育児の悩みを相談してみませんか?電話で相談できる窓口と相談方法
育児の悩みを電話で相談できることを知っていますか?育児で上手くいかなかったり、ストレスがたまってしまい、だれかに相談したいと思っても、だれに相談したらよいか分からない場合もありますよね。そんなときに、電話で直接相談できる窓口があります。
この記事では、育児の電話相談窓口と相談方法について紹介します。
育児の悩みを無料相談できる窓口は多い
育児の悩みを相談できる窓口は多く、そのほとんどが無料です。自分の親やママ友達に相談しにくい悩みも、電話相談だったら気軽に話せるかもしれません。
悩みを相談できる人がいる親は全体の約4割
文部科学省の調査では、「育児の悩みを相談できる人がいる」と回答した親は全体の約4割しかいないという結果が出ています。(出典:文部科学省「子育て環境の整備(平成28年」)
つまり、半数以上の親は育児の悩みを相談できる人がいないといえます。他の親も同じ悩みを抱えていると考えて、電話相談のハードルを下げてみましょう。
育児のどんな悩みでも相談できる
電話相談では、育児についてのどんな悩みでも相談することができます。
いざ相談するとなっても、「こんなことを言ったら変に思われるかもしれない」という不安があるかもしれませんが、心配はいりません。相談窓口の担当者は、毎日さまざまな相談を受けていて、どんな相談内容にも対応してくれます。
さらに、電話相談は専門家から直接アドバイスをもらえるチャンスでもあります。小さな悩みでも相談してスッキリとした気持ちになり、また新たな気持ちで子どもに向き合っていきましょう。
育児の悩みを電話相談できる窓口
育児の悩みを相談できる窓口はたくさんあります。その中から、はじめてでも電話相談がしやすい窓口をご紹介します。
居住地の自治体の子育て相談窓口
住んでいる地域の自治体に、子育て相談窓口が設置されているか確認してみましょう。地域の活性化のために子育ての政策に力を入れている自治体も多く、電話相談のサービスが充実しています。
住んでいる都道府県、区市町村などのホームページから子育てに関する窓口を確認することができます。
育児の相談窓口「エンゼル110番」
「エンゼル110番」は育児に特化した相談窓口です。通話料は無料で、月~土曜(10:00~14:00)まで電話相談ができます。
また、ホームページには、よくある相談が赤ちゃんの月齢ごとに掲載されているので、まず読んでみるだけでも気持ちが楽になるかもしれません。
匿名で相談できる「子供の虐待防止センター」
「子供の虐待防止センター」では、匿名で相談をすることもできます。
受付時間は、月~金曜(10:00~17:00)、土曜(10:00~15:00)で、研修を受けた女性相談員が、相談者の気持ちに寄り添って相談にのってくれます。
電話以外の相談方法もある
電話相談以外にも、育児の悩みを相談する方法はあります。電話が苦手という方は、自分に合った相談方法を選んでみましょう。
LINEで相談できる自治体や団体がある
子育ての悩みを、LINEのアプリのメッセージ機能を使って相談できる窓口もあります。
例えば、東京福祉保健局では「子ゴコロ・親ゴコロ相談@東京」というLINE相談窓口を設置しています。心理カウンセラーなどの資格をもった相談員が、悩みを聞いてアドバイスをしてくれます。
他にも、LINE相談を受け付けている自治体や団体があるので、電話だと勇気が出ないという方は、まずLINE相談からはじめてみるのもよいでしょう。
訪問して話を聞いてくれる取り組みもある
直接担当者が自宅に訪問して、話を聞いてくれる窓口もあります。
電話で顔が見えない相手と話すのが苦手だったり、子どもが小さくて自治体の窓口に直接訪問するのが難しい場合には、検討してみるのもおすすめです。
例えば、千葉県浦安市では、母子保健課の母子保健推進員による家庭訪問で話を聞いてくれる取り組みもあります。
自分の住んでいる地域の近くに利用できるサービスがあるか探してみることから始めてみましょう。
電話窓口には相談できる相手がいます!
育児の悩みはどんな親にもあり、半数以上の親は「相談する人がいない」と感じています。一人で抱え込こまず、上手に電話相談を利用して、悩みを解決しましょう。あなたがスッキリとした気持ちになって、また子どもと向き合えることを祈っています。