子どもの自己肯定感を確認!チェックリストに沿って判断しよう
子どもの自己肯定感は、低くてもいけませんし、高すぎても将来的に悪影響を及ぼします。子どものうちから、我が子の自己肯定感が高いのか低いのか確認しておくことは、非常に重要です。そこで子どもの自己肯定感を確認する方法について、本記事で紹介していきます。
子どもの自己肯定感を確認する方法
子どもの自己肯定感を確認するには、以下の項目に「はい」か「いいえ」で答えてください。
- 今の自分が好き
- 思ったことをはっきり言える
- 自分には良いところがあると思う
- 自分は色々なことができると思う
- 毎日が楽しい
- 自分は親から愛されていると感じる
- 自分に対して自信をもっている
「はい」が多いほど、自己肯定感が高いといえます。
自己肯定感を下げてしまう原因
自己肯定感が低いことは、人生を前向きに過ごす障害と成り得るでしょう。以下からは、子どもの自己肯定感を下げてしまう原因を解説します。
子どもの自尊心を傷つける発言
自尊心が傷つくことで、人は自分自身を高く評価することができなくなります。子どもの自尊心を傷つける発言とは、以下のようなものです。
- 過去の失敗まで責める
- 人前で恥をかかせる
- 子どもの能力を過小評価する
褒めない、認めてあげない
子どもは親から能力を認めてもらい、褒めてもらうことで自己の価値を認識できます。逆にいえば認められる・褒められるという経験が少ない子どもは、自己肯定感が低くなってしまうのです。
愛情が不足している
親からの愛情不足も、自己肯定感を下げる原因です。子どもは親から「愛されている」と実感することでこそ、自分自身を特別な人間だと認識できます。
過干渉
過干渉、または過保護に育った子どもは、自己肯定感が低くなりがちです。過干渉な親は、子どもが行動する前に先回りしてしまいます。自分で考えて行動するといった経験が少ない子どもは、自身の行動に自信がもてず、自己肯定感が下がってしまうのです。
自己肯定感を高める方法は?
自己肯定感を高める方法には、いくつかあります。特に重要なのは「愛着の形成」と「褒めること」です。ここでは、2つのポイントについてそれぞれ解説します。
愛着形成
愛着とは、母と子の間で育まれる「情緒の結びつき」のことです。この結びつきがしっかりと形成されていないと、子どもは安心感を得られません。
愛着を形成する行動とは、赤ちゃんや子どもの要求に応えてあげること。泣く・意思を伝えるといった、自身の行動によって自分の欲求を満たせることは、子どもに「万能感」を与えます。
褒める
子どもを褒めることも、自己肯定感をあげるためには重要です。このとき、結果ばかりでなく、それに至る過程も褒めてあげましょう。
自己肯定感が高過ぎて困ることも!
自己肯定感は、高すぎて困ってしまうこともあるでしょう。「根拠のない自信が心配」「うちの子が自信過剰な気がする」と感じる方は、本人のイメージと現実とのギャップを、早いうちから教えてあげることも必要です。
子どもの自己肯定感は早いうちに確認しよう
子どもの自己肯定感は、幼少期であるほど培いやすいものです。そのためには、まず子どもの自己肯定感がどのくらいなのか、確認しておくと良いでしょう。