かわいいけれど、やっぱり大変!【男の子の子育て】3つの心得とは
男の子の無限の体力とやんちゃさに振り回され、毎日ヘトヘト…というママ。「一緒にカフェに行った」なんて、女の子ママの話を聞くと、「絶対無理!」と、男女の違いに驚くことも。今回は、男の子の子育てにおける3つの心得を紹介します。
男の子の子育てが大変な理由とは?
子どもと大人の違い
あなたの一番昔の記憶はいつでしょうか。
恐らく、幼稚園くらいという方が多いでしょう。
大人は子どものときの記憶をほとんど無くしてしまっているので、子どもの言動を見て、「なぜできないの」「なぜこんなことをするの」と感じてしまうことが多いのです。
ママとの男女の違い
男の子は、女性であるママにとっては未知の存在。
水たまりに飛び込むことも、虫をポケットに入れて持ち帰ることも、男の子にとっては当たり前。
しかし、女性であるママにとっては理解できず、ショックを受けてしまうのです。
反対に女の子の場合、自分の昔の姿を重ねられるので、ママにとっては育てやすく感じるのでしょう。
年齢別!男の子のココが大変!
1~3歳は「とにかく危険」
男の子は身体の使い方がダイナミックです。
歩き始めたら高い所に登ったり、どこでも走り回ったりと、危険がつきもの。
この時期に大切なことは、目を離さないことです。
失敗から学ぶことも大切ですが、大怪我はしないように見守っていきましょう。
4~6歳は「しつけが大変」
話せるようになってくると、今度はしつけが大変です。
男の子は女の子と比べて言葉の発達がゆっくりしている子も多く、うまく伝えられず、外で癇癪を起こしたり泣きわめいたりということもあるでしょう。
しかし、ここで親が折れてしまうと、我慢ができない子になってしまいます。
冷静に説明をして、我慢する練習をさせましょう。
正義感が強いタイプの男の子なら、親と一緒に約束したルールは守れるようになることも。
男の子を育てる3つの心得
かわいいけれど、大変な男の子。
そんな男の子をイキイキと育てるためには、どうすればよいのでしょうか。
1.納得するまで何度もやらせる
男の子のなかには、こだわりが強い性質を持っている子も。
同じおもちゃで何度も何度も遊んでいると、つい親が手出ししてレベルアップさせたくなりますが、そこはグッと我慢。
本人が試行錯誤を繰り返し、満足するまで待ちましょう。
2.手助けは最小限
男の子は女の子より成長がゆっくりしている場合もあり、つい親が手助けしてしまいがち。
靴を履かせたり、荷物を持ってあげたりと、本人ができるようになっていてもその機会を奪ってしまうことがあります。
手助けは最小限にとどめ、本人の「やりたい」という気持ちを尊重しましょう。
3.作業中は声掛けNG
マルチタスクが得意な女性は、おしゃべりをしながら作業をできます。
これは子どもでも同じで、工作しながらおしゃべりをするのは女の子が多いでしょう。
一方、男の子は物事に集中すると、声をかけられるのを嫌がります。
遊びや作業に夢中になっていたら、そっと子どもから離れるのもよいでしょう。
大変だけどかわいい男の子!成長をそっと見守ろう
体力がいっぱいで、やんちゃな男の子。
「なんでそんなことをするの!」と驚き大変なことも多いですが、甘えん坊でかわいい一面も。
他の子と比べずに、子どものペースを大切にして成長をそっと見守るようにしましょう。