子どもが学校行事に不参加!欠席する理由やその伝え方を紹介
ときには子どもが、学校行事への不参加を希望することもでしょう。学行行事を不参加とする場合、考えられる理由としてはどのようなものがあるのでしょうか?本記事では、学校行事へ子どもが不参加となるケースにおいて、理由の伝え方などを解説します。
【学校行事別】不参加の理由
子どもから理由を尋ねたうえで不参加を承諾した場合、次に考えるべきは、学校への伝え方でしょう。もちろん、保護者から休む旨を伝えられた担任は、それを引き止めることはできません。しかし、できることなら、少しでも印象が悪くならない欠席理由を伝えたいところです。
体育祭(運動会)を休みたい
体育祭(運動会)を休みたい場合、女の子であれば「月経痛」などの理由で休むことが出来ます。しかし、男の子や低学年の子にこの理由は使えません。その場合は、無理に細かな理由をつけず、体調不良などを活用しましょう。
修学旅行を休みたい
学校生活で一度しかない修学旅行ですが、不参加を希望する子どももいるでしょう。仲の良い人がいない、環境の変化が辛いなど理由はさまざまです。精神的な問題である場合、一度担任と話し合ってみるのも良いかもしれません。
体育祭や修学旅行に不参加だとどうなる?
無理して学校行事に参加する必要はありません。しかし、親としては、不参加だと単位はどうなるのかなどの心配があるでしょう。ここでは体育祭と修学旅行のケースについて、解説します。
体育祭に不参加の場合
体育祭は、体育の授業の一環です。体育祭を欠席した場合、授業単位に影響する可能性は十分にあります。それだけでなく、出席日数にも影響するので、特別な理由がない場合はできるだけ参加すべきでしょう。
修学旅行に不参加の場合
修学旅行に不参加の場合、親として気になるのは「成績」と「旅費」の問題です。成績については、出席日数に影響します。
しかし、同級生のいない学校に登校し、プリント学習をすることで「出席扱い」になるかもしれません。旅費は、一部が返金されます。キャンセル料は負担しなければならないので、注意してください。
小中学校と高校との違いは?
学校行事を休んだ場合、小中学校と高校では、及ぶ影響がことなります。それは前者が義務教育であり、後者はそうでないからです。
極端に言えば、小中学校ではいくら休んでも「留年」や「退学」になることはありません。しかし、高校ではその可能性があることを留意しましょう。
親の都合で不参加はアリ?ナシ?
学校行事を親の都合で不参加となってしまうこともあるでしょう。これについては、賛成派と反対派がいるようなので、判断に迷っている方は双方の意見を参考にしてください。
アリという意見
親の都合で、学校に欠席することに対して「アリ」と答えた方の意見は、以下のとおりです。
- 親子の時間も、学校での経験と同じくらい大切
- たまにはいいのでは
- 感染症対策などであれば仕方ない
- 各家庭の考え方次第でよいのでは?
ナシという意見
反対に、親の都合で学校を休ませるのは「ナシ」と答えた方は、以下のように語っています。
- 子どもは学校に行きたがっているかもしれない
- 義務教育ならばダメ
- ズル休みはダメ
無理せず、子どもの意思を尊重してあげよう
子どもが学校行事に参加したがらない場合や、親の都合で不参加となる場合など、その理由は家庭によってさまざまです。しかし、いずれにおいてもまずは子どもの話をよく聞き、意思を尊重することを考えてあげてください。