連載:サン シー ゴー 3・4・5 歳向け 誕生日がいいの? お小遣いを上げるタイミングをおしえて!
お金の話、避けていませんか? 間違いだらけのお金のしつけ
「汗水たらして稼ぐのはいいけど、投資で儲けるのは後ろめたい」という意識が根強い日本。子どもとお金の話をすることも避ける傾向が。一方アメリカでは、幼稚園の頃から金銭教育をするのが当たり前です。
時代に合った金銭感覚を子どもに教えるにはどうすればよいのか、ファイナンシャルプランナーの川口幸子さんに聞きました。
「年齢ごとにお小遣いを上げる」はいいこと?
「年齢ごとにお小遣いを上げる」のはNG。能力主義が当たり前のアメリカでは、お小遣いも年功序列では上がりません。
「今年は〇〇をがんばるから」「〇〇をするために必要だから」と、交渉して上げてもらいます。
だからこそ、お金を大切にするし、努力することの大切さを知るのです。
子どもに目標を立てさせ、貯まったら買い与えます
お小遣いでは買えないような大きなものをほしがったとき。別枠で親が買い与えてしまってもよいもの?
そんなときは、親がお金を出すとしても全額は出さず、「〇〇を買うために、いつまでにいくら貯める」と子どもに目標を立てさせ、貯まったら買い与えます。
目標のためにがんばること、達成できるまではがまんすることを覚えます。
[教えてくれた人]川口幸子さん
ファイナンシャルプランナー。資産運用、保険の見直し、相続、不動産、ライフプラン、働く女性のコーチングなど多方面で活躍。2児の母。
ファイナンシャルプランナー。資産運用、保険の見直し、相続、不動産、ライフプラン、働く女性のコーチングなど多方面で活躍。2児の母。
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イラスト〇シュクヤフミコ 編集・文〇石井栄子
(Hanakoママ47号より)
(Hanakoママ47号より)