トイレトレーニングは何歳から始める?目安の開始時期とやり方を紹介!
「もうすぐ2歳。そろそろトイレトレーニングを始めるべき…?」 トイレトレーニング開始の目安は1歳7か月以降が良いとされています。ただ、成長には個人差があるため焦って始めて長期戦になることも。
そこで今回は、トイレトレーニングを考え始めたママに向けて、やり方や進め方を紹介しています。
トイレトレーニングはいつ始める?目安も紹介
トイレトレーニングを始める目安は、「1歳7か月以降」であることと「排せつの間隔が2時間以上空く」こと。 また、トイレトレーニングは忍耐力が必要です。「時間的・精神的余裕がある」時にしましょう。
イヤイヤ期にかぶってしまうとママも子どもも疲弊してしまうので、避けた方が無難です。
1歳7か月以降
1歳7か月を迎えると、簡単な問いかけに対して「はい(うん)」や「イヤ」などの意思表示ができるようになります。また、同時期に一人歩きができるようになることが多いです。
「トイレに行く」と意思表示ができること、「トイレまで歩いて行く」ための運動能力が備わっていることが、トイレトレーニングを始める目安となります。
排せつの間隔が2時間以上空く
おむつが2時間以上濡れていなかったら、一定量を膀胱に溜められるようになったという証拠です。 もし1時間ほどの排せつ間隔の時期にトレーニングを開始してしまうと、頻繁におもらしをしてしまうでしょう。
結果的に親も大変、子どもも精神的なトラウマを負うかもしれないという悲劇を生みます。
時間的・精神的余裕がある
トレーニングを始める月齢にもよりますが、ほとんどの場合、はじめの内は失敗の連続です。失敗しても大丈夫と思える精神的余裕がないとママも子どもも苦しくなります。
また、トレーニングパンツを履かせていても漏れてしまうことも多いでしょう。床の拭き掃除や洗濯の回数が増えるため、時間的にも余裕がないとさらに精神的に追い詰められます。
イヤイヤ期初期は避ける
イヤイヤ期に入ったばかりの場合、いくらトイレに誘っても「イヤ!」の一点張りでトイレトレーニングは進まないでしょう。 親にやる気があっても子にやる気がなければ必ず失敗します。
イヤイヤ期に入ってしまったら少しおさまるまで待ってからはじめた方が良いでしょう。
準備するアイテムは?
トイレトレーニングに必要なアイテムは以下のようなものです。
- 補助便座
- トレーニングパンツ
- 布パンツ
- おまる
ただ全てを揃える必要はなく、各家庭の進め方によって揃えるアイテムは変わってきます。
具体的なやり方
一般的な手順は以下の通りです。
- トイレ(おまる)の存在・役割を教える
- トイレ(おまる)に座ってみる
- 生活リズムに合わせて1日数回、トイレに誘ってみる
- トレーニングパンツor布パンツへ移行
- 外出時や寝るときもオムツを外してみる
トイレで出ない?うまくいかないときは?
「はじめる目安や手順は間違っていないはずなのに、なかなか進まない…」ということも。そんな時は「一旦やめる」もしくは「いきなりパンツを履かせてみる」という手もあります。
一旦やめる
なかなかうまくいかない時は、トイレトレーニングを始めるには時期尚早なのかもしれません。2歳前におむつが外れる子もいれば4歳でもおむつという子もいます。
心と身体の成長は個性があるため、その子の成長に合わせて進めることを意識しましょう。
いきなりパンツを履かせてみる
近年のオムツは、蒸れや濡れ感なく過ごすことができるため、子どもが排せつに気づいていない可能性も。「うちの子、どうにも分かっていなさそうだな」と思ったらいきなりパンツを履かせてみても良いでしょう。
失敗した時に、子どもが「ハッ!」としたら出だし順調です。逆に漏らしても気にするそぶりが無ければ、時期をずらした方が良いでしょう。
いきなりパンツにしたからといって、もちろんはじめから成功はしません。汚れること覚悟でチャレンジしましょう。
結果を焦らず成長を見守って!
はじめる目安や具体的な方法を紹介してきましたが、トイレトレーニングは「焦らない」ことが最も大切です。なかなかうまくいかない時はどうしても他の子が気になったりします。
ただ、オムツを外すことは競争ではありません。子どものペースに合わせて、トイレトレーニングを進めていきましょう。