トイレトレーニングはいつから始める?オムツ卒業までの進め方
子どもが2歳くらいになると、気になるのがトイレトレーニングですよね。幼稚園入園や保育園の進級のタイミングで、オムツを外すように先生から言われることもあるでしょう。今回は、トイレトレーニングを始める時期や、オムツ卒業までの進め方、あると便利なグッズを紹介します。
トイレトレーニングはいつから始める?
トイレトレーニングを始める目安は、1歳7ヶ月頃からといわれています。以下の項目が当てはまったらオムツを外す体の準備ができていると考えてよいでしょう。
- 簡単な問いかけに答えられるようになったら
- トイレまで歩けて安定して座れるようになったら
- おしっこの間隔が2時間以上空くようになったら
トイレトレーニングを始める時期は、冬場よりも夏場の方が向いています。薄着なのでズボンを脱ぎやすかったり、洗濯物が乾きやすかったりするためです。
トイレトレーニングの進め方
オムツを外すためのトイレトレーニングは、5つのステップで進めます。
1.絵本などでトイレに興味を持ってもらう
まずは、トイレに興味を持ってもらうことから始めましょう。トイレを題材にした絵本や動画を使ってもいいですね。親がしているところを見せるのもおすすめです。
2.補助便座やおまるに座らせる
トイレに興味が出てきたら、実際にトイレに座ってみます。子どものお尻は小さいので、補助便座かおまるを用意するとよいでしょう。嫌がるようなら、一度ストップします。
3.生活サイクルに合わせてトイレに誘う
トイレに座ることに慣れてきたら、生活サイクルに合わせて「トイレに行こう」と誘います。朝起きた時、ご飯を食べた後や寝る前など、数時間おきに誘ってトイレに行く習慣をつけます。トイレに座るうちに、偶然おしっこが出るはずです。おしっこが出たら、たくさん褒めてあげましょう。
4.パンツやトレーニングパンツを履かせる
何回かトイレでおしっこをできるようになったら、日中のみオムツからパンツやトレーニングパンツに移行します。最初は失敗してしまいますが、パンツは濡れると気持ちが悪いので、「次はトイレでしよう」と思うようになります。
5.外出時や夜間もパンツを履かせる
日中オムツが外れたら、外出時や夜間もパンツに移行します。失敗してもいいように、外出時にはお着替えを多めに持ち歩きましょう。
トイレトレーニングに必要なもの
トイレトレーニングを始める前に、用意しておきたいグッズがあります。
おまるや補助便座
子どもがトイレに安定して座れるようになるまでは、おまるや補助便座を用意してあげましょう。おまるのメリットは、体が小さくても足が届いて安定すること。ただし、使うたびに洗わなくてはいけないので、親の負担は大きくなります。補助便座のメリットは、トイレの一連の動作が覚えられて、掃除の手間がないこと。体が大きくなってくる2歳頃からが目安です。
トイレトレーニング盛り上げグッズ
トイレトレーニングのモチベーションを高めるためにも、「ご褒美シール」などを用意するのもおすすめです。達成感を味わうことで、「次も頑張ろう」と思うようになります。また、トイレを怖がらないように、かわいいトイレットペーパーにしたり、ステッカーなどで装飾したりするのもおすすめです。
布パンツやトレーニングパンツ
オムツを外した時のために、布パンツやトレーニングパンツも用意します。子どもが好きな色やキャラクターのものを選ぶのもおすすめです。
成長には個人差があるので焦らず向き合おう
同じくらいの月齢でオムツが外れている子を見ると、「うちの子も始めなきゃ」と焦りがちです。子どもの成長には個人差があります。子どもの気持ちや体の成長が整い、親がトイレトレーニングに向き合う余裕がある時が本当の始め時です。