連載:カツヤマケイコのコミックエッセイ カツヤマケイコの絵日記 劇団四季の『アラジン』に行ってきました!
そうこうしているうちに開演。
なかなか上がらない緞帳が七色に変化しとても美しい。
後ろのライトの光だけでこんなに表情変わるものなのか!?とこの時点でうっとり度200%。
しかし緞帳でうっとりしている場合ではない。
この後、めくるめく夢と魔法の舞台が繰り広げられるのですが、とにかく衣裳が美しい。
ダンスや歌も当然すばらしいのだけど、何度見てもどうなっているのかわからない仕掛け(本当に魔法のよう!)が盛りだくさんで、子どもも十二分に楽しめますよ~。
前半の途中から駒子が愚図りだし私のひざの上に移動。
何かブツブツ言っているので聞くと「こわい…こわい…」と身を固くしている。
ジャファー(悪者、大臣)とイアーゴ(大臣の手下)の場面は確かに照明も暗くて、音楽も役者さんの声も低音なので怖がるのもわかるのだが、それ以外の場面でも「こわいの…」と言っている。
どうも大きな音にビビっているらしい。
私の膝の上で身を縮めているうちに眠ってしまった。
3席買ったうちひとつは荷物置き場となる…。
四季さん…3歳、客扱いしてくれなくてもいいっすよ!!
休憩をはさみ第二幕。
幕開けから一気にテンション上げて、観客の心を鷲掴みする四季の演出よ。
煌びやかな衣装とダンスにため息をもらす私の横で寝息を立てている人が!
このあと見せ場のひとつでもある空飛ぶ絨毯シーン、本当に飛んでいるような仕掛けを見せたくて、必死に京香を小突くも全然起きず…。
ここはぜひ見てほしかったのに…。
終盤ようやく二人とも目を覚まし、そこからは引き込まれるように最後まで観ていたが、絨毯よ~!絨毯を見せたかったのよ~!!!
それでも京香は楽しんでいたので感想を聞くと「リトルマーメイドの方がよかった!」ですってよ。
そんな『アラジン』の観劇でした。
まぁ…子連れでミュージカルなんてだいたいこんなもんですよね。
「子どもの時、親に連れられて観た舞台に感動し…役者を目指しました!!」みたいなことを期待してたけど、そんな展開にはならんよね…。
目指されてもそれはそれで困るけどさ。
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