子どもに勉強させる声かけとは?おすすめフレーズを5つ紹介!
子どもに勉強させたくて「勉強しなさい!」と声かけをしてもやらない……。そんな悩みをもつママは多いでしょう。なかなか勉強しない子どもには、どのような声かけをすべきなのでしょうか?本記事では「勉強しなさい」が効果的ではない理由や、おすすめのフレーズを紹介します。
なぜ「勉強しなさい」ではダメなのか
子どもに「勉強しなさい」と言っても、逆効果であるケースが多いでしょう。勉強しなさいと言っても、聞いてくれない理由は以下の通りです。
- 反抗期
- 心理的リアクタンス
中学生くらいになると「反抗期」に突入します。また「やりなさい」と言われると、やりたくなくなってしまう「心理的リアクタンス」も、要因の一つです。
子どもに勉強させたいときの5つの声かけ
子どもに勉強させたいときに、ただ「勉強しなさい」と言っても、効果はありません。本章で紹介する5つの声かけを試してみてください。
1.子どもに選択肢を与える
勉強しなさいと言うのではなく、子どもに具体的に選択肢を与えることも効果的です。「国語と数学、どっちからやる?」や「夕飯前に宿題やる?それとも夕食後?」など、具体的な選択肢をあげましょう。
2.具体性のある声かけ
子どもに勉強させたいときには、具体性のある声かけも重要です。たとえば「今日はドリル◯ページだけやろう」と、提案してみましょう。ただ勉強しなさいでは、何から始めれば良いのかわからないため、具体性のある声かけを意識してください。
3.あえて「頑張ってるね」と言ってみる
勉強せず、子どもがダラダラしているときに「いつまでダラダラしているの!」と言ってしまいたくなります。しかし、そんなときは「頑張っているね」と言って、お菓子でも差し入れてみましょう。
4.時間を決めて提案する
子どもに勉強させるためには、時間を決めてあげることも有効です。「30分だけ勉強しよう」など、具体的な時間を決めて提案してみましょう。このとき分単位など、気軽に始められる時間を提案することがコツです。
5.「やらなくていい」と突き放す
4までの方法でも勉強しなかった場合には、あえて「やらなくていい」と突き放してしまいます。その上で、勉強しなかったことの責任は、自分自身にあることも伝えましょう。
これはダメ。NGな声かけとは?
勉強しない子どもを見ていると、イライラしてしまうかもしれません。だからといって、本章のような声かけでは逆効果です。
脅す・命令口調
「勉強しないと◯◯になっちゃうよ」などと、脅すのはNGです。また「勉強しなさい」といった命令口調も、反発心を生んでしまうため避けましょう。
他の子と比べる
他の子どもと比較して「◯◯さんは、テストで何点だった」と言うのはNGです。他の子どもと比較されることで、子どもの自尊心を傷つけてしまいます。
効果的な声かけで子どもに勉強をさせよう!
子どもに勉強させたいときに有効な、声かけのバリエーションを紹介しました。「子どもが全然勉強してくれない」と悩んでいる方は、紹介した5つの方法を試してみてください。