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幼児期に「遊び」をたくさんすると賢い子に育つ? 今、遊びが注目されている理由とは?

2020.07.18

こんにちは。子育てアドバイザーの河西ケイトです。

セミナーをしているとお母さんたちから「子どもと遊び」の関係性について質問されることがあります。子どもにとって遊びは生きていくために必要な力や能力を育てていきます。

例えば「やおやにならんだしなもの、よくみてごらんかんがえてごらん。あったら2つてをならそう」という手遊びで考えると、この手遊びを通して学ぶのは、八百屋に並んでいる品物を考える「想像力」と、八百屋にあるものを言われた時に、2つ手を鳴らす・無いものを言われた時は手を鳴らさない瞬時に判断する「瞬発力」を育てることができます。今回は、子どもが遊びを通してどのような「力」を育てることができるのかを紹介していきたいと思います。


自由に遊ぶことで「柔軟性」が育つ

遊びは、独創性や柔軟性を育てることにもよい影響を与えます。

私が2歳児を担当にしていた時に、新聞紙を丸めて先をハサミで切って、箒のような形をしたものを作って子どもに渡すと、そこから「魔法つかい」遊びが始まりました。魔法使いから、私が普段箒で掃除している姿を見て覚えていたのか、子どもたちは、「お掃除さっさっ~」とお掃除ごっこが始まり、しばらくお掃除ブームが続きました。このように、子どもは大人が物事を決めつけなくても、自由に遊び始めることができます。

これは、子どもの脳が柔軟で創造性に溢れているからです。創造性や柔軟性を養うためには、とにかく子どもに「自由」に遊ばせることが大切です。最初から大人の模倣ばかりさせたり、沢山の約束事をして厳しく縛りつけてしまうと独創性や柔軟性を育てることができません。また、独創性・創造性・軟性などは、得ようと思って得られるものではありません。幼児の頃から様々な遊びや体験をしたり、触れたりすることで、大人になった時に、その力が発揮ができるようになるのです。

子どもの興味や好奇心を引き出す遊びをしてみよう!

遊びをさせる時のポイントは、ずばり「楽しく!」です。

私達大人は子どもが遊びを知らないと思いこんでしまい、こちらから「鬼ごっこしよう」「鉄棒しよう」「粘土しよう」など、子どもよりも大人主体でついつい口を出してしまいがちです。しかし、おとな主導で遊びを行ってしまうと、子どもが本当に遊びたいものを見つけられなくなり、「興味・好奇心」を低下させてしまうことにも繋がります。

また、押しつけがかえって子どものストレスになってしまうことも…。子ども自身が「楽しい!」と思うことで、脳内ホルモンであるドーパミンが分泌されるといわれています。ドーパミンが分泌されることで脳内にあるネットワークが刺激を受け更に成長するのです。遊びはあくまでも「遊び」ということを大人が忘れずに意識をし、子どもの興味・好奇心の向くままに遊ばせていきましょう。

外で遊ぶ時に大人が意識をしたいこと

遊ぶということは「危険な場面」と隣り合わせであることも認識しておきましょう。小さなうちはとにかく子どもから目を離さないことが大切です。外遊び今の時期に気をつけたいのは「暑さ」です。

暑さによって体力は、かなり落ちています。「子どもは疲れ知らず」という言葉がありますが、自分の疲労に気づかず遊び続け、大型遊具から落下してしまう事故も起きやすくなります。水遊びでも休息が必要なように、外遊びの中でもしっかりと「休息」が取れる時間を設けていくことも大切です。事故の他には、虫刺されや日焼けなどにも注意が必要です。虫が多い草むらや雨上がりなどは、特に虫が多くなっています。

外で遊ぶ場合は、虫よけスプレーを使う、長袖・長ズボンの服を着せるなどの対策も行いましょう。 長袖長ズボンは一見、半袖や半ズボンよりも暑そうに思われますが、皮膚が太陽に当たらないので、日焼け止めの効果もあると言われています。そして、火傷も多くなっています。11時~15時の間は、太陽の日差しが一番強い時間です。金属でできている遊具は、70度以上の熱を持っているので、大人が確認してから遊ばせるようにしてくださいね。親子でたくさん遊び、お家では出せない大きな声をだすことで、大人も子どもも情緒が安定し、健やかな生活が送れるようにもなります。

今回は、遊びについてお話させていただきました。「遊び」の中身を大人が考えていき、展開することで子どもの能力はぐんぐん伸びていきます。ぜひ、お子さんと一緒に楽しい「遊び」を展開していってくださいね。

河西 景翔

河西 景翔 (かわにし けいと)子育てアドバイザー

小学生の頃から保育士を目指し、中学から保育園でのボランティア活動を通して、日本音楽学校に入学し、保育士・幼稚園の資格を取得。平成14~26年まで、保育士・幼稚園教諭として現場で働く。現在は、セミナーを開催したり、ウェブマガジン・ブログを通し、子育てに悩むママに向けて、子育てに関する情報を発信。「子育て中のママと、共に悩みながら最良の道を切り開く」を念頭において、日々奮闘中。

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