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今なら間に合う?パパが子育てに参加しなければならない本当の理由。

2020.07.30

こんにちは。子育てアドバイザーの河西ケイトです。

最近、日本の中で「男性の育児休暇参入!」という言葉をよく聞くようになってきました。男性が子育てに参加すると子どもにどのような影響が起きるでしょうか? 今回は、男性の育児についてお話させていただきたいと思います。


男性が育児に参加すると子どもの事故や怪我が減る?

では、実際に男性が育児に参加するとどのようなメリットがあるでしょうか?

私はここ最近、男性の育児休暇について勉強をしているのですが、その中で学んで驚いたのは、女性が一人で育児をしている家庭と、男女で育児をしている家庭では、子どもの不慮の事故や怪我に大きく差が出ると言われているのです。

その理由はとても簡単なこと。小さなうちは好奇心旺盛で、探索をしなんでも試してみたくなりますよね。試して失敗をしたり成功をしたり…体験をしながら子どもは成長をしていきます。しかし、体験は時に大きな事故を起こしてしまうことがあります。

ここで質問です。私達人間の目は、一人につき何個ついていますか? 当たり前ですが2個ですね。もし、ワンオペで育児をしていたとしたら…子どもの行動を2つの目でしか見ることができません。しかし、男女で育児をしていたとしたら、2個から4個に目は増えます。そして大きな事故や怪我も、2個のときよりも防ぐことができるようになるのです。

これが、男女で育児をすると事故や怪我が減ることのカラクリです。不慮の事故が死へと繋がることは少なくありません。男女で育児をすることの意味を、今一度皆さんには理解していただきたいと思います。

反抗期が男性の育児と関係しているって本当?

これも驚いたのですが、イギリスが5世代に渡って調査をした結果、男性が育児に携わっているのといないのでは、反抗期に大きく差が出るそうです。もちろん、育児に参加をしている方が反抗期が長引かないというのは言うまでもありません。

私の知人に14歳のお子さんがいるのですが、実際にこの話をしたところ、こんな話をされました。知人は、小さな頃からワンオペで育児をしてきたそうです。子どもが反抗期になり、母親だけでは手に負えず、父親に「なんとかしてほしい」と言われたので、お子さんに話をしにいくと、なんとお子さんからは「小さな頃から子育てしてないのに都合のいいときだけ父親面するな!」と反対に言われてしまい、何も言い返せず部屋を後にしたそうです。反抗期に子どもが誰に頼るか選択肢があれば、そこで話をして気持ちを落ち着かせ、落ち着くことでその期間は短くなるかもしれません。

しかし、ワンオペで育ってきたこのお子さんは、母親しか頼れる人がいなかったのでしょう。もし、父親も育児に参加をしていて、つらい気持ち悲しい気持ちをともに共感しながら育ってきたとしたら、状況は変わっていたかもしれません。このようなことからも男性が育児に参加をする必要は、長い目で見ても大切だということがわかります。

育児の大変さや大切さを共感することが大切です

子どもは急に育つものではありません。日々、大人が様々な仕掛けをして大きく成長していきます。女性から学ぶもの・男性から学ぶものそれぞれに良い作用を子どもには与えます。お子さんを出産し、出産した直後から女性が一人で育児をするのが今までは当たり前でしたが、これからは男性が育児に入ることの大切さも私達が訴えていかなければならないのかもしれません。

一説によると、赤ちゃんは女性の胸から「乳」が出ることを学習しているため、寝かしつけで横に行くと、「乳」を本能的に求めて泣くことがあるそうです。しかし、男性は「乳」が出ないことを理解しているのか、スムーズに寝かしつけができるとも言われています。こうした身体のメカニズムを学び、育児の分担をしていくことで、女性も男性もそしてお子さんも健やかな生活が送れるのだと思います。

「役目」ではなく、「役割」として育児をしていくことがこれからの時代は大切になってくるのかもしれませんね。

河西 景翔

河西 景翔 (かわにし けいと)子育てアドバイザー

小学生の頃から保育士を目指し、中学から保育園でのボランティア活動を通して、日本音楽学校に入学し、保育士・幼稚園の資格を取得。平成14~26年まで、保育士・幼稚園教諭として現場で働く。現在は、セミナーを開催したり、ウェブマガジン・ブログを通し、子育てに悩むママに向けて、子育てに関する情報を発信。「子育て中のママと、共に悩みながら最良の道を切り開く」を念頭において、日々奮闘中。

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