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土日に寝る夫にイライラ……。その原因と対処法とは?

土日に寝る夫にイライラ……。その原因と対処法とは?

せっかくの土日なのに、夫がずっと寝ていてイライラしてしまう。そのイライラしてしまう原因は、本当に「寝ていること」に対してだけなのでしょうか。土日に寝る夫にイライラする原因を探し、そこに隠れた自分の本当の気持ちから、どうすればイライラしなくなるかを考えてみましょう。

夫が土日に寝ているとイライラしてしまう理由は?

土日に寝てしまう夫にイライラ。それはきっと、ただ寝ていることに不満なわけではないはずです。まずはその原因を考えてみましょう。

①土日くらい子どもと遊んでほしいと思っているから

平日は仕事で子どもと過ごす時間がないから、土日くらいは夫に朝から子どもと遊んでほしいのに、ずっと寝ている。そんな状況にイライラしている方は多いようです。

②夫婦で一緒に子育てしたいと思っているから

平日は仕事で忙しいから仕方ない、だけど土日くらいはパパらしく子どもに運動や勉強を教えてほしい。子どもがやりたい遊びに付き合ってほしい。子どもにご飯は好き嫌いしないで食べないように言ってほしいし、子どもが困らないようにしつけもしてほしい。それなのに土日は昼まで寝ていて、子どもの相手をすると言ってもお菓子やジュースを与え、テレビやゲーム、youtubeを見せるだけの夫には、夫婦で一緒に子育てしていると思えないことに不満を抱える方も多いようです。

③自分には休みがないと思っているから

子育てという仕事に、土日休みはありません。だから、自分は毎日休みなく働いていて、土日でも子どもが起きるので早起きしているのに夫は遅くまで寝ていることにイライラしてしまう方も多いようです。特に、共働きの場合は自分も働いているのに不公平という気持ちが強くあるようです。

④夫が育児や家事はすべて妻の仕事だと思っているから

赤ちゃんが生まれても育児や家事を手伝わない。妻が睡眠不足でも気にせず、夫は土日もずっと寝ている。そんな父親という自覚もなく妻を自分の母親のように考えている夫にイライラしている方も多いようです。

土日に寝る夫にイライラする「本当の気持ち」と対処法は?

夫にイライラしている時、土日に寝ずに育児や家事を手伝ってもらうだけでは、そのイライラが収まらないこともあります。本当は夫に何を求めているのかを考えてみましょう。

①本当は、家族で仲良くしたい

土日くらい子どもと遊んでほしいと思っている場合、本当はあなたの理想の家族像に近づきたいという思いがあるはずです。子どもと一緒に遊んでくれたら自分のことは気にせず放っておいてほしいという状況なら、自分が休みたいというサイン。でもそうでなければ、家族で朝から出かけたり、充実した土日を過ごしたいと思っているということです。それは、あなたの「理想」があって、それに沿わないことが土日に夫が寝ることに対して不満を抱く原因になっているのかもしれません。

それなら、まずは「こうしたい」という自分の気持ちを夫に伝えてみましょう。例えば「家族で遠出したい」という希望があるなら、それが叶えばいいわけです。夫も疲れていて寝てしまっているかもしれないので、夫の疲れが取れる睡眠時間を確保し、それから出かけるというプランを予め決めておければ、あなたも夫が寝ることに対して不満を持つことがなくなるでしょう。

②私の子育ての価値観をわかってほしい

夫が自分が思う父親らしい行動をしない場合、私は夫婦で一緒に子育てしたいと思っているのに! と思う方は多いようですが、夫は「しっかり父親として子どもに関わっている」と思っていることがあります。妻には理想の父親像と母親像があり、自分は理想の母親を目指しているのに、夫は自分の理想とする父親になっていないと思うことが不満の原因になっているのかもしれません。

そもそも、夫はあなたの理想の父親像を知らないかもしれません。また、夫自身の理想の父親像は子どもに厳しくしたり、しつけをしたりせず、好きなこと存分にさせることなのかもしれません。そのような価値観のすり合わせをしたことがないのであれば、一度自分がどういう価値観を持っているのかを夫に伝えてみましょう。

話してみて「僕はこう思うよ」と言われたら、そこから一緒に子どもにどう接していくかを一緒に考え始めることができます。「私は早起きしたくないけど子どものためにしている」など本音を言えることも大事です。「長い人生なんだから、そんなに毎日無理して起きなくてもいいんじゃない?」「疲れて接するよりたくさん寝て、元気な状態で子どもと遊んだほうがいいと思うよ」など夫の意見を聞くだけでも、子育てをする夫婦としての話し合いとしては価値のあることです。自分の理想を伝えられ、それに夫が意見を返してくれるというだけでも、土日に寝る夫に対して不満は少なくなるでしょう。

③私も本当は休みたい

子育てには、休みがありません。自分が疲れ切ってしまうと心に余裕もなくなり、土日に寝ている夫にイライラしてしまうのも当然です。その場合は、疲れて、あるいは夜更かしして朝も昼も寝ている夫に子どもの面倒を見てもらうよう話してみるのもひとつですが、ヘルパーや平日の短時間保育などを利用して自分の休息を取る方が効果的なこともあります。

平日に、子どもを連れてでも自分が行きたいランチやカフェに出かけて楽しむように工夫する、自分へのごほうびとしてスイーツを買う、30分は子どもにテレビやyoutubeを見せて自分も好きなことをしてバランスを取るなど、日々の小さな満足を増やすことで、土日に寝る夫への不満が解消できるかもしれません。

あるいは、寝ている夫と一緒に子どもと自分もゴロゴロしてみるのもひとつの方法。ママも日常から解放されてゆったりのんびりすることで気持ちも子育ても楽になるでしょう。

④手伝ってほしい

育児に家事に大変な様子を見ても、何もしない夫はたくさんいます。ですが、それは育った環境や女性のように細かな気配りができない男性の特性が原因のことも。夫には「大変なんだから手伝って! 見たらわかるでしょ!」と言うより「このおもちゃをおもちゃ箱に片付けて」「洗濯物を取り込んで、たたんだらそれぞれの場所に入れて」など、手伝ってほしいことをひとつひとつ具体的に伝えるのが効果的です。

体調が悪い時、発熱している時なども「体調が悪くてご飯が作れないの」と伝えると「じゃあ外で食べてくるよ!」と自分のことしか考えていないような返事が返ってきてしまい、こんな時でさえ私を手伝わないの! とますますイライラしてしまうこともあります。そんな時は「私は体調が悪くてご飯が作れないから、私には◯◯を買ってきてくれるとうれしいな。子どもの分は◯◯を買ってきてくれると助かるな」と具体的かつ「私」を主語にして伝えると、夫は責められている気分にもならず、指示もわかりやすいので手伝いやすくなります。

慣れるまで少し大変ではありますが、この伝え方は夫だけでなく子どもにも効果的です。何でも具体的に、自分を主語にして伝えることで、いつも夫は手伝ってくれていると思えるようになれば、土日に寝る夫にもイライラしなくなるはずです。

伝えることから始めてみよう

夫が土日に寝ることだけなく、相手への不満は伝えず溜め込んでしまうと、いざ伝えるときにはきつい言い方になってしまうこともあります。まずは、ふと思う小さなことから「私はこうしたいな」という気持ちを伝え、お互いに無理なく心地よい家族のあり方を探していきましょう。

いろは

いろはライター・エディター

ASD、ADHD、LDの10歳男児、ASD、ADHD6歳女児と3人で暮らす。早稲田大学在学中に週刊誌の編集アシスタントを経験したことをきっかけに、今に至る。

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