子育てママのお悩み解決メディア
【歯磨きを嫌がる子供】にイライラ! 子供が歯磨きを嫌がる原因と対策を紹介
2020.09.17 by いろは いろは

【歯磨きを嫌がる子供】にイライラ! 子供が歯磨きを嫌がる原因と対策を紹介

歯磨きを異常に嫌がる子供に無理やり歯磨きをさせてイライラ、そして落ち込む毎日。子供のためにと思って歯磨きの大切さを伝えているのに、嫌がるのはなぜなのでしょうか?

この記事では、歯磨きを嫌がる子供へのイライラしない対策について、ご紹介します。


子供が歯磨きを嫌がる理由

口の中に歯ブラシが入るのが気持ち悪い

歯が生えてきたばかりの小さい子供は、口の中に何かよくわからないものを入れられるのが怖い、または気持ち悪いということが考えられるそうです。

ずっと口をあけていることが苦痛

歯医者に行くと大人でも感じると思いますが、口をずっと開けたままにしておくのは意外に大変です。小さい子供の場合、そういう経験が少ないため口を開け続けることが苦しい場合もあります。

歯磨きをしてくれるパパ・ママの顔が怖い

自分の表情は見えないので案外気づかないものですが、歯磨きの時は素早くきれいにしてあげたい一心で歯磨きに集中するあまり、怖い顔に見えることもあるそうです。

歯磨きの力が強すぎて痛い

特に上唇と歯茎をつなぐ筋部分がまだつながっている子供は、上唇を持ち上げるだけでも痛がります。また、いちばん磨きたいのは歯と歯茎の間ですが、歯茎に歯ブラシが当たって痛いと感じた経験で、歯磨きを嫌がっていることもあります。

感覚過敏

言葉をたくさん使いこなせない子供の場合、「チクチクする」「気持ち悪い」「刺さる感じ」など、歯磨きがどうして嫌なのかを上手に親に伝えられないことがあります。その時、子供が取る行動が全力の「歯磨きイヤイヤ」です。上記のことはすべて気をつけているのに、それでも嫌がる場合には、口腔感覚が過敏ということも考えられます。

歯磨きを嫌がる子供に、イライラせずに歯磨きをさせる方法

子供が歯磨きを嫌がる原因がわかると、対処法も見つけやすくなります。そんな歯磨き嫌いの子供にイライラせずに歯磨きを促す方法をご紹介します。

子供用歯ブラシをたくさん用意する

大人でも、自分にしっくりくる歯ブラシとそうでないものがあると思います。特に子供は自分が好きか嫌いかで、物事がうまくいくかいかないかが大きく左右されます。

だから、子供が歯磨きを嫌がるならいろんな色やブラシの歯ブラシを用意し、お気に入り歯ブラシを見つけてあげましょう。一般的にこれがいいと言われている歯ブラシ、高価な歯ブラシより、案外安いものを好む場合もあります。

キャラクター好きなら、それを生かして

好きなキャラクターがいる子供の場合は、その歯ブラシを買ってあげると歯ブラシ自体への興味を持たせることができます。歯磨きを嫌がる子供の場合は、それだけでも大きな第一歩。

子供が好きなキャラクターの歯ブラシが売っていない場合は、シールを貼ってあげるだけでも、歯ブラシへの抵抗感を少なくできます。

1回の歯磨き時間を短くする

大人は朝昼晩、とご飯を食べた後に歯磨きをする方が多いと思いますが、子供の場合はこまめに歯磨きをする方が理想的です。

子供は、大人のように自分でうまく磨けません。だから、一回でしっかりきれいに歯磨きをするのはとても難しいのです。それを無理にしようとすると、大人もイライラしてしまいます。

だから、1日1分ずつでもいいからという気持ちで、こまめにきれいにする感覚を身に付けさせてあげましょう。歯磨き自体が難しい場合は、何度もうがいをするところから始めても構いません。そして、「お口の中がきれいになると気持ちいいね!」と口腔内の感覚に意識を向け、きれいにすると気持ちいいという感覚から育てていくのも歯磨き指導のひとつと言えます。

大人が子供に歯磨きをしてあげると、1分では終わらないことが多いと思います。その間、口を開けたままにし、苦しいから口を閉じると怒られ……となると、歯磨き嫌いになってしまうので短くでもできたら褒め、大人もイライラしないように「磨けたからいいや、またあとで磨こう」とこだわりすぎないことも大切です。

子供の歯磨きをしてあげる時は、にこにこ笑顔を忘れずに

子供は、その人の中身が優しいか怖いかよりも、見た目で判断することが多くあります。例えば、本当は心が優しいのに髭が生えていてメガネをかけているおじさんと、本当はいつもイライラしているけれど笑顔を浮かべるお姉さんがいれば、後者の方に近寄っていく子供の方が多数です。

