
連載:カツヤマケイコのコミックエッセイ カツヤマケイコの絵日記 なんだかわからないガラクタに、興味しんしんの子どもたち
Vol.1 東京蚤の市

古道具が好きな私。
2年前くらいから気になっていた『東京蚤の市』に今年こそは行きたい! いや行くぞ!! と拳を振り上げようとしたら、「わし、その日出張」というダンナからのカウンターパンチをくらい倒れた。

あわよくばダンナに子どもら3人を見てもらい一人で出かけたい、なんて思っていたのに、私が3人見なくてはならないことになってもうた。
年2回のイベントに年数回のダンナの土日出張が重なる確率とは、いかほど!!!
どうしようかとかなり悩んだ。私しか興味が持てないであろう蚤の市に、遊びたい盛りの子どもら3人を連れて行って、果たしてゆっくり回れるのか……。
しかしちょうど我が家の家具が次々に滅びかけており、家具熱が高まっている今、どうしても蚤の市でステキなアンティーク家具のひとつやふたつ、手に入れたかったのだ!

というわけで、やっぱ出かけることにしました薄曇りの中。乗り換え2回あるものの片道約30分。着いた京王閣(競輪場)での蚤の市は入り口ゲート入って1件目から私好みの汚い小物がいっぱい!
たまらん!!!!

ベビーカーは邪魔にならないところに置きつつ、数件回ってはベビーカーを取って移動。

即行で「帰りたいコール」をするかと思っていた子どもらも、なんだかわからないガラクタに興味がわいたのか予想外におとなしい。ナイス!!

一番下の駒子(1歳10ヶ月)も兄と姉に混ざって楽しんでる風。途中無駄な出費もあったが、いたしかたなし。

会場のちょうど真ん中あたりでは、ちょっと男前の大道芸人がパントマイムをしており長男柊太(7歳)は積極的に参加。飴や拍手をもらってご満悦であった。
今にも雨が降りそうだった空も、お昼ご飯を食べる頃には晴れて暑いくらい。ビールがうまい! ビールで流し込むピザもうまい!!

あちらこちらでワークショップも開催されており、子どもらも参加できそうな工作などあったが駒子がじっとしてられないので諦める。
ダンナがいればワークショップチーム(柊太&京香)とお店巡りチーム(駒子)に分かれて楽しめたのに…とここでまた出張中のダンナを恨んだりしてみた。
まぁでも一軒一軒じっくりと満足いくまで見られた訳ではないがいくつか気に入ったものも買えて私的には大満足。

子どもらも、なんだかんだ楽しめたようで、思い切って来てよかった。

来年もまた来よう!でもできればやっぱりひとりで来たいな~。なんて『Hanako ママ』のおでかけコラムの1回目を「ひとりで来たい」で締めてはマズいでしょうか…。
