連載:ボビーのよかよか子育て日記 常に子供に正直?
普段から自分の子育てスタイルについて書いているけん、この記事を読んでくれてる方はご存知だと思いますが、
私は、子供の質問や子供の不安や不満に対していつも正直に、冷静に、そして理性的に話したいなと思っています。
以前、2児の母の日本人の友達に言われたけど、子供が言うこと聞かん時は 説明をする余裕がなく、いくら理屈を述べても 子供には通じないから、最終的に「とりあえず、聞いてよ!」ってなる。
そのシチュエーションは我が家でもよくあるし、その気持ちがすごく分かります!
でも、自分が思うには 親の理屈はいつになったら理解できるようになるかわからんけど、親が言ってあげないと理解できるになる日が来ないだろうから、わかって欲しいことは最初から言っても損はしない。
娘がもう6歳になって、親が作ったルールや我が家のやり方以外にも、各家庭で色んな違うやり方があることが見えてきた。
我が家ではスマホを子供に触らせないし、ご飯中にテレビやゲームを必ず見ないようにしているけど(基本的にテレビはつけていない)、友達や親戚の家ではそういうルールがなかったり。あと、私たちは子供にあの有名ファストフード店の商品をいまだに食べさせたことがないです(お父さんが時々こっそり食べてるのに(笑))。
子供に「何で」と聞かれた時、ただただ親がそう決めたからとかじゃなくて、子供に正直に「小さい時は画面の見過ぎや、スマホの見過ぎで 脳がちゃんと育たないかもしれないから、お父さんお母さんはそれよりも、頭をいっぱい使って、体をいっぱい使って遊んで欲しいの」と、私たちの理屈を述べています。
同じく、食生活に関しても、どういう食べ物がどういう風に体に影響しているのか、なぜ私たちは自炊が一番いいと思うのか、元気な体になるように食べているよとお伝えしています。
そういう理屈には、子供はびっくりするぐらい納得するし、親のルールは子供のためだとある程度わかってくれるんです。
でも、自分の場合はちょっとマニアックで、正直すぎるんじゃないかなと心配です。
スマホに関しては、「お父さんが読んだ記事で研究の発表があって、ちいちゃい時に画面の見過ぎで脳白質の構成がまとまらないらしいから、大きくなった時も頭が良くないかも」とか、
某ファストフードについては、「あのチェーン店の商品は美味しいけど、体に悪いものしかないよ。しかも、中毒性が出るように科学的に作られているから、ずっと食べたくなって、くせになって、体の元気が出なくなる。あと、おもちゃとかお楽しみとか、美味しいさで人を操って、悪いもの食べさせてる」って。
ちょっと程度超えてるかも?
すると、娘が「だったら、一生スマホを持ちません!」とか、先日は実際にこう言った。
「あのファストフード店に行こうよ!『ご注文どうぞ』って言われたら、『そんな簡単に騙されないぞ! 何もいりません』って言って、帰ろう!』」(笑)
やっけん、お父さんの極端な考え方が少し娘にうつっているんじゃないかな? ま、一生スマホを持たないことや、
ジャンクを食べない事がもしできたら、それは決して悪い事じゃないよねと思う。
ただ、いつか娘たちがそれに対して反動しないかな? 親に与えてもらえなかった事に、逆にハマる恐れもあるよね。と。いろいろ考えながら、今のところはまだ常に正直に話しとるばい。
そのうち、お父さんの作ったルールは絶対に正しいとは限らないことも、言わないかんかもね。子供も自分のやり方も見つけるだろうし、子供のやり方と親のやり方も異なるだろうし。
お父さんとしてはそうなった時、「とりあえず、聞いて」という手に頼っちゃうかな(笑)。
そいぎ、See you next time……。