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保育園ではどうしてる? おもちゃの管理方法のコツ教えます。

保育園ではどうしてる? おもちゃの管理方法のコツ教えます。

皆さんこんにちは。子育てアドバイザーの河西ケイトです。

先日ママ向けセミナーの中で「おもちゃの片付けに困っています。保育園ではどのように管理していますか?」という質問をいただきました。子どもにとっておもちゃは遊びを引き出したり、知能を育てるツールです。たくさんあれば、その分様々な力は付きますが、部屋の広さは決まっているので親からしたら大きな問題ですよね。

今回は、保育園でのおもちゃの管理の仕方や、おもちゃの選び方についてお話したいと思います。

増え続けるおもちゃ、どう管理したらいい?

年齢を重ねるたびに増え続けるおもちゃたち……。気づくと莫大な量になっていて、部屋の半分をおもちゃで埋め尽くされていた! なんてことありますよね。

おもちゃが散乱した部屋を見て、子どもたちに「また散らかして!」「もう捨てちゃうから!」と声をかけることってありませんか? 本当はそんな声かけしたくないと親自身も思っているはず。子どもにとっても「捨てられる」ということだけがインプットされ、言葉の恐怖で片付けはしますが「どうしておもちゃを片付けなくてはいけないのか」という本来の大切な部分は育たないままになってしまいます。

そこで大切なのは、おもちゃを置ける場所を提供し、そこに置けるだけのおもちゃを子どもたちに考えさせることです。もちろん、親も一緒に決められた場所に何が置けるのか、今自分が使いたいおもちゃはどれなのかを選択させ、そして考えさせるきっかけにもなります。

保育園でも膨大な数のおもちゃはありますが、すべてクラスで管理をしているのではなく、常に子どもの遊ぶ様子を見て、入れ替えをしています。入れ替えの際は、こちらで発達年齢に合わせたおもちゃをいくつかチョイスして、そこの中から子どもたちに選ばせるようにしています。

自分で選んだおもちゃなので、子どもたちは責任を持って片付けをしようとします。大切なのは、大人が空間を与え子どもに選択させるということです。

子どもの「おもちゃを管理する力」を育てよう

棚や箱におもちゃの写真をつけても、箱に貼られた写真通りにおもちゃを片付けられない子どもは、もしかすると物をカテゴライズする力が育っていないのかもしれません。

そこで、親子で試してもらいたいのが「カテゴライズゲーム」です。どのようなゲームかと言うと、「船」や「飛行機」「海」などの乗り物や場所が描かれたカードを数枚用意し、「船→海」のように乗り物と場所がきちんと繋がるように教えていくのがゲームの内容となっています。

きちんとカテゴライズ出来るようになると、「物と場所」が一致するようになり、自然と定位置にしまえるようになってきます。実際に保育園でもこうしたゲームを日常的に行っているのですが、カテゴライズが出来る子どもは片付けも非常に上手です。

上手なおもちゃ選びとは?

おもちゃには様々な種類があります。例えばキャラクターが中心のおもちゃで考えると、たしかに子ども受けはいいですが、賞味期限が短く、決まった遊びしか無いのですぐに子どもは飽きてしまいます。反対に、LEGOや積み木などは、年齢に合わせて遊びをどんどん展開させることができます。初めは積み上げて満足していたものが、少しずつ建物のようなものを作り出し、年長児になると大きな作品を作れるようにもなってきます。

このように、長く遊び続けられる物を与えていくことが好ましいと思います。おままごとや積み木などは数を増やせば増やすほど、遊びの幅が広がっていきますし、誕生日ごとにアイテムを増やしていけば、小さな頃から大きくなるまで遊びを継続することが出来るようになります。

子どもが欲求するものを買い与えて満足させてあげたい気持ちはわかりますが、大人もおもちゃを与える理由をある程度考えたり、子どもと一緒に「なぜそのおもちゃが必要なのか」を考えることが無駄に増やさない事へと繋がっていきます。

今回はおもちゃについてお話させていただきました。管理の仕方や選び方……ぜひ今後の参考にしてみてくださいね。

河西 景翔

河西 景翔子育てアドバイザー

小学生の頃から保育士を目指し、中学から保育園でのボランティア活動を通して、日本音楽学校に入学し、保育士・幼稚園の資格を取得。平成14~26年まで、保育士・幼稚園教諭として現場で働く。現在は、セミナーを開催したり、ウェブマガジン・ブログを通し、子育てに悩むママに向けて、子育てに関する情報を発信。「子育て中のママと、共に悩みながら最良の道を切り開く」を念頭において、日々奮闘中。

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