ミルクのあげ方の不安を解消しよう!新米ママに正しい方法を解説
初めての育児に挑む「新米ママ」は、心配事だらけでしょう。特に、赤ちゃんの成長に欠かせないミルクは、正しいあげ方でおこなえるか、不安が尽きないという方も多いはず。
今回は赤ちゃんへのミルクのあげ方について解説するので、新米ママは事前におさらいしておきましょう。
赤ちゃんにミルクをあげるやり方は?
ミルクは正しい方法であげないと、赤ちゃんが飲みにくく、嫌がるようになってしまう可能性もあるでしょう。ここではまず初めに、赤ちゃんへの正しいミルクのあげ方を解説します。
退院までに、この5つを用意しよう
まず退院するまでに用意しておきたいのは、以下5つのアイテムです。
- 哺乳瓶
- 粉ミルク
- ポット(湯沸かし用)
- 哺乳瓶を洗浄するブラシ
- 消毒用品
哺乳瓶だけでなく、掃除や消毒用の製品も用意しておくと安心です。お母さんは入院しているため、家族に揃えてもらうか、入院する前に購入しておきましょう。
ミルクをあげる手順は?
安心してミルクを飲んでもらうためには、まず赤ちゃん抱きかかえます。このとき、お母さんが目を合わせられるような体勢で抱っこしましょう。体勢が安定しているほど、赤ちゃんは安心してミルクを飲めます。
ミルクをあげるときは、突然口元に持っていくことは避けましょう。ひと言「ミルクだよ」や「ご飯だよ」など声掛けをしてください。
注意点を押さえよう
哺乳瓶からミルクをあげる際には、注意点があります。まずは哺乳瓶を寝かせないことです。ある程度立てて持ち、角度をつけてあげると赤ちゃんが飲みやすいです。
飲み終わったら、赤ちゃんの顎をお母さんの肩に乗せるよう縦向きにし、背中を軽く叩いてあげましょう。しっかりとゲップをさせてから、寝かせてください。
ミルクの作り方は?
次に、ミルクの作り方について解説します。正しい手順でスムーズにミルクを作れるようになると、お母さんの負担も軽減できるでしょう。
ミルクを作る手順
赤ちゃんが飲むミルクは、衛生面には十分気をつけなければなりません。以下のような手順に従ってミルクを作ってあげましょう。
- 手を洗う
- 70℃に調節したお湯を用意する
- 粉ミルクをはかり、哺乳瓶へ入れる
- 3分の2程度までお湯を入れる
- 哺乳瓶を振って、粉ミルクを溶かす
- 残り3分の1のお湯を入れる
- 哺乳瓶を振って、さらに溶かす
- 適温まで冷まして完了
ミルク作りの注意点
ミルクの温度は40℃ほどが適温です。熱すぎると赤ちゃんがやけどをしてしまい、冷たすぎると粉ミルクが溶け切らない可能性があります。
最近では、適温になったことを知らせてくれる哺乳瓶もあるので、活用してみてください。
ミルクを飲んでくれないときは?
赤ちゃんがミルクを飲んでくれないと、非常に心配になりますよね。ここでは、赤ちゃんがミルクを飲まないときの原因や対応方法について解説します。
赤ちゃんがミルクを飲まない原因
赤ちゃんがミルクを飲まないときは、以下のようなことが原因として考えられます。
- ミルクが適温ではない
- ミルクに集中できない環境
- 体勢が安定していない
- 体調が悪い
- お腹が空いていない
ミルクを飲んでくれないときの対処方法
赤ちゃんがミルクを飲まない時は、上記で解説した原因に当てはまっていないか確認しましょう。できるだけ静かで、落ち着いた環境でミルクを飲ませるようにしてください。
哺乳瓶の後片付けも忘れずに!
ミルクをあげたあとの哺乳瓶は、しっかりと洗浄し、消毒しましょう。粉ミルクのカスなどが残らないよう、専用のブラシで洗うとよいでしょう。また本体以外の付属品も、1日1回煮沸消毒をすると安心です。
正しいあげ方でミルクを飲ませよう!
適温でなかったり、騒がしい環境であったりすると、赤ちゃんは安心してミルクを飲むことができません。適温に調節するのはもちろんのこと、環境を含めて「正しい方法」でミルクをあげましょう。