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3・4・5 歳向け子どもの科学する心を育てたい。おすすめの科学絵本9冊

2016.05.03

子どものギモンに答えたい。科学絵本の選び方

子どもの科学する心を育てたい! でも、文系ママがどうやって? そんなときにお役立ちなのが科学絵本。どんな絵本を選べばいいのか、絵本情報サイト、絵本ナビの編集長、磯崎園子さんに聞きました。

「本選びは、日頃の子どもの様子から興味を察知するのがポイントです。これってどうして? なぜかな?というつぶやきを耳にしたら、その答えになるような本を書店や図書館で一緒に探してみてはどうでしょう。1冊をきっかけに、どんどん興味を広げて、さまざまなジャンルに発展させていけるのも、絵本の良いところです」

それなら文系ママも一緒に楽しめるかも!

「子どもには難しいかもと心配しなくても大丈夫。今わからなくても、後からああそうだったんだ!とわかることも。その体験が貴重なんです」

1・まずは楽しむことから!

科学絵本は、仕掛け絵本的なものや、眺めるだけでも楽しいものが多いので、“科学”と構えず、子どもが楽しむものを選んで。この2冊は、紙をめくるだけのシンプルな仕掛けですが、下に何があるのだろうと興味をそそります。自然と知識も得られるのがいいですね。

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写真左より『めくってみよう!やさいとくだもの絵本図鑑』(ひさかたチャイルド)作:フロランス・ギロー 日本語版監修・コラム:内田悟 訳:田久保麻理、『仕掛絵本図鑑 動物の見ている世界』(創元社)著:ギヨーム・デュプラ 訳:渡辺滋人

2・子どものつぶやきをキャッチしよう

たとえば、「雨ってどうして降るの?」と聞かれたら、『みずたまのたび』を読んであげるというように、日ごろの子どものつぶやきに耳を傾けて、疑問に答えてくれる絵本を子どもと探してみて。科学絵本はバリエーションが豊富なので、これだ!と思う絵本が必ず見つかるはず。

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写真左より『みずたまのたび』(西村書店)作:アンヌ・クロザ 訳:こだましおり、『シロナガスクジラより大きいものっているの?』(評論社)作・絵:ロバート・E・ウェルズ 訳:せなあいこ

3・次々興味を発展させよう

一つのことを、なぜ? どうして? とどんどん掘り下げていくのが科学の面白さ。科学絵本には、たとえば「月」というテーマ一つとっても、やさしいものから専門的なものまで、いろいろなバリエーションが。一つを極めたら、また次のテーマへと興味を広げてあげましょう。

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写真左より『月へ行きたい』(福音館書店)文・絵:松岡徹、『ねえ、おつきさまどうしてぼくについてくるの?』(教育画劇)作:きむらゆういち 絵:やましたこうへい、『お月さまってどんなあじ?』(らんか社)文・絵:マイケル・グレイニエツ 訳:いずみちほこ

4・難しいから無理と決めつけない

子どもが興味を持つなら、図鑑や百科事典などちょっと難しい本にも手を伸ばしてみましょう。一見、子どもには難しそうでも、絵だけでも楽しめるのが科学絵本のよさ。ちなみに磯崎さんの小6の息子さんは、保育園のときからお気に入りの図鑑を今も大切にしているそうですよ。

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写真左より『新装版 道具と機械の本―てこからコンピューターまで―』(岩波書店)作:デビッド・マコーレイ 訳:歌崎秀史、『地球のかたちを哲学する』(西村書店)文・絵:ギヨーム・デュプラ 訳:博多かおる 

[ お話を聞いた人 ]磯崎園子さん
絵本ナビ編集長。文系女子ですが、車好きの息子(小6)の興味に付き合って、科学絵本をたくさん読みました!(絵本ナビ http://www.ehonnavi.net/
取材・文○石井栄子
(Hanakoママ38号より)

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