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アメリカ人パパが考える子供の食生活

連載:ボビーのよかよか子育て日記 アメリカ人パパが考える子供の食生活

アメリカに居た頃は当たり前だったのに、日本での生活に慣れた今となっては考えられないことがたくさんある。

日本では、健康保険が当たり前であったり、乱射事件が起こらない日常も当たり前。「健康保険は成立しない」という考え方がアメリカに存在することや「乱射事件は避けようがない」と発言するアメリカ人がいることに対しては、本当に「意味がわからん」と思う。

国のあり方に限らず、日常生活において、私にとってアメリカが反面教師の役割を果たしているように感じる部分がある。例として、一番挙げたいのが食生活だ。

日本に長年暮らしていれば、味覚が変わるし、日本の家庭や飲食店で出される料理にも慣れてくる。

アメリカに里帰りする度、アメリカの食の量の多さ、炭水化物の多さ、バランスの無さ、そして味の濃さに驚くばい!

塩分、糖分、油のオーバーロードで何を食べても、ものすごく濃くて、重くて、食べた後は体がすっきりしなくて、冬眠したくなるぐらい怠けたくなるばい。

アメリカに住んでいた当時、気づきもしなかったけど、そんな味付けに慣れてしまうと、素材本来の味が全然分からないまま食べていたことが多かったような。

ま、日本にもいると思いますが、ナゲットとポテトしか食べないお子様はたくさんいて、親、みんな悩んでいないのかなと心配になる。(アメリカの場合は親もそういったものしか食べないケースも多いと思うばってん)

自分のフロリダにいる小学生の姪っ子、好みの幅が相当狭くて、チキン、じゃがいも、チーズ、パン、リンゴしか好きじゃないって。一緒に食事をした時、姪っ子の分だけは、鶏胸肉の塩焼き、スライスチーズ、マッシュポテト、耳の切ったパンと皮の剥いたリンゴで、白いお皿の上に 白、白、白、白、真っ白!!!

ビタミンタブレットなどで、栄養バランスが取れるように、お兄さん夫婦はいろいろ大変みたい。

我が子が生まれるまでは 我が家も食生活大丈夫かな? ととてもとても心配しました。現在、ありがたい事に結構なんでんかんで食べてくれる二人に育っています。よく食べるタイプになったことはラッキーだなと思うけど、一応食生活をより豊かにするために気をつけていたことがいくつかありました。

それらを今回、ちょこっと発表したいと思った。

まずは小さい頃から、家族全員のルールとしては、「いや」という前に一度食べてみる。

このルールをずっと大切にしています。
このルールの大切のポイントですが、子供に無理やり食べさせないこと。
子供が見た目だけで「食べたくない」と思うものがたくさんあると思うけど、見た目じゃわからないし、お父さんお母さんが頑張って作ったものだから、せめて一度試してみないとダメ。

それでも 好みじゃないって分かったら、無理に食べさせようとしないけど、今まで一度食べてみて、意外と『好きだった』という結果が…、4割以上かな? (半分はいってない)
ただ、このやり方だと、子供は色んな食べ物を挑戦してくれて、その中で好きなものをいっぱい見つけてきている。そして、子供にも 本当に好まないものは食べなくて大丈夫って分かっているから、食べ物に対するストレスやコンプレックスは今のところ、感じていない。

もう一つ「大好物を食べ始める前に、各品を少しづつ食べよう」という食べる順番にも力入れている。

我が家でも、ポテトや唐揚げ、パンなどが出る夜は、子供がすぐそこそれらを完食しがちです。するとサラダや野菜のおかずが後回しになって、野菜を少しだけ食べたところで、「お腹いっぱい」が出る。(笑)

なので、そう言われる前にバランスよく、全品を少しづつ食べよう、と促している。そこまで人気ないおかずを食べ終わったら、好物に集中できるから、完食するモチベーションが自然と上がる。

あとは、子供たちに料理を出すときは、できるだけバリエーションと色が豊富なメニューにしようとしています。その出し方や調理の仕方については、次回紹介したいと思います!

この間、カラフルで品数が多くて、野菜が必ずついてくることが、我が子の当たり前になった事が確認できる夜がありました。終日忙しくて、買い物にいけないまま、ご飯を作った夜の話。

残りの鶏肉とスライスチーズで簡単なサンドイッチを作って、ポテトチップスを添えて、まるでアメリカの姪っ子が喜ぶ EASY DINNER にしました。「ま、たまにはこれぐらいでいいだろう。子供もポテチは喜ぶし」と思って、出してみたら、娘二人とも『え、これだけ? 野菜は?』とがっかりしてました。 (笑)

ま、ヘルシーなご飯を好む子で本当にラッキーだなと思いながら、料理のハードルの面では、自分の首を閉めたなーと少し感じました。

そいぎ、See you next time

ボビー・ジュード

ボビー・ジュードタレント・料理家

1983年アメリカ生まれ。22歳で来日。日本語や日本文化、和食にハマり、福岡や佐賀を中心にレポーターやラジオDJ、モデル、役者として活動。特技の料理も生かして「ボビー’Sキッチン」のコーナーをサガテレビにて放送中。instagram.com/bobbyjudo

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