です。明確な原因は分かっていないものの、対策を講じることで発症率を低くするデータもあります。乳幼児突然死症候群の発生率を下げる対策を見ていきましょう。

1歳になるまでは仰向けに寝かせる

赤ちゃんをうつ伏せに寝かせるより、仰向けに寝かせるほうが乳幼児突然死症候群の発生率を下げることが分かっています。1歳になるまでは、できる限り赤ちゃんを仰向けに寝かせるようにしましょう。

ママは喫煙はやめる

たばこは、乳幼児突然死症候群の発生率を上げる要因になります。ママ自身が喫煙を控えるのはもちろんのこと、パパがママや赤ちゃんの近くでたばこを吸うのは控えましょう。パパやママだけでなく、周囲の理解も必要になるかもしれません。

できる限り母乳で育てる

母乳で育てることは、赤ちゃんにとってさまざまなメリットがあります。実は母乳が乳幼児突然死症候群の発生率を下げることも調査で明らかになっているのです。母乳が出にくい人や共働きなどで母乳だけ育てるのが難しい人もいますが、無理のない範囲で母乳育児にチャレンジしてみましょう。

予防対策を徹底して乳幼児突然死症候群を防ごう!

乳幼児突然死症候群は、明確な理由もなく突然赤ちゃんに死が訪れる恐い病気です。乳幼児突然死症候群を引き起こす原因も分かっていないので、不安に感じるママも少なくありません。

ただ、対策を徹底することで発症率を低くするデータもあります。できる範囲で対策を行いましょう。

監修者:林泉
経歴:
東京大学医学部保健学科卒業
東京大学大学院医学系研究科修士課程修了
ソウル大学看護学部精神看護学博士課程修了、看護学博士号取得

Hanakoママ

Hanakoママ編集部

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