連載:カリスマ店長サカシタの「ランドセルどう買う?」 「カリスマ店長サカシタのランドセルどう買う?」vol.1 「ゴールドランドセルVSパパママ」
Hanakoママをご覧のみなさま、はじめまして!
私、サカシタと申します。
ランドセルショップで現場に立ち17年目。今はカリスマ(?)店長をやっております。高校生と中学生の2児の母でもありまして、私自身の経験を活かして親目線、子目線でランドセル選びのお手伝いをさせていただいております。
さて、今この記事をご覧になっているみなさまは、少なからずランドセルにご興味がおありでしょう。今のランドセルは機能も色もそれはもうたくさんで、親と子の意見が合わないこともよくあります。店内での親子喧嘩も「あらあら、うふふ」と微笑ましく見守っていられるくらい日常茶飯事なのです。
今回は私が実際に経験した、ランドセルをめぐる親子の戦いを振り返ってみましょう……。
■「VS小さきヒーロー」
突然ですが、みなさまは「光るランドセル」をご存じでしょうか。反射材がついていて、ライトが当たるとピカッと光るあれです。携帯のカメラで、フラッシュありで撮影するとこの通り。ご家族一同ビックリするイマドキの機能です。
そんな光るランドセルをめぐった戦いー。
全面に某レンジャーがプリントされた服の男の子ご家族がご来店。私のお店の光るランドセルはバリエーションも豊富で、ベーシックな黒、紺からグリーン、チョコ、そしてゴールド。そう。その男の子は真っ先に金ピカに輝くゴールドのランドセルに駆け寄り「〇〇レンジャーみたいだ! これにする!」と即決。ふとご両親と目があうと、無言で首を横にフリフリ。
どうやらご両親の中では背負ってほしいランドセルが決まっているようで、お父さんは「これは? これは!?」と次々に本命を持ってきて、お母さんはゴールドランドセルが見えないように目線をブロック。しかし、悲しいかな。持前の当たり判定の小ささとフットワークでお母さんをひらりとかわし、男の子はゴールドレンジャーと合流。
男の子とゴールドレンジャーの合体技『背負って離さない』を繰り出そうとしたとき、お父さんの会心の一撃が放たれる……ッ!
「それ、光らないぞ」
男の子ポカーン。私もポカーン。
(いやいや!! それ、光るランドセルです!)
そう言いかけた私の歩を止めたのは、こちらに無言で訴えかけるご両親の目力でした。
お父さんはすかさずカメラのフラッシュを指で隠してパシャリ。
父「ほら」
子「光らないのかあ……」
次に本命をフラッシュありで撮影。
父「うわっ! 光ってる!」
母「こっちのほうが〇〇レンジャーみた~い!」
とはしゃぐご両親に男の子のテンションも一変。
子「うわぁ~~~光る!! これがいい!」
息子の了承を得たときのご両親には、巨大ロボバトルに勝利したヒーローのような達成感がありました。
ああ、男の子よ。いつか違う形でゴールドレンジャーと出会っておくれ……。きみの冒険はこれからだぞ!
来週につづく。(続きません)
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■サカシタのカリスマポイント!
1.円滑に進めるためにも事前に両親でフィルターを
今回のような「親と子の好みが違う」ケースは非常に多いです(私もそうでした)。
私たち販売員も慣れているので店舗で戦っていただいても全然問題ないのですが、もっと円滑に進めるためには事前にご両親でフィルターをかけておくことをおすすめします。親目線で必要な機能とデザインを絞ったうえでお子さんと共有して、楽しくランドセルを選んでみてくださいね!
2.ゴールドのランドセルについて
火種にもなった金ピカのヤツ。「うちの子もあり得る……」と心配されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。実際男の子はクロ系が一番人気ですが、男女ともにランドセルの色にも多様化が進み、認知も進んでいます。「ゴールド ランドセル」で検索してみると、各メーカーこぞってゴールドを出すくらい普及しているカラーなのです。
それでも好みが合わない場合は、ゴールドのステッチや金具など、折り合いがつくポイントを探してみるのも良いですよ!
3.光るランドセルについて
お子さんのハートを掴んで離さない光るランドセル。安全性の高さも認められているこの機能ですが、ただ一言に「光る」といっても今やたくさんの種類があります。
銀色の反射材がついているだけのものだったり、ワンポイントが光ったり、ランドセルのフチが光ったり。それぞれ光る面積や反射材をおしゃれに魅せる工夫がされていますので、お好みを探してみてくださいね。
■サカシタのイチオシ!
数ある光るランドセルの中でも私は『安ピカッ』を推しています!
その理由は次の通り。
①反射材に加工がしてあり、デザインの一部になっている
②ランドセルのフチに沿って光るので、小学生と認識されやすい
『安ピカッ』搭載のランドセルは男女ともバリエーションも豊富なので、選択肢が多いのも評価できるポイントです! こちらの記事で紹介されている『ARTIFACT(アーティファクト)』にも、『安ピカッ』が搭載されていますよ。
お子さまの好みだけで選ぶのもひとつ、両親で絞るのもひとつ。ランドセル選びの形はご家庭の数だけあります。
しかし、実際に使用するのはお子さまです。
自分の選んだ相棒と胸を張って通学するために、どんなケースだったとしても、最終的な決定権はお子さまに与えてあげるといいかもしれませんね!
以上、サカシタがお送りしました!
■ARTIFACTの資料請求はこちらから
・2022年4月ご入学(現在年長さん)向けのカタログ請求はこちら
https://artifact-af.jp/f/catalogue
・2023年4月ご入学(現在年中さん)向けのカタログ請求はこちら
https://artifact-af.jp/f/catalogue/2023