【幼児の口臭】原因は口呼吸?!子供のお口の臭いに効果的な簡単改善法
「幼児なのに口臭が気になる」と思った経験があるママは多いはず。幼い子なのに口臭があると心配になってしまいますよね。
お子さんの口臭が気になったら、まずお子さんを観察してみてください。口をポカンと開けていませんか? もしお子さんが、口をポカンと開けていることが多ければ、その口呼吸が口臭の原因になっている可能性があります! 口呼吸は、口内にばい菌が繁殖しやすくなります。そのため、口臭が発生しまうことがあるのです。
今回は、幼児の口臭の原因である《口呼吸を改善する方法》を紹介します。「子供が口をよく開けていて口臭が気になる」という方は、ぜひ最後まで読んでくださいね。
口呼吸は口臭の原因になる
なんだか子供の口の匂いが気になる……そんな時、お子さんをよ〜く観察してみてください。
「テレビを見ているとき口がポカンと開いている」「食事の時にべちゃべちゃ音がする」なんてことはありませんか?
人間は本来、鼻で呼吸をします。しかし最近は口で呼吸をする子供が増えていて、なんと小学生以下の幼児の7割は口呼吸をしているというデータもあります。
口呼吸が口臭の原因となる理由は、口の中の乾燥。唾液が少なくなることで、臭いが発生してしまうのです。また口呼吸は口臭だけでなく、歯並びが悪くなる、風邪をひきやすくなるなどのデメリットもあります。お子さんが口呼吸なら今すぐに鼻呼吸へ変えていきましょう。
次の章から、口呼吸を鼻呼吸にするための方法を紹介していきます!
幼児の口臭改善ステップ1【おしゃぶり】
お子さんがまだ赤ちゃんなら、おしゃぶりをするようにしましょう。なぜなら、おしゃぶりをすることで、口を強制的に閉じて、自然に鼻呼吸をするようになるから。「おしゃぶりをすると歯並びが悪くなる」という人もいます。
しかし医学博士の西原克成先生は、おしゃぶりをしてあおむけに寝ることを習慣にすれば正しい歯並びになると言っています。
ぜひ赤ちゃんのときから鼻呼吸をくせづけましょう!
鼻呼吸へのステップ2【口に専用のテープをして眠る】
「寝ているときに口を開けて寝ている」「起きたときに、喉が痛い」なんてことはありませんか?
眠るときは鼻呼吸にするために口にテープを貼りましょう。睡眠中は鼻呼吸になってしまう子がとても多いです。でもテープを貼り強制的に口を閉じれば、自然に鼻呼吸になるのです。
「口にテープを貼って、呼吸が止まったらどうするの?」と思うかもしれませんが大丈夫! 普通のテープではなく、口に貼る専用のテープがあります。ドラッグストアなどで販売しているのでぜひチェックしてみてください。
でも花粉症や風邪のときなどは無理せずに、しっかり鼻呼吸できそうなときに使うようにしてくださいね。
鼻呼吸へのステップ3【口周りの筋肉を鍛える】
鼻呼吸をするために必要なのは、口の周りの筋肉です。口呼吸になっている原因は、筋肉が弱いのかもしれません。口の周りの筋肉が弱いと口を閉じることが難しくなります。それで口呼吸になってしまうのです。
エクササイズをして口の周りの筋肉を発達させることで、口を閉じやすくなり、自然に鼻呼吸がしやすくなります。
【あいうべ体操】
①「あー」と言いながら、大きく口を開く
②「いー」と言いながら、口を横に開く」「うー」と言いながら、唇を前に突き出す
③「べー」と言いながら、舌を下側に突き出す
1日30セットやりましょう!
ママと一緒に楽しみながら行うと、お子さんも続けやすくなります。ママも口の周りの筋肉が鍛えられて、ほうれい線に効果的です!
幼児の口臭改善まとめ
お子さんの口臭の原因は口呼吸かもしれません。幼児の口呼吸は口臭だけでなく、カラダ全体に悪影響を与えてしまいます。
口呼吸から鼻呼吸への改善の方法は「赤ちゃんならおしゃぶりをする」「専用のテープを貼って寝る」「口の周りの筋肉を鍛える」です。
少し面倒に感じるかもしれませんが、鼻呼吸の習慣は一生の宝になります。ぜひ小さいうちから習慣づけてあげましょう!
※参照元:https://www.834814.com/pdf/h270521_kodomokoukokyuu_taisaku.pdf
※参照元:http://nishihara-world.jp/2015wp/baby/baby04/