冬でも外遊びを1歳児にさせても大丈夫?メリットと注意点とは
1歳児に外遊びをさせてあげたいけど、冬の寒い日に外に遊びに行ってもいいのか気になりますよね。風邪や感染も心配です。しかし家の中にずっといるより、広い公園などで遊ばせた方が気分転換にもなるでしょう。そこで今回は、ついて1歳児の冬の外遊びについて紹介していきます。
1歳児が冬でも外遊びをするメリットとは
1歳児はまだ歩くのも危なっかしく、なるべくなら室内で遊ばせたいと考えがちです。しかし、冬に外遊びをすることで以下の3つのメリットがあげられます。
- 熱中症や虫刺されの心配がない
夏などの暑い時期に外で遊ばせることは、熱中症や虫刺されが心配ですよね。しかし冬ならば気温が低く熱中症の心配は少なく、虫もいません。外で思いっきり遊ぶことができすのです。
- 五感を刺激できる
外に出るとすれ違う人や動物、いろいろな音や鳴き声、木や花の触感や匂いなど、すべてのものが刺激になります。目や耳で感じたさまざまなものが五感を刺激することで、脳や心の発達を促し、感性を豊かにしてくれるのです。外遊びには、室内遊びでは経験できない貴重な体験ができます。
- 体力づくりができる
太陽を浴びると、カルシウムの吸収のために必要なビタミンDが生成されます。強い骨をつくることで、強い体をつくれるのです。また寒い外でも思いっきり体を動かして遊ぶことで、体力の向上も期待できます。
1歳児が冬に外遊びをする際の注意点4つ
実際に1歳児と外遊びをする場合、どんなことに注意すればいいのでしょうか。注意点を4つ紹介します。
1.しっかりと防寒対策をする
「外で遊ぶから汗をかくだろう」と最初から薄着をさせていると、抵抗力の弱い子供はすぐに風邪をひいてしまいます。マフラーや手袋、帽子などでしっかりと防寒対策をしましょう。
また服装もすぐに暑いと言い出すことを考慮しておきましょう。脱ぎ着しやすいように薄手のものを数枚重ね着しておくと、体温の調整もしやすいです。
着替えを用意しておく
遊びに夢中になっていると、気がついたら子供が汗びっしょりということも。汗が冷えると体が冷え、風邪をひくこともありますので、すぐに着替えられるように着替えを準備しておくと安心です。
2.最初に少し運動する
暖かい屋内から急に外に出ると、気温差で血管が収縮し筋肉が固くなります。そのままの状態で遊び始めるとケガをする可能性もありますので、最初に軽く運動するといいでしょう。
ゆっくり歩いたり、ストレッチしたりなどの準備運動をすることで体も温まります。固くなった筋肉も動かしやすくなりますよ。
3.感染対策を徹底する
外で遊んでいても、感染症対策を忘れずに徹底しましょう。コロナウィルスを始め、インフルエンザやノロウイルスなどさまざまな感染症の危険があります。
帰宅後の手洗いやうがいはもちろん、外遊びのときでも除菌シートや除菌ジェルを持っておくと安心です。
4.水分補給を忘れない
熱中症は夏だけ気をつけておけばいいというものではなく、外遊びで大量に汗をかけば水分不足から熱中症になることも考えられます。
夏と違って冬ではあまり喉が渇くことに気がつきにくいため、こまめな水分補給が大切です。その際汗をかいているからと冷たい飲みものではなく、常温か温かい飲みものを用意しておきましょう。
1歳でも冬の外遊びを楽しもう!
寒い冬は風邪などの心配からつい室内ばかりで遊んでしまいがちですが、外遊びには室内遊びにはないメリットがたくさんあります。
しっかり準備をして、冬ならではの外遊びを楽しみましょう。