ちゃんとしてる?親がすべき子どもへの言葉かけを紹介!
親が子どもに対して、たくさんの言葉かけをすることも愛情表現のひとつ。しかし言葉かけは、親が意図していなくても、ときに子どもを傷つけたり、成長を妨げたりする可能性があるかもしれません。本記事では、親が子どもにおこなうべき・避けるべき言葉かけについて解説します。
子どもへの言葉かけが大切な理由
両親と会話をすることは、子どもにとって大切なコミュニケーションです。これは、まだ言葉が話せない年頃でも同様。たとえ一方的に声をかけることしかできなくても、これは後々、親子の間で信頼関係を築く基礎となります。
子どもを伸ばす言葉かけのポイント4つ
子どもの成長において、両親からの言葉かけが大切です。しかし内容によっては、かえって子どもの成長を妨げてしまう可能性もあるでしょう。本章では、子どもの成長を伸ばすため、意識的におこないたいフレーズを紹介します。
1.内面を豊かにする言葉かけを意識
成長とともに、子どもは感情豊かになっていきます。子どもの感情を伸ばすためには、かける言葉にも、意識しなければなりません。内面を豊かにする言葉かけとしては、まずお母さん自身が、積極的に感情を言葉にしていきましょう。
2.自分で考える余地を残す
子ども自身が考えることで、脳の発達を促すことができます。子どもは日々、さまざまなことに興味を持ち、お母さんに質問するでしょう。しかし、全てに完璧な解答をしてはいけません。「どう思う?」などと声をかけ、考える余地を与えましょう。
3.子どもの意見を尋ねる
子どもとのコミュニケーションの基本は、話をよく聞くことです。まずは、子どもの意見を積極的に聞いてあげましょう。子どもは、自身の意見を聞いてもらえたことで「認めてもらえた」と感じます。
4.個性や成長に沿った言葉選びをする
子どもの個性や成長に合わせた言葉選びも重要です。それにはまず、子どもをよく観察しなければなりません。子どもが何に興味を示しているのか、普段からよく見ておきましょう。
子どもにとってNGな言葉かけ
かける言葉によっては、子どもの成長を妨げてしまうNGフレーズもあります。なかには一見、褒めているようで、実はNGであるフレーズも。本章で紹介していきます。
よくできたね・いい子だね
「よくできたね」「いい子だね」というフレーズは、一見褒めているように感じます。しかし、これらの言葉をかけ続けることで、結果が良い=よくできた、言われたことをやった=いい子と認識されてしまいます。
お利口だね
「お利口だね」というフレーズも、褒め言葉ではありますが、目的を達成したことのみに対する言葉です。結果だけでなく、過程に注目してあげましょう。
泣かないで
子どもが泣いていると、ついつい「泣かないで」と言ってしまいます。しかし、泣くという行為も子どもの感情表現の一つです。「何が悲しかったの?」などと、子どもの気持ちを一度、肯定してあげましょう。
正しい言葉かけで、子どもの成長を促そう
親が子どもに対しておこなう言葉かけ。子どもは、幼い頃から両親の声を聞くことで、相手を信頼するようになります。ぜひ、積極的に言葉かけをおこなってください。