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親になってようやく出てきた文化の違い

連載:ボビーのよかよか子育て日記 親になってようやく出てきた文化の違い

国際結婚していると、周りの人によく言われる事はいくつかあります。
「日本人女性はどうですか? どこが好きですか?」
「奥さん日本人ですか? だから日本語が上手なんだ」
「文化の違いは?」

これらに対して、だいぶ答え慣れてきたばってんが、
日本人女性に関しては「奥さんが日本人だからといって好きになったわけではなく、こういう人柄に惚れた」とか「人種や国籍は関係ないよ」と伝える事が多い。

日本語に関しては「奥さんと出会って、会話の相手ができて、たくさん練習ができるようになって、確かにそれが成長のきっかけでもあったな」といいながら、心の中に「いや、いや、いや、本人の努力もあったけど」と思ったりもします。(笑)

そして最後、文化の違いについてですが、聞いてきた日本人の相手がこの質問の答えにがっかりすることが多い。なぜかというと、奥さんと一緒になって、ずーーーーっと文化の違いをあまり感じなかったけん。

奥さんが国際的だからなのか、自分の性格がどこか日本に向いている部分があるからなのか、なぜかよくわからんばってん、文化の違いに苦労することや引っかかることがなく、それよりも、普通にカップルとして男と女の違いが原因で時々ぶつかることがある。

コミュニケーションのスタイルが違うとか、奥さんはただただ話したいから話したくて、自分は何かの目的がないと話さなくていいタイプであったり、奥さんがただ困った時に話を聞いて欲しいだけなのに、自分が話を聞いたら困っている原因を解決しようとするとか。カップルあるあるやろうね。

正直、今まで唯一の文化の違いを感じたのは、奥さんに限らず、周りにいる日本人の友人や同僚はトイレ行きたい時になぜか報告すること。それに困っているわけではないけど、他人のオシッコしたい宣言はもう一生聞かなくてもいいなと思う。(笑)

でも最近、子育てにおける文化の違いをようやく感じ始めたよ。娘が5歳になって結構大きくなってきて、自分たちで色々できるようになった。

そこで、例えば親がアメリカ人同士だったら、娘たちはこの年でもう自分たちだけで歯磨きをしているだろうし、自分たちでお風呂入っていいだろうし、そしてもちろん 自分たちの部屋で寝ているだろう。

奥さんの考え方は、子供が小学の低学年になるまで、一緒にお風呂に入る事は何もおかしくないでしょう。みんなで同じ部屋で寝るのもそう。日本だととても一般的だと思うよ。

そして、奥さん曰く、最近の常識だと小学6年生になるまで、親が歯磨きの仕上げをするべきだと。小学6年までって、長くない?

アメリカの文化においては、赤ちゃんの頃から親とは別室で寝るのが当たり前で、いくら家族であっても、人と同じお風呂に入ることはあまりない。

赤ちゃんの頃は一緒に入るが、幼児の頃から、親は洋服を着たまま、バスタブの横で子供の体を洗ったり、手伝ったりして、5、6歳ぐらいになってきたら、子供がちゃんと洗ったのか、ちゃんと歯を磨いたのかをチェックする形でやっていると思うばい。

でも、アメリカ人のわりには自分は正直、家族4人で一緒に寝ることや娘と一緒にお風呂に入ることに対して、抵抗はないです。奥さんがそうしたいなら、私は別にOKです。

歯磨きの件も、6年生までは長すぎ! と最初思ったんですが、ま、子供の歯を大事にしないといけないなと思うし、小学生は自己責任でちゃんと歯磨きしてくれるのかと考えたら、そりゃ…しないだろうな。

ただ、最近時々思うのは、子供が大きくなればなるほど、この日本スタイルはどんどん難しくなってくる。子供の体が大きくなってきて、ベッドもお風呂も狭くなる。

子供がとても活発で、お風呂や歯磨きを終わらせるのがストレス。寝かせるのもストレスだし、寝かせた後も自分の睡眠の質は親二人だけで寝てた時と比べて、相当違うな。

で、奥さんもきっと同じことを感じている。忙しい時や余裕がない時、うまく眠れてない時、子供の面倒を見るのが面倒で大変だからこそ「これって、自分たちの首をしめているんじゃないかな?」と思う。アメリカだったら、その分は子供が自分でするから、ここではそこまで戦わなくていいのかな?

そして、本来はこんだけ 奥さんと同じ役割を果たせるように、育児と家事は奥さんと半々を目指していると言っているけど時々思っちゃうのは…。

この道を選んだのは日本なのに、結局アメリカの負担にもなっている。

いやいやいや、大げさに言っているだけです。(笑)

親としては面倒なこと、大変なことはたくさんあるけど、今はいくら大変と思っても、一緒にお風呂に入らず、一緒に寝ない日はくるし、その時はきっと寂しかろうね。(歯磨きはそんでもないかもけど)

そして、こうやってここでこの話をしているのは何かの問題を解決したいからというわけではなく、ただただ最近寝不足でストレスが溜まってて、話を聞いて欲しいだけですからね。これも奥さんの影響を受けている証拠ですかね。(笑)

そいぎ、See you next time…

ボビー・ジュード

ボビー・ジュードタレント・料理家

1983年アメリカ生まれ。22歳で来日。日本語や日本文化、和食にハマり、福岡や佐賀を中心にレポーターやラジオDJ、モデル、役者として活動。特技の料理も生かして「ボビー’Sキッチン」のコーナーをサガテレビにて放送中。instagram.com/bobbyjudo

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