子供の自己肯定感を決めるのは親の愛情!?たっぷり注いであげよう
子供の自己肯定感が下がる原因のひとつは、親の愛情が足りていないことにあります。愛情をたっぷり注がれた子供は、自己肯定感が高まり、積極的にチャレンジできる大人に育つでしょう。ではどのようにして、子供に愛情を注げば良いのか……本記事で紹介します。
自己肯定感とは?
自己肯定感というと、どのようなことを想像しますか?実は、自己肯定感というのは社会を前向きに生きていくためには、欠かせない能力です。ここでは、自己肯定感が何なのか、下げる要因は何かという点について解説します。
自己を肯定してあげる力
自分自身の能力や価値を、まずは自分が認めてあげなければ、自信をもって物事に取り組むことはできません。この「自分で認めることができる力」というのが、自己肯定感です。
愛情不足が子供の自己肯定感を下げる!?
自己肯定感を下げてしまう、つまり自分の能力や価値への自信をなくしてしまう原因は、親からの愛情不足。親から否定的な言葉を多くかけられた子供ほど、大人になっても自己肯定感が低い傾向にあります。
自己肯定感を高める子育てのポイントは?
ではどのような教育をすることで、子供の自己肯定感を高めることができるのでしょうか。ここでは、子供の自己肯定感を育む子育てのポイントを解説します。
過程を認めてあげる
結果ばかり褒めてしまうと子供は、結果がでない=失敗と認識してしまいます。そして、失敗を恐れることで消極的になり、ますます成功体験が減ってしまうのです。まずは結果よりも、過程に目を向けてあげましょう。
子供の話をよく聞く
子供の話をしっかりと聞いてあげることで、自分の意見が親にとって必要なものであり、受け入れられていると感じます。その繰り返しによって、親から見た自分は「特別な存在」であることを認識できるのです。
感謝の言葉を伝える
感謝の言葉は、大人も子供も関係なく、相手に自信を与えることができます。些細なことであっても、日頃から「ありがとう」と伝えてあげましょう。
子供の味方であることを伝える
子供社会は、大人が思っているよりも厳しい面をもっています。ときには、自分の子供が仲間外れなどのトラブルに直面することもあるでしょう。
そんなときこそ、親は子供に対して「あなたの味方だよ」と伝えてあげてください。長所も短所も受け入れる姿勢こそが、子供の自己肯定感を育てます。
成功体験はしっかりと褒める
たとえ些細なことであっても、成功体験はしっかりと褒めてあげましょう。昨日できなかったことができるようになるなど、小さなことでも褒めてあげることで、子供は自分の行動に自信を持つことができます。
子供の自己肯定感を下げる親の行動とは
これまでの内容からわかるように、自己肯定感は親の行動に大きく左右されます。以下のような行動をおこなうことで、自己肯定感は下がってしまうかもしれません。
- 感情的に叱る
- どうせできないと親が決めつけてしまう
- 過度な期待を押し付けてしまう
愛情をたっぷり注いで自己肯定感を高めてあげよう
子供の自己肯定感を育てるには、たっぷりと愛情を注ぎ、言葉によるコミュニケーションをとり、ありのままを認めてあげることが大切です。将来、子供が自信をもって生きていけるよう、幼少期から心がけたいですね。