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1歳半でおむつ外れができる【おむつなし育児】心も社会性も育つメリットいっぱいのおむつなし育児とは?
2020.09.01 by いろは いろは

1歳半でおむつ外れができる【おむつなし育児】心も社会性も育つメリットいっぱいのおむつなし育児とは?

おむつなし育児について知りたいと思っていませんか?

おむつなし育児とは、【普段はおむつを使い、排泄はおまるなどでする育児】のことです。おむつではなく、おまるなどで排泄をすることで、排泄の心地よさを赤ちゃんが感じることができるのです。

今回は、赤ちゃんでも自然な排泄ができる《おむつなし育児》について紹介をします。「赤ちゃんがいつもおむつに排泄をすることに違和感がある」「赤ちゃんに排泄の気持ちよさを体感させてあげたい」という方は、ぜひ最後まで読んでくださいね。

おむつなし育児は、心も体も気持ちいい育児方法!

おむつなし育児というと、「おむつを一切使わず、排泄物が垂れ流しなの??」

と思われがちですが、実際はそうではありません。実は“おむつなし”育児と言っても、おむつは使います

おむつなし育児では、排泄時に、なるべくおむつの外に、赤ちゃんが気持ち良く排泄できるよう大人がサポートします。普段はおむつをしていて、排泄サインに気がついたとき、タイミングに合わせて、おまるやトイレに行き排泄させるのです。

おむつなし育児って、トイレ・トレーニングなんじゃないの?

そう思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、おむつなし育児はトイレ・トレーニングのように、おまるやトイレで排泄させることが目的ではありません。早期トイレ・トレーニングではないのです。

だから、おむつを開き、おまるやトイレの上でさせてあげるだけでいいのです。おまるやトイレで気持ちよく排泄ができると、赤ちゃんは排泄の気持ちよさを感じられます。

赤ちゃんの排泄しそうなタイミングが分かるのか?

赤ちゃんがおしっこしたいな、うんちしたいな、というタイミングは、赤ちゃんの仕草や、それを気づいてあげる親の観察力や勘などで、だんだんとわかるようになっていきます。

赤ちゃんの排泄のタイミングがわかってくると、赤ちゃんのその他の欲求もよくわかるようになります。そうすると、その後の赤ちゃんとのコミュニケーションが楽になるため、育児が楽しくなっていきます。これは、おむつのアリ・ナシを超えた、おむつなし育児の最大のメリットです。

おむつはトイレではない。

もはや当たり前すぎる赤ちゃんのおむつ。しかし、おむつは赤ちゃんの意思でつけているのでしょうか? おむつは、大人の都合によってつけ始めました

生まれて間もない赤ちゃん、特に男の子の赤ちゃんは、おむつを外すと「しゃーっ」とおしっこを飛ばします。これが、自然な排泄の姿。

今もおむつを使わない国や地域で育つ赤ちゃんは、1歳後半〜2歳頃になると、排泄は自然に自立し、おむつがいらなくなるそうです。おむつが早くに外れると、親の負担が減るだけでなく、経済的メリットも大きいですね。

だけど、おむつをトイレとして使った結果。

赤ちゃんは、大人の都合で「おむつをトイレとして使う」ことを学習します。しかし、数年後には「おむつをトイレとして使わない」ことを学習し直します。だから、赤ちゃんから幼児になった子供にとって「トイレ・トレーニング」はとても大変です。

おむつなし育児をしている国や地域と比べ、先進国では、排泄が自立する年齢が、3歳、4歳、5歳と、どんどん遅くなってきています。日本同様に子供の排泄の自立が遅くなっている欧米では、近年「トイレ・トレーニングの開始が遅れる(おむつの外での自然な排泄を経験することが遅れる)と、成長してから切迫尿失禁等の排尿コントロールの問題を抱えるリスクが高まる」という論文も複数の泌尿器分野の研究者によって発表されています。

おむつなし育児で、トイレ・トレーニングなしに排泄自立が可能に。

おむつなし育児の研究論文では、近年の日本の子供の排泄が自立する平均月齢が生後40ヶ月と言われる中、おむつなし育児で育った子供は排泄自立時期が生後21.1ヶ月と、現代日本の子供たちの平均より19.9ヶ月も早くなることがわかりました。これは、発展途上の国や地域の子供の排泄自立時期とほとんど同じだそうです。

