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赤ちゃんにはどんな絵本を選んだらいいの? 選ぶときにはここに気をつけよう!

赤ちゃんにはどんな絵本を選んだらいいの? 選ぶときにはここに気をつけよう!

皆さんこんにちは。子育てアドバイザーの河西ケイトです。今回は、先月パパになったばかりの男性から「赤ちゃんに読み聞かせをしたいんだけどどんな絵本がいいのか」と質問をいただきました。

子どもへの絵本選びって難しいですよね。私も子どもの前で絵本を読むときはかなり緊張します。今回は、赤ちゃんが喜ぶ絵本についてお話したいと思います。

知っていますか? 赤ちゃんの「見えている世界」のこと

皆さんは、生まれてすぐに赤ちゃんは目が見えていると思いますか?

実は、生まれたての赤ちゃんは、目は見えていますが、視界はぼんやりとした状態で視力は定まっていません。代替4ヶ月位経つと少しずつ視力が定まるとも言われています。

そして、もう一つは色です。生まれたての赤ちゃんはモノクロの世界で視力だけでなく色も認識ができていないと言われています。ちなみに一番はじめに認識する色は「赤」だと言われています。色の認識ができるようになってきてから絵本選びや読み聞かせを開始すると効果的だと思います。

では、どのような絵本がいいのか?

赤ちゃんの視力や色についてお話しました。では、次にどのような絵本がいいかをお話したいと思います。

大切なのは、ずばり「形・色」です。「形」のポイントは、なんでも口に入れたり投げたくなる時期なので、噛んだり、投げたりしても壊れないような丈夫なもので、紙は厚いものがいいでしょう。また、手に持ちやすく、小さめの絵本がいいと思います。

そして、次に内容ですが、「文字」を中心とした絵本ではなく、色使いがはっきりしている絵本を選ぶことをおすすめします。というのも、赤ちゃんは、ぼんやりした形や色を捉えるのはとても苦手です。はっきりした色と形が描かれた絵本を選ぶと喜んで絵本に興味を持つと思います。

よく「赤ちゃんに絵本を読んでも反応が無い」と嘆く人がいますが、初めは絵本を読み聞かせしても、大人が思ったような反応はしてくれませんが、何度も読み込むうちに赤ちゃんは内容を覚え、指を指したり声を出して反応してくれるようになります。

大切なのは、目の前にいる赤ちゃんに沿った内容かどうかです。

絵本は赤ちゃんの心と身体を育てる大切な道具です

私達が普段何気なく呼んでいる絵本ですが、実は子どもにとって「絵本は教科書」とも言われています。

私達は現場で保育する中で絵本に関して、慎重に吟味をし、どうしてその絵本を子どもに読むのか、「ねらい」を持って保育しています。

例えば、絵本に「りんご」の絵が描かれていたとします。ここで、ただなんとなく「りんごあったね」と読んで終わりにするのと、「赤いりんごあったね」と敢えて「赤い」と言うワードをいれるだけで、子どもは「りんごは赤なんだ」と言う色の認識が出来るようになります。

また、目の前にある丸い物体が「りんご」だという認識も同時にするわけです。絵本を通して「物」と「言葉」と「色」の3つを学ぶわけですね。

読むときにこうした工夫をしていけば、自然と子どもは「物」の名前を覚えるわけです。このことからも絵本は子どもにとって「教科書」であることがわかるのではないでしょうか。絵本の裏側にはだいたい「○歳児向き」と子どもの発達に合わせた設定がされていますので、そこを注意してぜひ絵本を選んでみてください。

今回は、絵本についてお話してみました。絵本選びは本当に難しい。私も何回も失敗をしました。初めの数回は読んでも盛り上がらなかった物が、何回か読むと子どもたちが内容を理解し盛り上がりを見せるものになったり、絶対に喜ぶだろう! と思ったものが全くの不発だったり……。目の前にいる子どもがどんな内容を求めているのかを見極めて選んで読んでいくことが大切ですので、ぜひこの記事を参考にして絵本選びをしてみてくださいね。

河西 景翔

河西 景翔子育てアドバイザー

小学生の頃から保育士を目指し、中学から保育園でのボランティア活動を通して、日本音楽学校に入学し、保育士・幼稚園の資格を取得。平成14~26年まで、保育士・幼稚園教諭として現場で働く。現在は、セミナーを開催したり、ウェブマガジン・ブログを通し、子育てに悩むママに向けて、子育てに関する情報を発信。「子育て中のママと、共に悩みながら最良の道を切り開く」を念頭において、日々奮闘中。

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