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バイリンガルを促すための日常

連載:ボビーのよかよか子育て日記 バイリンガルを促すための日常

日本が大好きで福岡に移住して14年。TVリポーター、料理家として活躍する、ボビー・ジュードさんの子育て日記です。子どもを通じて感じる、日米の子育て比較論、のびのびとした福岡での暮らし、英語と日本語、どちらで育てるか? など、ボビーさんが感じたいろいろな話題を展開します。ぜひお楽しみに!


Hello!
こんにちは! How are you?  今日もよろしくでーす!

2ヶ国語ごちゃ混ぜの挨拶ですが、日本で長年テレビやイベントのお仕事でやっている僕にとって、もはや言葉のごちゃ混ぜが当たり前になっているばい。(笑)

特にステージMCをやる時に「英語でガーっていった方がカッコいいから、英単語をバンバン入れて」という要望が多くて、昔は時々変な混ざり具合でおかしくなることもあった。

『みんな、ARE YOU READY????』 は問題なく盛り上がるけど、『Ladies and Gentlemen, ARE YOU 準備できてるかい????』はなんだか、変ですね。。。 (笑)

ただ、タレントとしてではなく、バイリンガルパパとして日常生活における言葉のごちゃまぜは、以前お話ししたようにいいことだと思うばい!

子供には「間違ってるから、おかしいから、話さんどこう」、または「言葉はこうでないとダメ」という考え方は押し付けたくないよね。そしてさらに、日本に住みながら、英語は「お勉強だ」という感覚にならないでほしいけん、我が家では日々、工夫しております。親がバイリンガルじゃなくても、参考になるかもしれんけん、是非、check it out! (笑)

1) お父さんだけではなく、ネイティブではないお母さんも英語多め!

前回もお話ししましたが、「ネイティブの英語しか聞かせない」と決めつけてしまうと、そもそも耳に入ってくる英語の量が激減する。なので、日本人のお母さんが多少文法が合ってなくても、多少発音が私と違ってても、お母さんも英語を聞かせようとしよる。すると、英語は完璧じゃないと使えないという考え方を避けることもできるし、英語はコミュニケーションをするための、ただの手段の一つであることを強調できる。親は子供のお手本になるから、両親が二人とも日本人の場合でも、親が英語を使おうとしている姿は堂々と見せるべきだと思うよ。

小さい頃から、みんなで英語の子供の歌を聴いたり、英語圏の教育番組を見たりするのがおすすめです。YouTubeで“kid’s songs” もしくは“children’s songs”で検索したら、山ほどあるけんね。

2) 『テレビを見るなら英語で』というポリシーを作る

我が家では、いわゆる『screen time』(画面を見る時間)を少なくしようとしているが、完全禁止まではいかない。見ない日もあれば、ご飯の準備の間30分程度、たまにご褒美で映画を見せるぐらいという感じです。その『screen time』では、 以前、ALT(外国語指導助手)として中学校で仕事していた頃からの、あるポリシーが活かされています。当時も日本語が話せてたばってん、ボビー先生とは日本語でも話せるという雰囲気を作ってしまうと、生徒達には逃げ道を作ってることになり、日本語に頼れるから、英語で挑戦しなくてもいいことになるよね。

なので、学校にいる間は「ボビーイコール英語」というイメージを作り、ボビーに何かを聞きたいとか、会話をしてみたいと思った時は英語モードに入ってもらうようにしていました。それが英語を使おう、というモチベーションになっていた訳です。同じく現在、我が娘の好きな「ディズニープリンセスやアニメのキャラクターイコール英語」ってなるように、テレビに関してはほぼ100%英語の物しか見せていない。

それにより、もちろん聞く英語の量も増やせるし、テレビにちなんだプリンセスごっこや遊びをする時も、自然と英語での遊びになる。今、Netflixのようなストリーミングサービスが多くて、多くの子供向けのコンテンツは英語でも日本語でも見れるようになってるよね。「テレビをバンバン見せて」と言いたいわけではなかばってん、どうせ見せるのであれば、最初から英語の物を見せると、それが子供にとって当たり前になってくるよ。

我が娘が『パウパトロール』という番組が好きで、幼稚園で同じアニメの日本語版を見ているお友達に出会ったり、公園などで自分たちも大好きなアナとエルサの服を着てる子に会ったりする。それぞれ別の言葉で見てる物なのに、内容が同じですから、娘達が英語で見てるものについて日本語で友達と話し合って盛り上がっている! バイリンガル化が更に進んでるように感じる!

