働くママのウェブマガジン

Column オ イッチ ニー

0・1・2 歳向け危険なのは煙だけじゃない。たばこの害、ちゃんと知っていますか?

2017.11.26

全国初の条例も!たはこの害、ちゃんと知っていますか?

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東京都ではこの10月に「子どもを受動喫煙から守る条例」が成立し、来年4月から施行されることに。

その内容はといえば、「受動喫煙による健康への悪影響に関する理解を深めるとともに、いかなる場所においても子どもに受動喫煙させることのないように努めなければならない」と明記。

具体的には、子どものいる部屋や自動車内で喫煙しない。受動喫煙を防げない場所に連れて行かない。喫煙者は公園や学校周辺で受動喫煙防止に努めるなどです。

吸う人にも言い分があって一筋縄ではいかない喫煙問題ですが、受動喫煙が体に悪いのは明確。煙はPM2・5に該当する微粒子でベランダで吸ってもサッシの間から侵入します。

この機会に禁煙&受動喫煙を防ぐ意識を高めて!

【データ】習慣的に喫煙している人の割合 

男性
20〜29歳 :30.7%
30〜39歳 :42.0%
40〜49歳 :41.1%

女性
20〜29歳 :6.3%
30〜39歳 :13.7%
40〜49歳 :13.8%

(平成28年厚生労働省調べ)

煙だけじゃない。たばこが子どもに与えるリスク

気管支ぜんそく 

煙だけでなくにおいも危険因子
子どものぜんそくの大半はアレルギーによるもので、アレルゲンとなるものを吸い込むと発作を起こす。たばこの煙には排気ガスやホルムアルデヒドと同じ有害物質が含まれ、受動喫煙させることは厳禁。喫煙者の呼気や洋服についたにおいにも注意。

中耳炎

鼻やのどから入った煙が耳に及んで炎症
たばこの煙は耳の外から入るのではなく、鼻やのどから耳管という管を通って耳まで流れる。煙の通り道の粘膜などの機能が低下してウイルスや細菌が侵入しやすくなり、喫煙家庭の中耳炎患者は1.5倍多いという報告もある。

乳幼児突然死症候群

両親の喫煙でリスク8倍の報告も
元気だった赤ちゃんが睡眠中に死亡する病気で、0歳児の死亡理由では3番目に多い。原因は不明だが、父親の喫煙でリスク3.4倍、母親で7倍、両親だと8倍になるという海外調査結果(厚労省HPより)があり、予防には禁煙がマスト。

誤飲 

灰皿代わりの空き缶の水を飲む事故も
誤飲事故原因で最も多いのが、たばこ。親が吸うのをまねて吸い殻を口に入れたり、灰皿代わりに使った空き缶やペットボトルの汚水を飲む事故も起きている。子どもの場合、たばこ約1本のニコチン量が致死量に。

都条例4月スタート! 子どものいる部屋は禁煙

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「子どもを受動喫煙から守る条例」は、家庭内での禁煙を規定する全国初の条例として注目されています。努力義務で罰則はありませんが、2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて罰則付きの条例を制定する動きも!

私はコレでやめました!

元旦から禁煙。お金もかけました。

パパの話です。一度挫折した後、志を新たに元旦から再挑戦。有料の禁煙メルマガを契約し、通勤電車で読む習慣に。曰く「わかりやすい日にスタートすること、お金をかけて後戻りできなくすることが成功の秘訣」とか。(小学2年生男の子のママ)

「禁煙する」と公言。吸えない環境づくり

妊娠前に子どもへの影響を考えてやめることを決意。「禁煙する」と公言し、吸えない環境に自分を追い込みました。やめてみると、吸う場所やタイミングを考える必要がなくなり、思った以上にラクになりました。(10ヵ月男の子のママ)

※このページは書籍『子どもの病気SOS』(小社刊)をもとに再編集しました。

イラスト〇やのひろこ 編集・文〇石毛幸子
(Hanakoママ57号より)