子どもの性格が決まる年齢は?注意したい子どもへの接し方をチェック
「子どもの性格は、いつから決まる?」
子育てするにあたり、こんな疑問を抱える人もいるのではないでしょうか。そこで今回は、子どもの性格が決まる年齢を解説します。
子どもへの接し方も紹介しているので、子育てに悩んでいる人は参考にしてくださいね。
子どもの性格が決まる年齢
子どもの人格の土台は、3歳までに形成されるといわれています。人格の形成に大事なことは、「自分は必要な人間だ」という自己肯定感を感じられるかどうかです。
3歳までに自己肯定感やポジティブな心を持てるようになれば、その後の人生も大きく変わるでしょう。そのため、子どもが3歳になるまでに親子間での絆をつくり、信頼関係を築くことが大切なのです。
3歳まで注意したい子どもへの接し方
子どもが人格を形成する上で、どのように接すればよいかわからない人も多いことでしょう。ここからは、それぞれの時期に気をつけたい子どもへの接し方を紹介します。
生後3ヶ月〜5ヶ月まで
生後3ヶ月になると、視覚が発達してきます。目から情報を得るようになるので、視界に入るパパやママと強い信頼関係を築きやすい時期です。
生後3ヶ月〜5ヶ月の赤ちゃんと信頼関係を築くには「いないいないばあ」がおすすめ。視界から顔が消えてもすぐにまた顔が現れる遊びを通して、パパやママがいなくなってもすぐ現れて「いつでも助けてくれる」存在であることを学んでくれます。
6ヶ月〜1歳まで
生後6ヶ月を超えると感覚的な能力が高まってくるので、赤ちゃんにはさまざまな表情を見せてあげることが大切です。パパやママのいろいろな表情を子どもは自然に真似するため、赤ちゃんの表情も豊かになります。
逆に、子どもに対して怖い表情ばかり見せていると恐怖心だけが映像として心に残るので、他の人を怖がるようになる可能性も考えられます。
1〜2歳まで
1歳になると脳の神経回路がほぼ完成するので、記憶が形成されるようになる時期に突入します。コミュニケーションをたくさん取ったり、さまざまな経験を通して記憶に残る体験をさせてあげたりしましょう。
体験する中で失敗することもあるかもしれませんが、赤ちゃんにとっては失敗も大切な経験です。パパやママは赤ちゃんの興味を妨げることなく、見守りながら必要なときは手助けするようにしましょう。
2〜3歳まで
2歳を過ぎた頃は、ひとりの人間として接しましょう。ひとりの人間として尊重されることで「自分は認めてもらえる人間」であることを認識し、自己肯定感が高まります。
子供とコミュニケーションを取るときは、気持ちを言葉で表現させるようにすれば自己表現も自然に学ぶことが可能です。最初は時間がかかりますが、パパやママは決して遮らず最後まで話を聞いてあげましょう。
3歳までの接し方で性格は大きく変わる!
子どもの性格の土台は3歳までに形成されるので、一番近くにいるパパやママの行動や接し方がとても重要なポイントです。
それぞれの時期に合わせて、行動や接し方を意識すると赤ちゃんの性格にもよい影響を与えられるでしょう。