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身体の準備は整ってる!? おむつ外しが成功する大切な極意を、ケイトが教えます!

身体の準備は整ってる!? おむつ外しが成功する大切な極意を、ケイトが教えます!

みなさんこんにちは。子育てアドバイザーの河西ケイトです。

先日ママ向けの交流会で「子どものおむつを外すタイミングを逃してしまった! かなり焦りを感じているんですがどうしたらいいですか?」と、2歳のお子さんを持つママさんから相談を受けました。

おむつ外しについても本当に多くの方々から相談を受けます。最近のオムツは性能も良く、濡れても不快感がないのでどんどん外すのが遅くなっていると聞きます。今回は、おむつ外しで大切なことを中心にお話ししたいと思います。

おむつ外しは「しつけ」や訓練では外すことはできません

「周りの子がおむつが外れたからうちもやらなきゃ!」と焦っておむつ外しをする家庭をよく目にしますが、おむつ外しに一番良くないのがこの「焦る気持ち」です。

子どもは気持ちを察するのがとても鋭いことを知っていますか? 「早く寝てほしい」と焦って寝かしつけて子どもがいつも以上に寝るのが遅かったなんてことがよくあると思いますが、おむつ外しも一緒です。

時計を見ながらソワソワして子どもが遊んでいるのを中断させてトイレに誘ったり、排尿するまでトイレに長時間座らせてしまったり……。いつの間にか、大人中心でおむつ外しが行われていて、子どもの「思い」が消えてしまい、子どももトイレに行くことを嫌がり、大人はそんな子どもに対して怒ってしまう、という負のループが起きると、ますますおむつが外れることから遠のいてしまいます。

子どもの身体の準備は整っていますか?

以前、研修で3ヶ月でおむつが外れた家庭と半年以上おむつが外れなかった家庭では何が違ったのか? について学ぶ機会があったのですが、3ヶ月で外れた子どもの年齢は2歳過ぎてからでした。反対に半年以上かけても外れなかった家庭は、1歳半でおむつ外しをしていた家庭だということが結果として出ていました。

ここでわかるのは、子どもの準備が整っていないのに始めても、長い間大変な思いをするだけだと言うことです。

「うちの子はいつまで経っても取れない……」と悲観的になる家庭の背景には、子どもの身体の準備が整っているのか、というところにキーワードがあったのかもしれません。

子どもの身体の準備が整っているのかは、以下の3点を目安にしてください

・歩行がしっかり安定しているかどうか。

身体の体幹がしっかりしていれば、便座に座ることができるようになります。反対に、しっかりしていないのに始めても身体を安定させることに子どもは気を張ってしまうので、排尿をすることは難しいでしょう。

・大人の言葉がけをしっかりと理解できているか。

意思疎通がとれるかは、とても重要です。片言でも話せるようになると、こちら側の言葉がけもある程度は理解できるようになります。理解できるようになって、自分からも「しっこしたい!」と意思を大人に伝えられるようになるのです。

・排尿の間隔があくようになること。

成長と共に膀胱も成長し、おしっこを溜められるようになります。これには個人差がありますので、子どもの排尿間隔を紙などに書いてチェックしていくことが大切です。なお、保育園では排尿チェックシートを元におむつ外しを行っています。こうした日々の子どもの姿を見逃さないと言うことも大切になってきます。

最後に、特に大切なのは「言葉がけ」です。排尿ができた時にはたくさん褒めること。多少オーバーなくらいでいいです。子どもは、「トイレで排尿をすることが良いことなんだ」と脳にインプットします。そこから、自分で排尿したいと感じたら、トイレへ行けるように少しずつなるのです。

とにかく気楽に気長に待つことが大切!!

おむつ外しが始まるのは、子どもの成長発達から見るとちょうど自我が出始める時です。

そうです、俗に言う「イヤイヤ期」ですね。「いや!」「ない!」「だめ!」といった子どもの主張にイライラしてしまうパパやママ多くいますが、そこで無理をして進めてしまってもお互いのために良くありません。

行き過ぎて子どもに手をあげてしまった……なんて話も聞きますが、それはお互いにとって最も良くない行為です。とにかく気長に「待つ」ことにつきます。

トイレに行きたくなったら、子どもは自然に行けるようになります。保育園でも無理強いをすれば行かなくなり、見守っていれば自然に自ら行くようになった子を何人も見てきています。周囲からのプレッシャーもあると思いますが、そう感じた時は私の名前とこの記事を見せていただいても構いません。

「私が……」と自分を責めるのではなく、子どもの成長をゆっくりじっくり見守るのも私たち大人の仕事です。

今回は、おむつ外しについてお話しさせていただきました。私もおむつが外れたのはかなり遅めの方だったようです。しかし、うちの母は「いつかは外れる」と自分自身に言い聞かせながら、対応していたら、いつの間にか外れていた、と話していました。

何度も言いますが、大切なのは「待つこと」です。どうぞそれを念頭におきながら、気楽におむつ外しをしていってくださいね。

河西 景翔

河西 景翔子育てアドバイザー

小学生の頃から保育士を目指し、中学から保育園でのボランティア活動を通して、日本音楽学校に入学し、保育士・幼稚園の資格を取得。平成14~26年まで、保育士・幼稚園教諭として現場で働く。現在は、セミナーを開催したり、ウェブマガジン・ブログを通し、子育てに悩むママに向けて、子育てに関する情報を発信。「子育て中のママと、共に悩みながら最良の道を切り開く」を念頭において、日々奮闘中。

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