歯磨きを早く終わらせてあげたい、しっかり磨いてあげたい、そんな優しい気持ちから、パパやママの仕上げ歯磨きの顔は自ずと鬼のような形相に。そんな顔を下から見上げる子供視点では、恐怖以外なにものでもない状況なのかもしれません。「普段は優しい笑顔のパパとママが、歯磨きになると怖い!」そう思うと、歯磨きってなんか嫌だな、というイメージがついてしまっているかも。

歯磨きをするときは明るく楽しく、にこにこ歌を歌いながら、と意識して、歯磨きって楽しいね〜という雰囲気作りから始めてみると、子供も歯磨きタイムを嫌がらなくなるかもしれませんよ。

子供が心地良く感じる力加減で歯磨きする

歯磨きをする時は、ペングリップという鉛筆の持ち方で歯ブラシを持ちます。そして、歯を磨く力は、150〜200gほど。案外軽い力で歯の汚れは落ちるので、歯磨きを嫌がる子供には、優しくそっと、というイメージで磨いてあげましょう。

子供が好む味の歯磨き粉を揃える

最近の子供用の歯磨き粉は、ジェル、クリームなどさまざまなタイプに、イチゴ、グレープ、メロンソーダ、ピーチ、バナナなど多様な味があります。

この歯磨き粉の味も、口腔内の感覚過敏があると痛く感じたり、しょっぱく感じたりしてしまい、2度と歯磨きをしたくないと思っている可能性もあります。

ぜひ、いろいろな歯磨き粉を一緒に選んで買ってみて、これおいしいね〜! など子供と一緒に歯磨き粉の違いも楽しんでみてください。自分が大好きと思えるお気に入りの歯磨き粉があれば、自分から進んで歯磨きしよう! という気持ちに必ずなります。

無料動画で正しい歯磨きの仕方を見せる

最近では、youtube動画でたくさんの歯磨き動画を見れます。キャラクターが一緒に歯磨きしてくれるものから、大人向けの正しいブラッシング方法を解説するものまで種類もさまざま。

飽きてもほかの歯磨き動画が見られるので、歯磨き嫌いをクリアするために動画から歯磨きへの興味を引いてみるのもおすすめです。

歯磨きゲームのアプリも多く出ているので、ゲーム好きな子供であればまずゲームをさせてから、歯磨きへ誘導するのもいいでしょう。

ちなみに、我が子は上が8歳です。早くから歯磨きに慣れてほしいという親心もあり、2歳半から自分用歯ブラシを与えました。結果、毎日1本ずつ歯ブラシを噛み、約100円×365日×5年で182,500円ほど消費しました。これは完全なる浪費だとイライラし、歯ブラシ貧乏になると伝えたことも何度もあります。そして、歯磨きはするけれど絶対にうがいをしない、という時期が3年くらいありました。

でも、7歳になるとだんだん歯ブラシを噛まなくなり、自分なりに歯医者に行く前には30分丁寧に磨きフロスまで使って仕上げる、時には電動歯ブラシを使って時短できれいにする、マウスウォッシュで気持ち良さを感じる、この歯ブラシは磨きやすいからこれ買って、などアイテムを使いながら自発的に歯磨きができるようになってきました。(時々歯磨きの様子を見ると、口の中に歯ブラシを突っ込んだまま5分間歯磨き動画を眺める、という歯磨き姿が窺えますが)

下の子は5歳です。上がいるせいであまり丁寧に仕上げ磨きなどしてあげられず1歳から歯ブラシを与え、上と同じように毎日1本の歯ブラシを消費しています。そして、2歳の時は毎日歯磨き粉を舐めまくり1週間で歯磨き粉がなくなるという日々でした。でも、おもしろいことに、さほど磨いてはいなくとも歯は上の子よりきれいなのです。そして4歳からは、感覚過敏のため仕上げ磨きをさせてくれなくなりました。

こんな感じでも、二人ともまだ虫歯はありません。絵本や説明で虫歯になるとどうなるか、という先の見通しを持たせるようにはしていますが、歯磨き嫌いの子供でも、いつしか歯磨きが嫌でなくなる日が来ると思っています。

イライラするけれど、子供の歯磨き嫌いから直してあげよう

子供が歯磨きを嫌がると、大人はどうしてもイライラしてしまいます。でも、子供側にも歯磨きを嫌がる原因があって、それがなくなると歯磨き嫌いがなくなることもあります。

長い目で見れば、歯は一生もの。だからこそ、小さな子供のうちからしっかり! と思いますが、歯磨き嫌いな幼児・学童期にして将来の歯を失わないために、歯磨きが嫌いじゃない、できれば歯磨きすると気持ちい、という感覚を育ててあげたいですね。

いろは

いろはライター

港区麻布にこじんまりとひっそり暮らすシングルマザー。長男小3は自閉症スペクトラム症、ADHD、LD。5歳長女は自閉症スペクトラム様症状が増大中。これまで不登校だった長男に変わり、不登園を貫く長女と毎日濃密な時間を過ごす。子どもたちのおかげでたくさんの人から優しさを享受中

いろはさんの記事一覧 →