連載:カツヤマケイコのコミックエッセイ カツヤマケイコの絵日記 火おこし体験も。遊びを作って大興奮!のプレーパーク
みなさん「プレーパーク」はご存知ですか?
テレビや雑誌で見かけた方も多いかも? 以前『Hanakoママ』でも紹介されていましたね。
ザックリ説明すると
従来の公園とは違い、備え付けの遊具などはなく、子ども達が想像力を使い自分たちで工夫をして、遊びを作り出す遊び場のこと。
拙著の『男の子の乗り越える力を育てるワンパク体験』というコミックエッセイでもお世話になりました。
今回、長男の柊太は習い事のため、京香(5)と駒子(2)を連れて遊びに行くことに。
誘ってくれたのはイラストレーター友達のカワハラユキコ。
同じくイラストレーター友達のとげいつこ&フクチマミ計4家族で遊ぶことになりました。
ちなみに京香はいつも「女の子チームでお出かけ」と言うと、家族全員でのおでかけよりテンションは2割増しで高くなる。「女の子チーム」に甘美な響きを感じているのであろうか…。
話戻って「プレーパーク」、私と京香以外は初体験。皆、着くなりその「おもしろそうな感じ」に声をあげていた。
私も久しぶりだったので、最初のうちはついつい「それはダメ」「これは危ない」なんて思考になりがちだったが
「いやいや、ここはプレーパークだった!」と徐々にストッパーを外していくことができた。
そうなると、あんまり子どもを見なくなって、同業ママ同士で仕事や育児の話で盛り上がる。
プレーパークのいいところは、子ども同士でいろんな遊びを発明し、モーレツに遊んでくれるので
ある程度子どもから解放され親たちは親たちで楽しめるところ。
これが普通の公園だとつきっきりで遊んでやらなきゃいけないので会話なんてゆっくり楽しめないもんね。
お昼時には皆で小枝を集めて子どもらにはマッチをする体験をさせ、火をおこして持参したおにぎりを焼いたり食後はホットケーキを焼いて食べたり。
駒子はまだ2歳なので必ず昼寝をするのだけれど、あまりの楽しさに覚醒しちゃっているのか、限界であると思われる15時をすぎてもはしゃぎまくり。
夏の日差しにどんどんと体力を消耗するのは日陰で座っているだけのはずのアラフォーの母たちばかりなのであった。
途中、習い事を終えた柊太とダンナも参加。
すぐに帰るつもりで迎えに来たダンナも初めてのプレーパークに童心が刺激されたのか、ふと気づけば滑り台の上に(笑)
そこからしばらく皆で遊び(正直私はもう体力が限界であった)、17時頃まだ遊びたがっている子どもらを引きずりつつ帰路についた。
そうして翌朝、疲れすぎた体は9時間寝ても一向に回復せず、なかなかベッドから起き上がれない。
子どもらに「いいかげん起きろ」と馬乗りで起こされる羽目に。
子どもの体力無尽蔵。
…40代育児の限界をみた気がしました。