育児が楽しくないのは余裕がないから?原因と乗り越える方法をご紹介
望んで妊娠・出産をしたのに、いざ育児が始まると楽しさなんて感じる余裕がない…。「赤ちゃんは可愛いもの」「育児は楽しいもの」と理想ばかりもてはやされますが、育児は辛いことが多いのも事実です。
今回は、育児が楽しくないと感じる原因と育児が楽しく感じるための対策を紹介します。
育児が楽しくない原因は何?
なぜ育児が楽しくないと感じてしまうのか、まずは原因を探ることが大切です。ここでは、育児が楽しくないと感じる原因の一部を紹介します。
命を預かる重圧
産まれたばかりの赤ちゃんは、当然ですが自分では何もできません。ママやパパのお世話によって生きていくことができるのです。ですので、赤ちゃんの命はママとパパにかかっているといっても過言ではありません。
特に1歳になるまでは、なかなか体重が増えなかったり、寝ている間は呼吸しているか心配になったりして気が休まる時がなく、大多数の人が育児を楽しむどころか精神的に疲弊していきます。
思い通りにいかない
朝起きて、1日のスケジュールを立てたとしても、ほぼ計画通りにはいかないでしょう。なぜなら、赤ちゃんは大人の事情を汲んではくれないからです。
産後しばらくは、赤ちゃんの気の向くままの要望に振り回されながら生活することになるので、思い通りにならないことばかりになります。
睡眠不足
夜泣き対応で、日常的に睡眠不足の状況が続くのも育児が楽しくないと感じる要因の一つです。睡眠不足が続くと精神的な疲労が溜まり、イライラしやすくなってしまいます。気持ちに余裕がない状態では、育児は楽しめません。
育児が楽しいと思えるようになるには
育児を楽しむためには、気持ちに余裕を持つことが大切です。完璧主義なママは、一人で抱え込みがち。「まぁいっか」と割り切ること、完璧でいなきゃという思い込みを捨てることが鍵になるでしょう。
あきらめや割り切りが肝心
夜泣き対応が辛いのであれば、お昼寝を一緒にして夜に備える、どうしても泣き止まないときは、手に負えないとあきらめて少し様子を見てみるなど、臨機応変に対応してみましょう。
思い込みを捨てる
「完璧なママでいなくちゃ!」という思い込みは捨てましょう。SNSで見る、部屋もキレイで、おしゃれで、にこにこ笑顔のママと赤ちゃんの写真はいってしまえば投稿用に作りこまれた幻想のようなものです。
比較して落ち込むことはありません。また、「ママだからこうしなきゃ」という考えも自分の首を絞めてしまいます。ママである前に一人の人間だということを意識して、自分を追い詰めることは止めましょう。
家事・育児を分担する
ママはスーパーマンではないため、一人で全てをこなすことはできません。パパと家事育児を分担することで、ママに気持ちの余裕が生まれます。
産後すぐは慣れない育児で時間も取られるので、パパに大変だという理解を求め、家事を多く担当してもらうなどの工夫をしましょう。
育児マンガは共感できることばかり!
育児マンガは著者の体験談を通して、「今悩んでいることは、みんな通る道。私がダメなママだからではない」ということに気づかせてくれるので、読んでいて気持ちがすっと楽になるでしょう。
特に、育児に対する理想と現実のギャップに苦しんでいる人におすすめです。
ダメなママじゃない!素直な感情を受け入れて
産後は慣れない育児でペースがつかめないので、家庭内がうまく回らなくても仕方のない時期です。
できないことにフォーカスして心が疲弊しきってしまう前に、現状を受け入れて開き直ってしまいましょう。きっと心が楽になって、育児も楽しくなってきますよ。