また、0歳からおむつなし育児を実施している保育園では、0歳から排泄コントロール能力がよく育ち、これらの子供たちは機嫌がよく穏やかに過ごせると言います。そして、特別なトイレ・トレーニングなしに1歳半〜2歳頃に排泄が自然に自立していくそうです。

おむつなし育児で社会性まで育つ。

さらにすごいことに、おむつなし育児で育った子供は、「自己抑制力」と「協調性」が全国平均よりも高い傾向にあることがわかりました。

おむつなし育児は、おむつ、排泄のみに留まらず、さまざまなメリットがあることがわかりましたね。

おむつなし育児のスタート時期①首座り後

おむつなし育児を始めるのは、赤ちゃんが動かない生後2〜5ヶ月頃がおすすめです。そして、首座り後からおむつなし育児をスタートさせると、抱っこが安定するため、おまるやトイレの排泄ポーズが取らせやすくなります。

もちろん、生まれたその日から、おまるをあててあげることもできます。お世話する人が大変でなければ、いつからでも始められるのです。新生児の場合は、おまるではなく、バケツなどで、寝ている赤ちゃんのお尻に当てる方法で始めてみましょう。

実際にやってみて、新生児でママが体力的に大変という場合は無理は禁物です。まずは赤ちゃんとの生活に慣れることを優先しましょう。おむつなし育児は首座りの後からで大丈夫です。余裕が出て「おむつなし育児をやってみたいなぁ」と心から思うタイミングで始めてましょう。

おむつなし育児の排泄サイン②赤ちゃんからの様子

赤ちゃんをおまるやトイレに連れていくのは、排泄のサインがあったときです。

赤ちゃんの体に力が入っている

赤ちゃんの表情がかたまる

赤ちゃんが落ち着かない感じでモゾモゾする

赤ちゃんが泣く

抱っこすると赤ちゃんがのけぞる

などです。あとはママの直感も大切。ママから見た赤ちゃんが排泄を「したそうだな」と感じたときも、おまるやトイレに連れて行ってみましょう。

おむつなし育児のタイミング③決まった時間

おむつなし育児を始めたばかりで排泄のサインがよくわからない場合は、タイミングを決めておまるやトイレに連れていきましょう。おすすめのタイミングは、

寝起き

寝る前

授乳後

外出から帰った時

抱っこから降ろした時

おむつを外した時

などです。タイミングを決めてしまえば生活の一部となり、無理なく続けることができます。

最初はなかなか排泄できないことが多いので、焦らずに「排泄できたらラッキー」くらいの軽い気持ちでチャレンジしていきましょう。

おむつなし育児の方法③赤ちゃんに排泄させる声かけ

赤ちゃんをおまるやトイレに連れて行ったら、おむつをとり、抱っこをしながら排泄のポーズを取らせてあげましょう。

そして、「チーチー出るかなー」などの声かけをしてみてください。【おしっこをする=チーチー】などと赤ちゃんが覚えられるように、毎回同じ声かけをするのがポイントです。

そのうち「まんま(ごはん)だよー」のように「チーチー」と言われたらおしっこを出すんだな、出せばいいんだなと認識できていくはずです。

おむつなし育児を始めてすぐにはうまくいきませんが、続けることでおまるで排泄ができるようになっていきます。おむつなし育児を楽しみながら、いつかできるといいな〜くらいの軽い気持ちから始めることがうまくいくポイントです。

おむつなし育児についてのまとめ

おむつなし育児とは、おむつをしながら、サインやタイミングでおまるなどで赤ちゃんに排泄をさせる育児方法です。まだ小さい赤ちゃんでも、おむつではなく、自然な形での排泄は可能です。

小さい赤ちゃんの頃からおむつなし育児をすることで、おむつ外れが早くなる、おむつかぶれしづらい、赤ちゃんが排泄の気持ちよさを体感することができます。また、それ以外の多くのおむつなし育児のメリットも上記の通りです。

長い目で見ると、とてもいい育児となるおむつなし育児。赤ちゃんがいるママは、ぜひ無理をすることはなく、おむつなし育児を取り入れてみてくださいね!

※参考:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jshhe/82/4/82_156/_pdf/-char/jahttps://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-24616014/24616014seika.pdf

いろは

いろはライター

港区麻布にこじんまりとひっそり暮らすシングルマザー。長男小3は自閉症スペクトラム症、ADHD、LD。5歳長女は自閉症スペクトラム様症状が増大中。これまで不登校だった長男に変わり、不登園を貫く長女と毎日濃密な時間を過ごす。子どもたちのおかげでたくさんの人から優しさを享受中

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