
連載:カツヤマケイコのコミックエッセイ 「いい親」になった気分が味わえる……。多摩六都科学館【カツヤマケイコの絵日記】
この連載は……
人気イラストレーターで3人のママのカツヤマケイコさんが、毎回子連れのおでかけをレポートします!
第31回 多摩六都科学館

ついに今年も梅雨の季節がやってきましたね…。
1年生の時に1年間で6本も傘を壊した長男柊太も5年生になり、さすがにそうそう壊さなくなりました。
「そもそも雨でも傘をさしていない疑惑」もありますが…。
さて先日、家族でよみうりランドにでも行こうと思っていた日が雨で急遽、室内施設に変更。
ネットで調べるも、いまいち魅力的な場所がなく、おでかけ自体やめようかと思っていたとき『多摩六都科学館』の存在をふと思いだした。
息子や娘がたまに小学校から『ロクトニュース』なるものを持ち帰ってくるのだ。

一度行ってみたいと思っていたので、この機会に体験することに。
吉祥寺からバスで30分、行ってきましたよ~!

雨で皆考えることは同じなのか、なかなか混んでいる。
13時過ぎに着いたのだけど、この日のプラネタリウムは15時の回まで満席になっており、見られるとすれば、追加開催される17時10分のみ。「さすがに17時までおらんだろう…」と思い、入場券だけ購入した。
入場してすぐに「クイズラリーカード」を作る機械がある。
200円で自分専用のカードを作って、各展示室でクイズに答えるとポイントがたまるというしくみだ。
4歳の駒子にクイズはまだ無理だが、5年生の柊太と、2年生の京香がそれぞれカードを作成。
しかし何事であっても「負けるのがイヤ」な性分の2人。日和って一番難易度の低いコースを選んでいた…。(クイズの難しさを選べるのです)

館内には5つの展示室があり、「チャレンジ」「からだ」「しくみ」「自然」「地球」とテーマで分類されている。
最初の「チャレンジの部屋」が、体や頭を使う実践的な展示が多くここで皆、科学館に心を鷲掴みされる。テンションもあがり、いい出だしだ。

元素記号表では元素の素材が展示してあった。


次の「からだの部屋」に移る頃にはダンナも私も「これは…17時まで、いけそうだな!」という確信を持ったので、急いで17時の回のプラネタリウムのチケットを買いに戻った。
「からだの部屋」ではパズルや知恵の輪などで遊んだり「KAPLA」という名の板状の積み木で自由に創作ができる。


動体視力や反射神経を測る機械などもあり、大人でもあきずに回れる。
遊び感覚のものが多いが、しっかり学習できる展示もあり、科学館……なんか「いい親」になった気分が味わえますぞ。

そんな調子で残りの展示もじっくり回り、すべて観終わる頃には16時すぎになっていた。

上の階の「自然」「地球」は展示が中心です。
プラネタリウムまでの小一時間、柊太と京香は「もう一回行く!」と最初の展示室に戻り、各々気に入った展示をもう一度体験していた。元気…。
私は駒子とミュージアムショップをブラブラ。
カウンターに貸し出し&写真OKの小さい子限定の宇宙服があり着させてもらう。(青の宇宙服もあるよ!)

関係ないけど駒子さん、毎度のごとく靴が反対ですね…。これ、いつになったら直るんだろう…。本当に毎回、左右を逆にはく…。
さて最後になったプラネタリウムですが、なんとここの機械は1億4千個の星を投影できるらしくギネスに載っているものなのだとか。
解説してくれる専門スタッフも7人おり、それぞれに語り口が違い何回来ても楽しめるらしい。投影するテーマも2ヶ月ごとに変えているんだそうな。

また今回は来館が遅かったので間にあわなかったけれど、週末は魅力的な実験やワークショップも開催されていますよ~。

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