3) 『何の為に英語?』としっかり見せること!

一緒にローマ字ノートでアルファベットの読み書きの練習をしているばってんが、それはただただやっているのではなく、目的があってやっているという事を示すために、覚えたてのローマ字を様々な方法で一緒に使うようにしよる。絵本を読みながら、書けるようになったアルファベットや単語を一緒に探すと「アルファベットを書けるようになると、本ができる」と子供が気づくのだ。すると、自分たちのストーリーを書きたい願望が湧いてきたりして、一緒に本を作る遊びもできる。

写真は娘と作ったオリジナル作品だよ。髪を早く伸ばしたい、るいちゃんの考えたストーリーで『るいの髪とるいのお尻が初めて会った時』となっている。(笑)

他にやっていることでいうと、アルファベットを学んだら、アルファベットのビーズを使って各ぬいぐるみに名前のネックレスを作るとか、たくさんあるけど、今のところ一番効果ありなのは、アメリカに居るGRANDMAに手紙を書く事です! すると、嬉しい返事とともに、グランマからのお土産が帰ってきたりするけん、なおよか!(笑)

4) 『英語でしなさい』は無し

英語は何の為に使っているのかを子供に常に見せているし、それを理解してもらっているから、子供達にとって英語は使える道具の一つになっている。やけん子供達が自然と使いたがるのです。好きなテレビ番組は英語やし、好きな人とのコミュニーケーションも英語やし、ローマ字ノートをやりたいと言う時、英語の本を読みたいと言う時は多いです。でも、そう言われない時は無理にさせようとしない。あくまでも、ランゲージっていうのは役に立つ存在で、可能性を広げてくれる存在であってほしいですから。義務教育で英語を勉強しだすと、正解と不正解があり、宿題があり、テストなどもあり、面倒なことがいっぱいある時期がいずれ訪れるやろう。学校でのお勉強の役割は大切だと思っているけど、その時期がやってくるまでは、できるだけ楽しく英語に親しませたいので、正解不正解は強調しすぎないようにしたい。

だけど。。。やっぱ正しい英語や日本語を話してほしいな。そこで、子供(もしくは奥さん)との英会話時に、もし文法のミスや発音の違いが出た場合、パパとしては先生ぶって「そうじゃなくて、こう。言い直しましょう」とは言わない。そうしてしまったら、お勉強感が出て、嫌に感じやすいと思うので、RECASTING (リキャスティング)という方法を使っています。リキャスティングとは、間違っている部分を訂正して相手が言い直すようにせんで、相手のミスを強調せずに正しい言い方を使ったお返事をするという方法です。

例えば、私が「昨日、車にスーパーに行くでした」という発言に対して、日本人の相手が「昨日、車でスーパーに行きましたか? そこで何を買ったんですか?」とシレッと私に正しい言い方を聞かせる。この優しい方法は言語取得に効果的とされとるし、上手く会話をする為のミラーリング技法に近いから、コミュニーケーション能力も高められて、信頼性を深める効果もある!

ミラーリング技法について:https://entry-inc.jp/ownmedia/communication/1185/

我が家では以上のようにやりよるばってんが、参考になりそうなとこあった?

是非、考えてみて、皆さんからの質問やアドバイスがあれば、ボビーの公式インスタなどでコメント下さいね!

そいぎ、See you next time!

ボビー・ジュード

ボビー・ジュードタレント・料理家

1983年アメリカ生まれ。22歳で来日。日本語や日本文化、和食にハマり、福岡や佐賀を中心にレポーターやラジオDJ、モデル、役者として活動。特技の料理も生かして「ボビー’Sキッチン」のコーナーをサガテレビにて放送中。instagram.com/bobbyjudo

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