専業主婦なら当たり前?辛いワンオペ育児を乗り切るコツ3選
「ワーママに比べて、専業主婦は楽をしているからワンオペ育児は当たり前」 専業主婦は、本当に楽なのでしょうか? 24時間、子どもとずっと一緒ということが大変なのは、子を持つ親であれば想像に難くないはず。 今回は専業主婦でワンオペの何が辛いのか、辛い時の対処法を紹介します。
専業主婦でもワンオペ育児はしんどい。原因は?
時間と余裕があるように見える専業主婦ですが、実態は家事育児に追われ自分の時間もなく、時には大人と話すことも無く1日が終わることもあります。 見た目以上にしんどい、専業主婦のワンオペ育児が辛い原因は主に3つ。 自分の時間がないこと、周囲の理解のなさ、孤独感です。 それぞれ詳しく見ていきましょう。
家事育児でやることが多すぎて自分の時間がない
24時間365日、育児はノンストップ。その上、ワンオペ育児であれば、まさに年中無休です。 家事は「10分あれば洗濯物干しは終わる」のように目測も付けやすいですが、子どもは予測不可能。 育児のスキマ時間に家事を進めていたら、いつのまにか1日終わっていたということも往々にしてあります。
予定を立てても予定通りには絶対に進まない毎日の中で、自分の時間を確保するというのは至難の業です。 ワンオペではなかなか息抜きをしにくい状況が続くので、ストレスも溜まりやすいでしょう。
専業主婦だから当たり前という周囲の理解のなさ
専業主婦だと仕事をしていない分、周りからはどうしても楽に見られがち。 夫や友人だけにとどまらず、人によっては過去にママを経験して子育ての大変さを実感したはずの義母や実母にまで、「専業主婦なのだから育児が辛いなんて甘えている」と言われることもあるのです。
共感しあえる相談相手がいない孤独感
「同じようにワンオペをしているママ友がいない」「同じ境遇のママ友がいても時間が合わずに相談できない」などの理由から、辛い状況を相談できずに孤独感を抱く人も多いようです。
夫に相談すれば良いのでは?と思う方もいるかもしれませんが、24時間付きっ切りの状態になったことが無い夫に話したところで辛さを理解してもらえず、相談する前より辛い気持ちになることもあります。
専業主婦がワンオペ育児を乗り切るためのコツ3選
専業主婦のワンオペの辛い原因が分かったところで、次は対処法を紹介します。 実践してみてほしいのは3つ。 夫に理解と協力を求めること、家事育児を手抜きすること、子どもを預けることです。
離婚危機に陥る前に!夫に理解・協力を求める
近年ではワンオペ育児が原因で、離婚しているケースが増えているそうです。 理由は、家事育児を手伝わない夫に対する不信感によるもの。 ワンオペ育児が辛いのに夫に相談をしていない人は、まず相談して協力を仰ぎましょう。
ただ「辛い」という感情面で訴えるのではなく、「どうして辛いのか」「だから何をしてほしいのか」を論理的に説明すると男性には効果的です。
家事育児に優先順位をつけて、手抜きをする
子どもが小さく手がかかるうちは、家事育児を完璧にこなすことは難しいので、やるべきこと、やらなくても良いことの優先順位をつけましょう。 専業主婦であれば「家事育児=私の仕事」と思ってしまい、完璧にできなかった時は自分を責めてしまいがちです。
しかし、家事育児が完璧にできないのはあなたのせいではありません。 最優先事項は子どものご飯とおむつ替えなので、家事をやらない、もしくは手抜きしたくらいでは大事に至りません。
実家や一時保育などを利用して子どもを預ける
時には思い切って、子どもを預けてしまいましょう。 四六時中一緒にいては、精神的にも体力的にも追い込まれてしまいます。 たまには自分の時間を確保して、子どもと一緒の時にはできないことを楽しみましょう。 リフレッシュできれば気持ちに余裕がでて、より子どもが可愛く思えてきますよ。
甘えではない!ワンオペ育児はとっても大変
まだまだ「専業主婦の仕事=家事育児」というような風潮がありますが、365日休みなくこなしていれば辛いのは当然です。 特に、子どもが小さい時は24時間体制でお世話をすることになり、睡眠も細切れになるため精神的に追い詰められやすくなります。
「辛い」=「甘え」ではありません。 辛いのは、これまで一人でたくさん頑張ってきた証拠です。 自分を責めずに、楽しく家事育児ができるような妥協点を模索してみてください。