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魔のイヤイヤ期。うんざりな気持ちを切り替える3つのヒント
2016.04.12

連載:オ イッチ ニー 0・1・2 歳向け 魔のイヤイヤ期。うんざりな気持ちを切り替える3つのヒント

イヤイヤ期を受け止めるヒント・その1

いわゆる〝イヤイヤ期〞の兆しが見えてくるのは、1歳を過ぎて何でも自分でやってみたいという欲求が出るころから。まだ自分の思いを言葉で表現できなくて、「ノー」の気持ちがイヤイヤと首をふる態度に出ます。

2歳のピーク時には、ママもうんざりすることが多いと思いますが、「イヤイヤ」を困った〝反抗〞ととらえず、我が子の〝主張〞と受け止めると見方が変わるかもしれません。

3歳を過ぎると、その主張を自分なりに整理できるようになり、たとえばイヤイヤと言っていると、楽しい買い物に行けない。それでは困る! と、次の行動まで理解するようになります。大切なのは、子どもの気持ちを尊重しながらコミュニケーションを積み重ねること。0、1歳からできる対応もあるので心にとめておくといいでしょう。

「◯◯おもしろいね」

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遊びや笑いの引き出しを持つ

2 歳ごろの子どもは自分が「イヤ」と言ったことに対して、大人が考えるほど執着していません。子どもの「イヤ」を受け止めた後は、必要以上に話を引っ張らないこと。「これおもしろいね」と、ほかの話題で誘って「イヤ」な気持ちから離してあげましょう。子どもの名前を入れて童謡の替え歌をしたり、「このカブ、大きいでしょ。スポーンと抜けたの」とジェスチャー付きでお話ししたり。へん顔などもアリ。赤ちゃんのときから親子で五感を使って笑いの感覚を磨いておけるといいですね。

「◯◯したいのね」

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子どもの気持ちを代弁する

「イヤ」という主張に対して、頭ごなしに「ダメ」と非難されるのは辛いものです。「そうなのね。いやなのね」といったん受け止めた後で、ダメな理由を伝えたり、気分転換させたりしましょう。“受け止める”というワンクッションが入ることで、ママは話を聞いてくれると信頼し、成長とともに態度が変わってきます。実は0 、1 歳のころから子どもはいろんな主張をしています。その気持ちを尊重し、「◯◯したいのね」と言葉に表す(=代弁する)接し方を大切にするといいでしょう。

「◯◯ちゃん、大物かも!」

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しつけは半分、笑顔を大事に

子どもの「イヤ」を受け止めるとき、ママが鬼の形相では効果半減。ひと呼吸置くと、笑顔が出やすくなります。わざとコップを倒すなどの行為にも「上手に飲めるところが見たいな」と笑顔で伝えると、大好きなママの話を聞いてくれることも。0~ 2 歳の時期は、命に関わること、友だちを傷つけること、社会常識のルール違反以外は、しつけは半分でよく、妥協することが大事です。「イヤイヤ(自己主張)が激しいのは大物になる証」と前向きにとらえて、大らかにいきましょう。

[教えてくれた人]寺田清美さん
都内の公立保育園に約30年勤務し、保育士、副園長を務めた後、東京成徳短期大学幼児教育科教授に。『新米ママとパパのための赤ちゃんの気持ちがわかる本』(中経の文庫)ほか、著書多数。

イヤイヤ期を受け止めるヒント・その2では、登園前のイヤイヤへの上手な声掛けをご紹介します! お楽しみに。

 イラスト◯タテノカズヒロ 編集・文◯石毛幸子
(Hanakoママ38号より)