
幼児期の反抗期がきた!反抗する子どもに効果的な「5つの関わり方」
反抗的な子どもの態度に、疲れていませんか?幼児期の反抗期は大変ですが、だれもが経験することです。
言うことを聞かない子どもに、どうやって対処していくか悩んでいる方のために、反抗する子どもに効果的な「5つの関わり方」を紹介します。
幼児期の反抗期っていつごろ?

幼児期の反抗期は、突然やってきます。この前まで大丈夫だったことがダメになってしまったり、反抗的な態度をとり始めたり、変化が現れたら、それは反抗期が始まったサインかもしれません。ここでは、幼児期の反抗期の時期をまとめました。
「第一次反抗期」は2歳から始まることが多い
「第一次反抗期」と呼ばれる、幼児期の最初の反抗期は2歳から始まることが多いようです。この時期は自我が芽生える時期といわれていて、親が手を貸そうとしても「自分でやる」といって聞かないようになります。
また、なんでも「イヤイヤ」と言ってママの言うことを聞いてくれないのも、第一次反抗期の特徴です。
5歳6歳の反抗期は「中間反抗期」
5~6歳くらいの子どもの反抗期は「中間反抗期」と呼ばれます。第一次反抗期の時よりも、子どもが成長して口答えをするようになるので、大変だと感じるママも多いようです。
また、ママの行動を見て「ママもやってないでしょ。」と言い返されてしまうことも。子どもが納得のいくように対応してあげることが重要です。
反抗期に効果的な「5つの関わり方」とは?

ママを困らせる反抗期の悩み。その悩みを減らしてくれる、幼児への関わり方があります。反抗期に効果的な「5つの関わり方」を紹介しましょう。
時間と心に余裕をもっておく
子どもが言うことをきかないという前提で、時間に余裕をもつことが大切です。子どもを早めに起こして、準備を始める時間を早くすれば、時間に追われることもなくなります。
時間に余裕ができると心にも余裕ができるので、子どもにかかる時間を多めに見積もっておきましょう。
話し方を「依頼系」にしてみる
子どもへの話し方を依頼系にしてみると、受け入れてくれることが増えます。つい「~しなさい」と言ってしまうところを、「~してくれない?」と依頼系にすると、子どもは自分で選ぶことができると感じて、素直に受け入れてくれることも多いようです。
子どもの主張を理解してあげる
子どもが反抗した時に、なぜ反抗しているのかを考えてあげましょう。子どもには子どもなりの主張があるので、それを理解してあげることが大切です。
子どもの話を聞いてあげるだけでも、子どもは「ママが聞いてくれている」と感じてうれしくなります。子どもは自分に注目してもらえていると感じることで、反抗しなくなるのです。
質問には誠実に答えてあげる
子どもが何か質問をしてきたら、きちんと答えてあげましょう。子どもでも、相手の表情や言葉から、きちんと答えてくれているかどうかを感じとることができます。
子どもが話しかけてきたら誠実に答えてあげることで、ママの言うことも聞き入れてくれるでしょう。
甘えさせて安心感をもたせてあげる
幼児期のわがままは、甘えたい気持ちの裏返しという場合もあります。頭ごなしに叱るのではなく、甘えさせてあげるのも効果的です。
例えば、ママが何かしている時に子どもが話しかけてきたら、手を止めて目を見て話してあげるのも良いでしょう。ママがきちんと見ていてくれるという安心感があると、子どもの行動は変わるはずです。
子どもと一緒に幼児の反抗期を乗り越えよう

幼児の反抗期は、子どもが成長している証です。子どもが反抗的になっても、ママが愛情をもって子どもに関わってあげれば、乗り越えることができます。子どもと一緒に成長していきましょう。