共働きの子育てはなぜこんなに辛いの?その理由と改善策を紹介
共働きのママは一日中、家事や子育て、さらに仕事にまで追われて、息つく暇もないほど忙しく、辛いと感じる場面も多いのではないでしょうか。
なぜママだけがこれほど辛いのでしょうか。ここではその原因を探り、改善する方法をいくつか紹介します。今の状況を改善するための手助けにしてくださいね。
共働きの子育てが辛いのはなぜ?
なぜ共働きの子育てがこれほど辛いのか、主な原因を紹介しましょう。まずは、自分の状況を把握することが大切です。
仕事・家事・子育てに追われて休みがない
共働きママが辛いと感じる瞬間は、平日ではなく休日や祝日のほうが多いのではないでしょうか。本来なら休めるはずの日にも家事や子育てのために動き回り、さらに夫はソファーでゴロゴロしながらスマホばかり…という状況では、辛いと感じるのは当然といえます。
周囲の理解や協力が得られない
「男性も家事や子育てをするべき」という考え方が、社会のなかにも少しずつ浸透しつつあります。しかし、実際の職場では、育休取得や時短勤務があたりまえという環境にまではいたっていません。
忙しい時期であればなおさら、上司や同僚からの理解は得られにくいでしょう。残念ながら、家事や子育ては女性がするべきものという風潮は、まだまだ強く残っているといわざるを得ません。
夫が家事・子育てを協力してくれない
会社の上司や同僚の協力が得られなくても夫の協力があれば、家事や子育てはずいぶんと楽になるもの。なにより、頼りになるパートナーがいるということ自体が精神的な支えとなります。
夫婦で協力し合うべき家事や子育てをママひとりで負担しなければいけない状況が、最も辛いと感じる原因でしょう。
共働き子育ての辛い状況を改善する方法
それでは、共働きの家事や子育ての状況を改善するために、どのような対処方法が考えられるでしょうか。
家でのタスクをリストアップし夫と分担する
夫に共働きママの大変さをわかってもらうことが先決です。1週間のタスクをすべてリストアップしましょう。そのうえで、お互いの得意分野を担当するようにします。
なにより大切なことは、お互いのタスクには口を出さないことです。夫に任せたら、夫のやり方や進め方にダメ出しをしたり文句を言ってはいけません。たとえ夫のやり方が不十分であっても、ママの感謝や労いの言葉が次につながります。
家事代行などのプロの手を借りる
タスクをリスト化し夫を教育することは、本音をいえば労力もかかり面倒です。そのようなときは、家事代行などプロの手を借りましょう。
共働きでいいことは、家計に余裕があること。もっとも辛い時期だけ家事代行をお願いし、ママがほんの少しでもリラックスできる時間をもつことが大切です。
家事も子育ても手を抜く
共働きママのなかには、完璧を求めすぎている人もいることでしょう。職場で認めてもらうために仕事を持ち帰る、子育てを手抜きしていると思われないように手作りの食事にこだわる、など心あたりがあるのではないでしょうか。
子どもが小さく、子育てに手間や時間がかかる時期は、手を抜くことが大切です。ピカピカの家や手作りの食事よりも、ママの笑顔が子どもや家族にとって一番の幸せといえます。
共働き子育ての辛い時期はいつか終わる!
子どもが小さいときは、共働きの子育ては大変で辛いと思う場面が多いもの。しかし、子どもが大きくなるにつれて子育ては楽になり、状況は改善されていきます。もっとも辛い時期を夫婦で協力して乗り越えていくことが大切です。