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Column オ イッチ ニー

0・1・2 歳向け服の色にも気をつけて! 子どもを蚊から守るためのポイント3つ

2017.08.21

子どもを蚊から守るには

真夏日は酸くなってきましたが、ブーンと飛んでくる蚊の音にイラッとする季節はまだまだ続きます。蚊は刺されるとかゆいだけでなく、感染症も心配です。

日本脳炎、マラリア、最近話題になったデング熱やジカ熱も蚊が媒介する感染症。頭痛、発熱、おう吐などで発病し、重症化すると神経障害や死に至ることも。

蚊の脅威から子どもを守るにはどうしたら? 蚊の生態に詳しい佐久間知佐子先生に聞きました。

「絶対に蚊に刺されないことは不可能。刺されすぎないように……くらいの心がまえで」。

そのためには、1)蚊を増やさない、2)家に蚊を入れない、3)蚊をよせつけないがポイントです。3)には、虫よけ剤を上手に使うこと。外出時はベビーカーに蚊帳を張ると安心です。

気を付けたい3つのポイント

1.蚊を増やさない/2.家に蚊を入れない

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・戸の開閉は素早く。網戸の破れをチェック
・雑草は抜いておく(蚊のすみかをつくらない)
・水たまりをつくらない(ボウフラをわかせない)

3.蚊をよせつけない

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・汗のにおいが蚊を引き寄せるので、汗はこまめに拭く
・露出の少ない服を着る
・蚊は暗い色を好むので明るい色の服を着る

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・ベビーカーに蚊帳をつける
・虫よけ剤を上手に使う

おもな蚊の種類はこちら!

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(左から)イエカ:夜行性。日本に広く生息。日本脳炎を媒介する。/ハマダラカ:夜行性。マラリアを媒介。日本にはあまりいない。/ヒトスジシマカ(ヤブカ):昼行性。デング熱、ジカ熱、黄熱などを媒介。

虫よけ・殺虫剤の上手な使い方

虫よけ剤の成分には「ディート」と「イカリジン」があります。

「ディートは6カ月未満の子どもには使用不可。その他使用上の注意をよく読んで。どちらも濃度が高いほど効き目も長いですが、子どもには5%程度の低濃度のもので充分。誤って吸引しないよう、ローションタイプがおすすめです」

ハッカ油など天然の虫よけ剤は、「強い香りで一時的にかく乱することはできますが効果は短時間」。それぞれのメリット・デメリットを知った上で選択するのがよさそうです。

殺虫剤の使用については、「殺虫剤は虫よけ剤と違って、虫を殺すもの。人体に害のないように作られていますが、小さな子のいる家ではあまり使いたくないもの。上記の1)、2)、3)の方法で、上手に蚊をやりすごしましょう」。

[ 教えてくれた人 ] 佐久間知佐子さん
東京慈恵会医科大学 熱帯医学講座 助教、博士(薬学)。蚊が血を吸う仕組みを研究している。1 歳8 カ月の女の子のママ。

この記事の取材エピソードはこちらから読めます!

イラスト〇ミヤタチカ 編集・文〇石井栄子

(Hanakoママ54号より)