連載:カツヤマケイコのコミックエッセイ カツヤマケイコの絵日記 娘の働く姿に制服萌え……。キッザニアデビューしました!
先日、初めての『キッザニア』へ娘二人を連れて行ってきた。いつかは行こうと思っていたが、「めっちゃ疲れそう」という理由で二の足を踏んでいたところに、友達が割引クーポンをくれたので、思い切ってこの機会に行くことに。
当日は二人とも保育園を休ませ、朝から満員に近い電車で揺られ、豊洲まで向かう。
正直、この時点でまぁまぁ疲れている。
40歳になってから一段と体力がなくなってきた。
このあと6時間、年齢が満たず体験できない駒子と共に、見守り続けるという苦行をこなせるのか心配しつつのスタート。
こういう時にいつも「若いうちに産んで体力のあるうちに子育てするのもアリだったな…」と思う。
まぁ、あとのまつりですけどね。
さて、初めての施設なのに下調べをまったくしてこなかった私。
どんな職業体験があるのかもよく知らない。
(ちなみに3歳未満は体験できないというのも直前に知った)
2、3日前にたまたま友達がFacebookに写真をあげていたピザ屋さんが楽しそうだったので、とりあえずそこへ行く。
午前の部の一番乗りだったので並びもせずに難なく入れた。
その間にこれまた別の友達がおすすめしていたファッションショーを予約しておこうと劇場前に行くも、本人(子ども)じゃないと予約はできないとのこと。
子ども主体の世界だもんな、それは仕方ない。
しかし京香に予約させようにも、すでにピザ屋で待機中。
ピザ屋が終わり次第ショーの予約に向かい、無事12時からの回を予約できたがピザ屋体験中はずっと定員が埋まってしまわないかとドキドキだった。
ちなみに予約はひとつ入れると、その予約した職業体験を終えるまで次の予約はできない。
ということはファッションショーの終わる13時頃まで次の予約が出来ないと言うこと。
…このへんが無計画故の効率の悪さなのだが、もうどうしようもない。
ピザ屋を終えた後、次の職業へと思うも、すでにどこも並んでいる様子。
誰も並んでいない「床屋」を見つけたが、なんとなく地味。
見るからに女子受けしなさそうだったけれど、ピザ屋での体験に気分がアガリ始めた京香は体験できるなら何でもいい様子だったので放り込んでみた。
最初の印象通り地味。
でもすんなり入れたからヨシとする。
そうこうしている間にいよいよ人も増えてきた。
その後は多少並びつつ「ガソリンスタンド」「デパート」を体験。
その時点で11時前。
ファッションショーまでにお昼をすませようと思ったがそれには少し時間が余るのでちょうど定員に空きの出ていたサラダ屋に送り込む。
もちろん昼食に一品増やす目的もあって。
冷めたピザと作り立てのサラダ(作り立ての意味はあまりない)で昼食をとり、いよいよメインイベントのファッションショーの受付へ。
衣装合わせを待つ間、劇場のイスで一休み。
体力&スマホのバッテリーを回復するにはよいタイミングであった。
ファッションショーはリハーサルから見学できて、その後音楽や照明も本格的なショーが始まる。
小さい子もそれなりにポーズをきめていて、モデルやアイドルさながら。
駒子も2歳にして女子の部分が出てきているのを思うと、性ってすごいと思わざるをえない。
んで、ものすごい楽しみにしていたはずの京香はというと…
緊張のためか終始能面のようであった…。
もしかしたら楽しくなかったのかな?と思い後で聞いてみたところ、その日一番楽しい職業体験だったらしい。そ、そうか…。
その日の夜に描いていた絵↓
ショーの後は「バーガーショップ」「歯科衛生士」「ネイルサロン(お客)」を体験し、午前の部の15時いっぱいまでキッザニアを満喫してしまった…。
「ある程度経験させたら、なるべく早く帰ろう」と思っていた私も、娘が心底楽しんでいる姿をみると「もっといろいろ体験させてやりたいな~」という親心が疼きだし、帰る頃には、また来る約束もしてしまった。
次は来年、見学だけで不憫だった駒子が3歳になってからかな?
妹の話を面倒くさそうに聞く(というか聞いてない)息子。
「柊太も連れて行ってやりたいと思っていたけど、興味ないかな」なんて思っていたら、その翌々週に運動会の振替で平日が休みになる日があり…