子供の性格って種類があるの?性格に影響を与える気質と要因を紹介!
子供の性格は、大まかにいくつかの種類にわけられます。我が子がほかの子供とあまりにも違うと、自分の子育てが間違っていたのかもと悩んでしまいますよね。
しかし、もともとの気質が影響しているとわかれば、ママの気持ちもぐっと楽になるのではないでしょうか。 そこで今回は、子供の性格に影響を与える気質や要因について紹介します。
子供の性格を形作る5つの気質とは
子供の性格は、もともと持っている気質に影響を受けます。ここでは、子供の気質について紹介しましょう。
小さい子供は気質の影響を大きく受ける
子供は、3歳ごろまでは、生まれ持った気質に大きく影響を受けるといわれています。我が子がほかの子供よりも落ち着きがなかったり、逆におとなしかったりして、悩んだことがあるママは決して少なくないでしょう。
子供の行動が、その子本来の気質によるものとわかると安心しますよね。
5つの気質の種類
日本キッズコーチング協会理事長で幼児教育者の竹内エリカ氏によると、子供の気質は次の5つのタイプにわかれるそうです。
- いつも笑顔でのんびり屋のエンジェルタイプ
- おしゃべり好きで賢いテキストタイプ
- 落ち着きのないアクティブタイプ
- 音や刺激に敏感なデリケートタイプ
- こだわりの強いネガティブタイプ
どのタイプがより優れているというわけではありません。それぞれのタイプには大まかな特徴があるため、その特徴を理解することが大切です。
気質の種類ごとに対応する
子供の気質の種類がわかると、どのように対応したらいいのか、育児のポイントを押さえることができるでしょう。ほんの少し接し方や対処方を変えるだけで、親も子供もスムーズに意思疎通が図れるようになるかもしれません。
子供の性格に影響する要因とは
子供の性格は、本来持った気質に影響を受けますが、ほかにも親の遺伝子や生活環境も関係してきます。ここでは、気質以外の要因について説明しましょう。
親の性格も子供の性格に影響する?
さまざまな研究によると、子供の性格の50%が遺伝子によって決定づけられるとわかっています。しかしながら、同じ親から生まれた兄弟姉妹でも、性格がまったく異なることは珍しくありません。
なぜなら、父親と母親の遺伝子をランダムに受け継ぐため、両親と同じような性格になる確率は極めて低いのです。子供は親の遺伝子を受け継ぎますが、性格までも受け継ぐわけではありません。
生活環境も子供の性格に影響する?
子供の性格は、遺伝以外の生活環境にも影響を受けます。遺伝による影響が先天的なものであるとしたら、生活環境によって影響を受ける部分は後天的なものです。後天的な性格は時間をかけて形作られるため、生活環境を変えれば性格も変わる可能性があります。
子供の性格は、本来持っている気質や生活環境によって時間をかけて形作られますが、本来の気質を大事にしながら子供の良い点を引き出すような生活環境を整えることが大切です。
子供の性格の種類を把握して育児に生かそう
子供本来の気質に合った接し方をすることで、育児が楽になる可能性があります。また性格は生活環境にも影響を受けるため、気質を大事にしながら子供に合った生活環境を整えてあげることが大切でしょう。