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悔しいよね

連載:ボビーのよかよか子育て日記 悔しいよね

この頃、我が家では「悔しさ」との戦いが繰り広げられています。
娘のしたい事がたくさんあって、友達ができるようになった事やテレビで誰かがやっていた事、スポーツ、習い事、手品……。本当に色な事に挑戦したい娘二人に感心。

中でも、お父さんお母さん的に一番面白いのは、娘のるいちゃんがどこかでジャグリングしているピエロを見て「ジャグリングできるようになりたい」と言い出して、大きくなったらピエロになりたいって!(笑)

本人曰く、顔の白塗りは嫌だけど、赤いつけ鼻で人を笑顔にしたいって。ま、いいんじゃなか?(笑)

娘の興味ある事、なんでも促したいお父さんやっけん、じゃ、一緒に練習しよう? と言って、YouTube動画でジャグリングを教えるお姉さんを見つけ、600円ぐらいのジャグリング 用の落ちてもバウンドしないお手玉みたいなもの買った。

できるようになるまで頑張ろうねと約束して、先週からジャグリングファミリーを目指しています。

こういう経験を生かして、練習を重ねる事や継続の大切さ、達成感などが身についたらいいなといつも思うけど、「出来ない」という悔しさを乗り越えるのが一番難しいよね。

思う通りいかんかったら、悔しさのあまり泣いたり、出来ない自分がダメという感情と娘が戦っている……。

ジャグリングだけではなく、絵画教室や幼稚園での工作とかでの娘は、想像したままじゃないと出来ていないと感じがち。

出来ていないと悔しくなり、悔しかったら、楽しくない。楽しくなかったら、やめよう……。

となる時もあれば、どうしてもやりたい時もあり、泣きながらも最後までやり切る時もある。

例えば、6歳のあみちゃんは「できん、できん」と泣きながらも、2日間でトランプをカジノのプロ並みにシャッフルできるようになったよ!

親として、悔しくても諦めない娘の姿に本当感動する。強い子だなと思う。けど(ここだけの話)、お絵かきや工作を楽しくしたいところ。悔しすぎて泣いているのをどうにかしたいなと思う。

一昨日のジャグリング練習で、るいちゃんが意外と早く、1、2回ぐらい2球を上に投げて、手を入れ替えることができるようになり、そこから「じゃ、今から3つの玉でジャグリング練習するけん」って結構先飛ばししようてして、案の定、全然出来んかった。

そこでお父さんの提案が入りました。
「だたっら、その2球を入れ替える動作を10回連続目指そう! それに成功したら、次のステップに行こう!」

でも、10回連続がまだ遠くて、1、2回以上は続かない事にとても悔しくなって、お父さんにキレたのだ。

「お父さんが10回しようというけど、できるわけ無い!」と怒ったし、その後「お母さんが見ているから、できん!」と、悔しさのイライラを周りに八つ当たりし出した。

その心はもちろん分かるけど、そこで思い出した。英語でよく、”It’s not the destination, it’s the journey,”という表現を耳にしますが、まさにこれですね。

行き先よりも、それまでが旅。

極めたい、マスターしたいという気持ちを大切にしつつ、でも最初からできないのが当たり前で、できるようになるまでの道のりを楽しみたいな。

完璧に出来なくても、挑戦するのが楽しかったとか、みんなで頑張ったことがよかったとか。結果じゃなくて、結果が出るまでのプロセスが大事ということに気づいてほしい。

3人で、ジャグリングボールを落としまくってたときがいい思い出になってほしいな。

ちなみにですが、訳そうとしても「悔しい」 にピッタリフィットする英単語がないって知っとた?

「後悔」なら regret
「反省」なら reflectionやremorse
「負けず嫌い」なら competitiveやsore loserもあります。

でも、負けた事に対する納得いかない感じを表す英語はなかばい。なので、娘たちと英語で話した時も、悔しさは日本語のまま「悔しさ」と言っています。

一昨日、るいちゃんが落ち着いてから、みんなで話し合った。

When you want to do something and you can’t,
when it doesn’t go the way you want it to,
that feeling is called 悔しい。
悔しい comes from inside you.
From wanting to be good at something when you’re not good yet.
And that feeling isn’t anyone’s fault.
It’s not Mommy or Daddy’s fault that you’re not good at something.
And it’s not your fault either. No one starts out being good.
You have to spend a lot of time being bad at something before you start being good.
And that 悔しい feeling isn’t a fun feeling, but it’s a really important one.
It’s the feeling that makes you want to keep going until you get better.
As long as you don’t let it make you give up, 悔しい is a like a place for you to get power from, to help make you better.

何か上手にやりたいけどできない時、思う通りにいかない時のその感情は「悔しい」と言う。
「悔しい」は、みんなの心の中に生まれる感情。
そして、その感情は誰かのせいでも無い。お父さん、お母さんが悪いとかでも無いし、それを感じているるいちゃんも悪くないよ。最初から上手にできる人なんていないし。
上手になる前に、みんなは下手だよしばらくは。
そこで感じる「悔しさ」は確かに、楽しくない感情だよね。
でもとても大切な感情です。
悔しさに負けなかったら、それが「上手になってやろう!」という気持ちになる。
悔しさからパワーをもらえるよ。

大人の自分もこれにまた気づかされて、よかったなと思っているばい。そして、子供に言うだけではなく、親は行動で表して、子供のモデルにならないといけないよね。

ってことは、お父さんはジャグリングできるようにならんば!(笑)

頑張るけん、皆さん引き続き応援してね(笑)。

そいぎ, See you next time…

ボビー・ジュード

ボビー・ジュードタレント・料理家

1983年アメリカ生まれ。22歳で来日。日本語や日本文化、和食にハマり、福岡や佐賀を中心にレポーターやラジオDJ、モデル、役者として活動。特技の料理も生かして「ボビー’Sキッチン」のコーナーをサガテレビにて放送中。instagram.com/bobbyjudo

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